テンソルの大雑把な意味と正確な定義
テンソルの大雑把な意味と正確な定義を紹介します。テンソルと多次元配列の違いについても解説します。
このベクトル $\overrightarrow$ は、基底 $e=(\overrightarrow,\overrightarrow)$ を定めれば、2つの実数 $(T^1,T^2)$ で表現できます: $\overrightarrow=T^1\overrightarrow+T^2\overrightarrow\\ =(\overrightarrow,\overrightarrow)\beginT^1\\T^2\end$
そして、基底を $(\overrightarrow,\overrightarrow)=(\overrightarrow,\overrightarrow)R$ のように変換すると、 $\overrightarrow=(\overrightarrow,\overrightarrow)R^\beginT^1\\T^2\end$ となるので、新しい基底での成分は $R^\beginT^1\\T^2\end$ となります。
つまり、平面上の「普通の」ベクトルは以下の2つを満たすので、1階反変テンソルと言えます。 ・基底を決めると1次元配列(成分を並べたもの)が決まる ・$p=1,q=0$ の場合の成分の変換規則: $T^(eR)=\displaystyle\sum_(R^)_^T^(e)$ を満たす
例2. 線形写像
線形写像は 1階反変1階共変テンソル です。線形写像は、基底を決めると表現行列 $A$ が定まります。
そして、基底を変換する(基底の変換行列を $R$ とする)と、新しい基底での表現行列は $R^AR$ となります。詳しくは 相似変換の意味、表現行列や基底の変換行列との関係を整理 に記載しています。
よって、線形写像は以下の2つを満たすので、1階反変1階共変テンソルと言えます。 ・基底を決めると2次元配列(表現行列)が決まる ・$p=q=1$ の場合の成分の変換規則を満たす
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