【アンケートまとめ】“子育て家族の防災”実態調査② 「これがあってよかった!」被災経験者の声
家庭での防災について考える企画、第2回は被災経験者の方の「これがあってよかった」「これがなくて困った」という体験談をご紹介します。家庭での備えの参考にしてください。
子どもは被災したとしても、普段と変わらない食事を求めるので、子ども用のレトルトを普段から時々食べさせて、慣れさせておき、非常用として1週間ぶんほど買い置きをしている。またミネラルウォーターも飲めないと意味がないので、普段から飲ませている。スポーツ飲料も常備し、ストックをしている。スポーツ飲料は水より賞味期限が短いので、風邪をひいた時に飲ませ、その時に買い替えをしている。 (宮城県 ゆいにゃんママ)
東日本大震災の時に一番あってよかったのは温めずにそのまま食べられるレトルト系の食品と、水、暖をとれるストーブでした。知人の赤ちゃんがいる家庭は、ミルクと、それを溶かすお湯がなくとても困ったと言っていました。食のありがたみにあらためて気付かされました。なのでまたいつなにがおこっても大丈夫なように防災対策は整えています。 (岩手県 ゆうきりん)
【食事の時に便利だったもの】
東日本大震災の時に電気、水道、ガスが全て止まってしまいましたが、カセットコンロがあったのでお米は炊くことができました。それ以来カセットコンロと予備のガス、備蓄水、お米は切らさないようにしています。 (埼玉県 まちお)
カセットコンロ。我が家もしかり、オール電化やIHが増えているので、去年の北海道大規模停電の際、カセットコンロが売り切れ、コンロ難民が多くいました。お湯が沸かせないと衣食にとても不便。 (北海道 ぽやん)
皿にラップをしいて食事をすることで、洗う水を使わすに済んだので、ラップ、割り箸があってよかった。 (福島県 ミサ)
子ども用の使い捨てスプーン&フォーク。断水になり食器が洗えないので、使い捨ての食器を使おうと思ったが子ども用のはなかった。大人用のだとさすがに食べにくいので、用意があれば良かったなと思いました。 (愛知県 らんママ)
子どもの健康を守るために… おしりふき。おしりふきという名前だけど、全身使えるので、お風呂に入れない、手が洗えない等、子どもだけではなく大人にも使えるので。 (大阪府 ほーにっひ)オムツはいくつあれば分からないしかさばるので、真空バックに詰めて空気を抜きました。 あとは、意外と盲点のマウスウォッシュは準備しておいて良かった。 (栃木県 るる)
おむつが無くなってしまう、もったいない気持ちが勝り、マメに代えてあげることができずにおしりがかぶれてしまい、薬を手に入れることが難しかったので、おむつとおしりふき、子どもが使用する薬などです。 (兵庫県 ピップ)
肌が荒れやすい子どもだったので、清拭できるものと、保湿クリームは必要だと思いました。 (東京都 ケトコ)
子どもの気持ちを落ち着かせたものは… 【絵本やおもちゃ】 後回しにしてしまうが、小さい子にはやはり、おもちゃや絵本が必要でした。 (福島県 バタ子ママ)子どもの暇つぶしになるようなもの。小さければ絵本など、小学生くらいならトランプなど。 (福島県 けみ)
知り合いが地震後避難所で過ごした時、普段遊んでいるおもちゃや絵本があって良かったと言っていました。他の小さい子にも貸してあげたけど、自分の使っているおもちゃじゃないと泣いてしまう子もいたようで、普段遊んでいるおもちゃを2、3個持ち出しておいて良かったそうです。 (東京都 つう)
絵本やシールブック、音の出ないおもちゃ。避難所での共同生活の中で、どうしても子どもが騒いでしまうので周りへの迷惑になってしまうのが気になりました。静かに遊べるおもちゃや絵本があればよかったなと思います (岩手県 ぱち)
【お気に入りの歌】 長男が生後5か月のときに東日本大震災が起きました。関東圏に在住でしたが揺れが大きく、そのとき住んでいたマンションは1日電気、ガス、水道が止まりました。自分が不安になってしまって、でもその気持ちが赤ちゃんだった子どもに伝わらないように、音楽の鳴るおもちゃを使ってあやしていました。童謡や「おかあさんといっしょ」の歌は子どもだけじゃなく自分も癒されたので手元にそういう玩具があるといいと思いました。 (神奈川県 にこ)
Eテレ大好きな娘は停電でテレビが見られなくなった時は大変でした。とにかく絵本で耐えていましたが、夜になり真っ暗でどうしたら良いか考えた時にスマホに「いないいないばぁ!」や「おかあさんといっしょ」の音楽を入れていたことを思い出しました。大好きな歌が流れると安心したのか、テレビが見られなくても落ち着いたように感じました。 (大阪府 くみっきー)
避難生活で役立ったもの 毛布。寒い時期だったので丸めて子どもをねかしたり、日中は下にひいてフワフワに。寝袋を今度は買っておこうかと思って時がたってしまった。 (京都府 たぬこ)体育館に避難しましたが寝かす時に、床にしく分厚いものと上にかけるブランケット・タオルは必須だと思いました。アルミシートなど熱を逃がさないものを下に敷くといいと思いました。 (岐阜県 おさゆ)
