【化政文化と元禄文化の違い】わかりやすく解説!!特徴や覚え方について
元禄文化と化政文化はともに江戸時代に花開いた文化です。 2つとも同時代に興った文化とはいえ時期、場所が違えば特徴も違います。 文化はどうしても政治史や経済史と切り離して考えがちですが、歴史の流れ
現代において、お金が欲しい時にはアルバイトを増やそうと考えたりするものです。 しかし、江戸時代に入ると幕府や藩は自分の領地の収入を上げるためにアルバイトではなく新しい田んぼを作ることで必死でした。 今回は江戸時代の時に特に行われた『新田開発(しんでんかいはつ)』について簡単にわかりやすく解説し.
② 元禄文化の特徴そうしたこともあり元禄文化は華麗で人間的な文化とされます。
例えば、大和絵。土佐派と住吉派がしのぎをけずり、土佐光信・光起、住吉如慶・具慶といった優秀な絵師が誕生しました。
また大和絵ではありませんが、尾形光琳が装飾性に富んだ琳派と呼ばれる独自の画風を確立しました。
浮世絵が芸術として確立されたのもこの時期です。
菱川師宣が遊女をモデルに描いたことがきっかけです。遊女を描いたのは華麗な町人文化だからこそです。
焼き物では野々村仁清、尾形乾山、染め物では宮崎友禅が有名です。
一番有名なのは井原西鶴が中心となった浮世草子。浮世草子は町人や武士の生活を描いた小説のような読み物です。
【浮世草子とは】わかりやすく解説!!仮名草子や浮世絵との違いは?内容や特徴など江戸時代に生まれた『浮世草子』はそれまでの小説と異なり、新しい文化として覚えておきたい重要なものです。 今回は浮世草子とは何か、浮世草子が生まれるまでの流れについてわかりやすく解説していきます。 浮世草子とは (浮世草子「好色一代男」 引用元) 浮世草子とは江戸時代前期~中期に生まれた小.
また、劇場などの娯楽施設も整備されていったので人形浄瑠璃や歌舞伎も発達していきます。
人形浄瑠璃も当時の世相を反映して恋愛・心中・殺人などをテーマに描いた世話物、時代劇のような時代物といった 2 つのジャンルに分かれています。
特に近松門左衛門は脚本家として竹本義太夫は人形浄瑠璃の演者として有名でした。
また、俳諧もこの時期に盛んになり形式ばった俳句を嫌がり町人が自由に楽しめるように好きな用語と日常を描くことのできる談林派と呼ばれる一派を西山宗因は作り上げました。
【俳諧とは】簡単にわかりやすく解説!!連歌・俳句との違いは?意味や歴史について俳諧が生まれた歴史や、連歌や俳句と一体どのような違いがあるのでしょうか。 今回は、日本の文芸“俳諧(はいかい)”について簡単にわかりやすく解説していきます。 俳諧とは (俳諧 画像引用元) 正しくは「俳諧の連歌」もしくは「俳諧連歌」とよび、滑稽な連歌という意味があります。 伝統的な連.
西山宗因の弟子であった松尾芭蕉は談林派を発展させ俳諧を芸術にまで高め蕉風俳諧を作り上げました。
化政文化とは?
化政文化は元禄文化とはうってかわり派手な要素は少なくまた庶民も参加できるような文化でした。
また、派手な文化ではなく人々の移動も多かった時代なので地方に持ち込まれることもありました。
①化政文化の背景寛政の改革が終わってからはしばらく平和で作物もよくとれる時代が続きました。
【寛政の改革とは】簡単にわかりやすく解説!!目的や内容・結果・その後など政治というのは難しいもので真面目な人がやるとなんだかんだ失敗してしまうケースが多いです。 寛政の改革もそんな真面目すぎて失敗してしまった改革の1つでした。 今回は、そんな『寛政の改革』について簡単にわかりやすく解説していきます。 寛政の改革とは? (松平定信 出典:Wikipedia) .
しかも財政力がバックにないものですから庶民でも参加可能な大衆文化も盛んになっています。
また、貨幣経済が農村にも浸透したことや全国の城下町、港町などが発展を遂げたこと、そして誰でも参加できる文化であることも相まって地方にも波及していきました。
そして、この頃から外国が日本に接近したこともあり洋学が流入し今までの朱子学や幕府の体制に対して反発的な学問が芽生えたのもこの時期です。
② 化政文化の特徴化政文化は大衆文化が花開いた文化です。
例えば、歌舞伎。元々歌舞伎は庶民向けのものではありませんでしたが化政期には庶民でも鑑賞できるような価格帯になりました。
【歌舞伎の歴史】簡単にわかりやすく解説!!誕生の背景・歴史・代表的な役者など日本を代表する伝統芸能のひとつである歌舞伎。 現代でも歌舞伎役者の市川海老蔵さんなんかはとても人気がありますよね。 しかし、その始まりや歴史について、「なんとなくイメージはあるけれど、いまいち知識が整理できていない…」という方も多いのではないでしょうか? 今回の記事では歌舞伎の始まり・どのよ.
脚本家の鶴屋南北が手掛けた『東海道四谷怪談』は有名になりまた市川團十郎、尾上菊五郎などの名優も生まれました。
また、庶民生活の滑稽さをテーマにして描いた滑稽本、恋愛事情を描いた人情本、勧善懲悪をテーマにした歴史文学である読本、勧善懲悪や恋愛などをテーマに子供でも読めるような内容である合巻などの読み物が流行しています。
絵画では浮世絵が流行りました。
化政文化の浮世絵で押さえなければならないのは多色刷りの木版画技術が開発されたということです。
そのおかげで浮世絵は爆発的に広まりました。安藤広重の『東海道五十三次』、葛飾北斎の『富嶽三十六景』は有名です。
画家でない人が手掛けた絵を文人画といいます。
これは今も文化として残っており、御蔭参り、西国三十三ヵ所、四国八十八ヵ所として広まりました。
地方にも伝播していったのがこの時代の文化の特徴といえます。
化政文化と元禄文化の重要人物の覚え方
- 元禄文化・・・華やかで人間的。
- 化政文化・・・地味。渋くて誰でも出来そう。一方で外国の影響もある。
「元禄が、近い日を待つ」
②化政文化の覚え方「家政婦の清子、家事・歌が好き」
まとめ
✔ 元禄文化は江戸時代前期に上方中心に花開いた町人文化。
✔ 元禄文化は華麗で人間的と評される。
✔ 化政文化は江戸時代後期に江戸中心に花開いた文化。
✔ 化政文化は庶民でも参加できるような文化である。
✔ 化政文化は地方にも波及した。
✔ 化政文化の学問には洋学の影響がみられる。
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