米韓関税交渉、合意できず・・明日、再会談
米韓関税交渉、合意できず・・明日、再会談(2026年1月30日)
去年、日米だけでなく米韓関税交渉で結構話題になって、本ブログでも子テーマとして追いかけていましたが・・まさか、今年になってまたこの「関税交渉」「合意できず」という内容を書くことになろうとは、さすがに思っても見ませんでした。25%宣言に驚いた韓国の閣僚たちが次々と訪米、または訪米予定ですが、金正官 産業部長官が米国のラトニック商務長官と会談しました。 YTN (30日)、 ソウル経済 (30日)など多くのメディアが報じています。金長官は会談の前、昨日の関連記事などで、今回のトランプ政権の対応を「誤解がある」としていました。国内の立法の進行状況について誤解があるようなので、それについてちゃんと説明する、米国への投資に関しては政府の政策、立場には何の変化もない、と。何かを変える必要はなく、説明すればそれで通じるだろうというニュアンスでした。
でも、どうやら会談でなにかの合意(?)にはいたらなかったようで、明日、再会談することになったとのことです。国会に関連法案が発議されているのは事実ですし、遅れてはいますが、別に通過させないとかそんな話は出ていません。本当にこれ「だけ」なら、再会談までする必要はないので・・な気もしますが。やはり、他にもなにかあるのでしょう。個人的には、為替レートなどで対米投資できなくなったという副総理(上半期にはできないという話が公式にあって、そのあとに海外メディアによって『今年は行われないだろう』と報じられました)の発言が関わっているのではないか、そんな気がしますが・・もしそうだったとしても、公開的に「それが理由でした(てへっ)」なことにはならいでしょう。そうすると「政府」の責任になりますから。いま韓国政府は、国会の問題で、政府(李在明政権)の問題ではないとしています。以下、 <<~>> で引用してみます。
<<・・ 金正官 産業通商部長官が、米国の関税再引き上げリスクに対応するためにハワード・ラトニック米国商務部長官に会いましたが、合意点を見つけることができませんでした。現地時間29日午後5時ごろ、ワシントンDC商務部庁舎に到着した金長官は、ラトニック長官と会話した後、午後6時24分ごろ庁舎から出てきました。金長官は取材陣に「多くの話をして明日の朝にまた会うことにした」としながら「まだ結論が出たわけではない」と明らかにしました。また、米国の関税の引き上げを防いだか、という質問には、「そうやって、防いだとか、防げなかったとか、そういう話まではしていません」と答えました(※以下、対米投資特別法というものが出てきます。関連法案を通過させること自体が重要というのももちろんありますが、米韓関税交渉は、韓国国内法では実行できない内容が多く、この特別法が国会を通過しないと投資できません)・・
しかし、対米投資特別法の場合、韓国国会での発議だけでも米国が関税を下げることに合意したし、貿易合意に特別法制定の期限を釘付けなかったにもかかわらず、米国がこれを問題にすることは、韓国の対米投資推進速度に不満を抱いてより早い履行を圧迫しようとする意図だとの指摘も出ています(YTN) ・・>>
<<・・ 金長官はこの日午後5時頃ワシントンDC商務部庁舎に入り、午後6時200分頃に庁舎から出てきた。金長官は「多くの会話があった」とし、「明日の朝にもう一度話をしてみようと思う」と話した。「関税の引き上げを防いだか」という質問に、金長官は「防ぐとか防げなかったとかそんな話までは、出ていない」と答えた。 「どんなものを求めるか」という質問にも「明日の朝また会うことにした」とだけ話した。金長官は当初、30日の午前に飛行機で韓国に帰国する方針だったが、30日午前、ラトニック長官との追加会同の予定ができたとこで、帰国の日程も多少ズレる可能性が提起されている。
金長官は「まだ結論が出たわけではない」とし「関税引き上げの官報掲載の日程についても言及するのか」という質問には「そんな話まではしない」と答えた(※昨日もお伝えしましたが、官報掲載の手続きに入ったという話が出ています。本当に関税を25%にするなら、大統領が署名し、それから官報に掲載されることで効力を発揮することになります)。先にトランプ大統領は、韓国国会での米韓貿易合意関連の対米投資特別法の通過が遅延されていることを理由に、韓国に対する関税を15%から25%に上げると予告した(ソウル経済) ・・>>
・以下、コメント・拙著のご紹介・お知らせなどです 本 エントリーにコメントをされる方、またはコメントを読まれる方は、 こちらのコメントページをご利用ください。・ 皆 様のおかげで、こうして拙著のご紹介ができること、本当に誇りに思います。ありがとうございます。まず、最新刊(2025年8月30日)< 韓国リベラルの暴走 >です。韓国新政権のこと、日韓関係のこと、韓国において左派という存在について、などなどに関する本です。・ 準 新刊は< THE NEW KOREA >(2025年3月2日)です。1920年代、朝鮮半島で行われた大規模な社会・経済改革の記録です。原書は1926年のものです。・ 既 刊、< 自民党と韓国 >なども発売中です。岸田政権と尹政権から、関係改善という言葉が「すべての前提」になっています。本当にそうなのか、それでいいのか。そういう考察の本です。・ 詳 しい説明は、 固定エントリーをお読みください 。・ 本 当にありがとうございます。
- 韓国メディア「日本は、米・イランの仲介役になるのだろうか」
- エネルギー危機・・韓国、ナフサ輸出を全面中止、しかし業界では「効果は微々、ナフサの種類が違います」
- 韓国メディアのヒューマノイドロボット関連記事・・「空中回転はできても、机の上のコインを手で取ることは難しい」
- 豪の大手CEO「レアアース、韓国とドイツは不足に直面するだろう」、「日米は先行できている」
- 韓国メディア「G7各国、高市首相に『ラブコール』」