知人の話では、透明ではないレインポンチョがあると、着替えや授乳、防寒などに使えたそうです。 (東京都 ここあ)
子どもの頃に阪神淡路大震災で被災しました。親になってから当時を振り返ると、抱っこひもは必要かと思います。避難の際の移動に必要なのはもちろん、家の中でもガラスや家財などの破損で子どもを歩かせられる状況ではありません。 (大阪府 みった)
簡易的な抱っこひも。歩き始めた子をいざというときに、とりあえず抱えたはいいがおとなしくしてくれるともか限らないなかで、防災リュックも持ち出してとなると逃げるのも大変なので制御がきく抱っこひもがあった方が避難もスムーズにできるし、避難した後も役立つから。 (埼玉県 こたまま)
熊本地震の際に親戚が被災し、タオル、レジ袋、おしりふきはいくつあっても困らないし何にでも使用できるから避難用具に入れておくように教えてもらいました。タオルやレジ袋でおむつの変わりにもなるし、おしりふきはお風呂に入れない場合にも活用できるので助かったと。 また、環境が変わると肌トラブルが起きがちなため、ベビーパウダーと保湿剤も持っておくと良い、ベビーパウダーは髪の毛の汚れを取るのにも役立つので持っておくと便利と教えてもらい避難用具にいれています。 (東京都 そうたママ)
熊本地震の時に義実家で被災しました。周りの方の話も聞くと一番に水と話していました。その次は食料、食器も全て割れたので紙コップや紙皿、洗うこともできないのでラップがあると良かったです。ガスの復旧が一番遅かったのでガスボンベやカセットコンロも必要だと思いました。 子どもがいる家庭ではやはりおむつ、水、食料が欠かせないと思います。地震後天草発祥のもっこがテレビでも取り上げられましたが、本当に便利だと思います。抱っこひも、授乳ケープ、掛け布団、目隠しの布にもなりいろいろ持たなくても大丈夫です。小さいお子さんがいる方にはおすすめします。 (静岡県 さやママ)
東日本大震災を子どもがいない状態で福島県で経験しましたが、周囲の人と連絡がとれる携帯電話、車や電車が動かなくなったときに使える自転車、断水したときに使える常備水、目が悪いのでメガネ、頭痛をよくするので薬…が必要だと思い出しました。子どもがいたら、ミルクやおむつやおしりふきはもちろんのこと、おもちゃやお気に入りのお菓子や柔らかい毛布が欲しいのではと思いました。 (青森県 さなまま)
東日本大震災を経験し、水道とガスが切断。かろうじて電気は使えた為電気ケトルは非常に使えた(カップラーメン、レトルト食品、寒かったので暖をとるにも)。水は常備してあって正解。飲料としてだけではなくトイレにも必要なので。断水で入浴不可な為,体を拭くのに汗拭きシートやウェットシート、赤ちゃんのおしりふきも何かと役に立つ。 テレビが破損しスマホなどもなかなか繋がらなかったので情報を得るためのラジオ,それに使用する電池のストックも必要。使い捨てガスのコンロも便利だった。スマホや携帯からのアクセス集中でなかなか繋がりにくかった時に公衆電話が一番繋がったので公衆電話のある場所を把握しておく事とテレフォンカードや小銭も必要だと思った。 (福島県 恵明遥)
新潟県の中越地震の被災時、昼は少し暖かい時期でも、夜の外はとても寒く防寒具が必要だと思いました。食料、飲み物は時間が経つにつれ救援物資として避難所に届きましたが、防寒具だけは被災した直後から必要でした。防災リュックの中、または防災リュックの近くに防寒具(防寒着)を季節にかかわらず置いておくことか大切だと思います。 (新潟県 まいたけ)
阪神淡路大震災で親戚宅が半壊し我が家に避難し10人ほどの集団生活を経験した過去があります。 地震のすぐ後に、母が機転をきかし、風呂に水をためていたので、トイレを流したりすることができました。これについては、あの時すぐお風呂に水を貯めておいて本当に良かったね。と今でも何回も話に出てきます。水の大切さを実感しました。 また、近隣の学校等にヤカンやポリタンクを持って給水に行ったりしました。私も幼いながら、地震の恐ろしさを初めて感じた日々を過ごしました。 それでも、命あればこそ… 半壊の家が直るまでの半年~1年の集団生活は、精神的にもつらいものですから、やはりメンタルケア、特に学校での児童に対する心のケアが必要だと思います。 (兵庫県 りんちゃん)
貴重な体験談をお寄せくださったみなさん、ありがとうございました。 この20年、本当に全国各地でさまざまな災害が発生したのだなということを、改めて実感します。 地震や台風が多い日本では、いつあなたが住む地域が被害にあってもおかしくありません。 その時になって焦らないよう、ご家庭での備えを見直してみてください。
▼【アンケートまとめ】“子育て家族の防災”実態調査 ① 災害への備え できていますか?
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