『やまなし』で宮澤賢治が伝えたかったことは何か?あらすじから解説まで!
『やまなし』で宮澤賢治が伝えたかったことは何か?あらすじから解説まで!

『やまなし』で宮澤賢治が伝えたかったことは何か?あらすじから解説まで!

この記事では、『やまなし』で宮澤賢治が伝えたかったことについて解説していきます。結論から言うと、『やまなし』で宮沢賢治が伝えたかったことは「死の怖さと生の喜び」です。その理由を知るために、まず作品の対比構造を押さえておかなければいけません。

魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は まばゆく白く光って 又上流の方へのぼりました。 「 いゝねえ。暖かだねえ。 」 「 いゝねえ。 」 「お魚はなぜあゝ行ったり来たりするんだらう。」 「お魚は早いねえ。」 その魚がまた上流から戻って来ました。今度は ゆっくり落ちつ いて水にだけ流されてやって来た のです。その影は黒くしづかに砂の上をすべりました。 「お魚は……。」

魚がこんどはそこら中の黄金の光をまるっきりくちゃくちゃにしておまけに自分は 鉄いろに変に底びかり して、又上流の方へのぼりました。 『お魚はなぜああ行ったり来たりするの。』 弟の蟹がまぶしそうに眼を動かしながらたずねました。 『 何か悪いことをしてるんだよとってるんだよ。 』 『 とってるの。 』 『うん。』 そのお魚がまた上流から戻って来ました。今度はゆっくり落ちついて、ひれも尾も動かさずただ水にだけ流されながら お口を環のように円くしてやって来ました 。その影は黒くしずかに底の光の網の上をすべりました。 『お魚は……。』

それから、「悪いことをしてるんだよとってるんだよ」というところも 死を連想 させて少し怖いですね。

クラムボンの正体は?

『やまなし』-感想

・子どもの頃に考えたクラムボンの正体

賢治が答えを残していないので、いずれの説も 想像の範囲を超えることがない からです。

これはクラムボンの実像を把握していたという意味ではなく、自分の感性でイメージするクラムボンを 隙間なく信じていた という意味です。

今振り返ってみると、 非現実的なモチーフ を描く子が多かったですね。