♪「牧場の朝」
www.youtube.com 作曲:舟橋栄吉 作詞:杉村楚人冠 初出昭和7年(1932)12月「新訂尋常小学唱歌(四)」 一ただ一面に立ちこめた牧場の朝の霧の海ポプラ並木のうっすりと黒い底から 勇ましく鐘が鳴る鳴る かんかんと 二もう起き出した小舎小舎のあたりに高い人の声霧に包まれ あちこちに動く羊の幾群の鈴が鳴る鳴る りんりんと 三今さし昇る日の影に夢からさめた森や山あかい光に染められた遠い野末に 牧童の笛が鳴る鳴る ぴいぴいと 牧場の朝(まきばのあさ)は、日本の文部省唱歌の一つ。福島県岩瀬郡鏡石町にある牧場、岩瀬牧場がモデルとなったとされる。作詞者は定説として杉村楚人冠、作曲は船橋栄吉。…
作曲:舟橋栄吉
作詞:杉村楚人冠
初出昭和7年(1932)12月「新訂尋常小学唱歌(四)」
一ただ一面に立ちこめた牧場の朝の霧の海ポプラ並木のうっすりと黒い底から 勇ましく鐘が鳴る鳴る かんかんと
二もう起き出した小舎小舎のあたりに高い人の声霧に包まれ あちこちに動く羊の幾群の鈴が鳴る鳴る りんりんと
三今さし昇る日の影に夢からさめた森や山あかい光に染められた遠い野末に 牧童の笛が鳴る鳴る ぴいぴいと
先日、所属する混声合唱団の4年ぶりの定期演奏会が無事に終わり、今後の練習曲目を見た中に、この「牧場の朝」がありました。 戦前・戦後を通じて小学校の音楽教科書(4年生)に載り続けた有名な歌ですから、もちろん知ってはいるたのですが、それよりも毎朝食べているヨーグルトの商品名が同じなので、心の中で苦笑したようなことです。
いつかもこのブログの中で書きましたが、小学4年生当時の私は、歌は好きなものの、人前で歌わなければいけない音楽のテストとなると、口から心臓が飛び出しそうになるぐらいドキドキするほうで、歌唱には全く自信がありませんでした。 ただ、歌詞の中の表現にはこだわる(?)ほう (後に国語科教員となったことと関係があるのでしょうか・(^0^)) で、一番の「うっすりと」とか「黒い底から 勇ましく」(「黒い底」って?)などの言い回しが、妙にその後も長らく心に残り続けたのでした。
最近、ネットで検索していると、作曲者の舟橋栄吉氏は兵庫県明石市の出身。東京音楽学校(現・東京芸術大学音楽学部)では声楽科の主任教授として、あの藤山一郎さんなどの恩師に当たる人であったとか。
また、長らく「作詞者不詳」(昔の文部省唱歌には多かった)とされてきたものが、実はジャーナリストの杉村楚人冠によるものだということが定説となっていることも初めて知りました。
(高等女学校の教科書(「女子新読本 巻四」至文堂、大正15年)などに掲載された杉村楚人冠の紀行文「牧場の暁」の内容が、この曲の歌詞に似ていることなどから・・・)
「尋常小学唱歌 第四学年用」より 広島大学図書館教科書画像データベース