【キメラのつばさ】
【キメラのつばさ】

【キメラのつばさ】

ドラゴンクエスト大辞典を作ろうぜ!!第三版 Wiki*

初期はそれなりに存在意義のあるアイテムだったが、シリーズを追うにつれて本元のルーラの利便性が向上したことで、「シリーズの伝統で一応登場しているだけ」というポジションになりつつある。 下手したらルーラの習得よりも入手が遅い作品もあり、まともに使われる機会すらないことも…。 ただ、漫画や小説などの派生作品では「魔法が使えないキャラやMP切れでも使える緊急離脱手段」として登場することもある。【ルーラ草】に近い使われ方かもしれない。

各種【公式ガイドブック】によれば「雷に撃たれて死んだキメラの翼」。DQ1の説明書によれば「キメラが雷にうたれて死ぬと、その翼だけは、神秘的な飛行能力を秘めたまま地上に残るといいます」との事。 「安定して流通させられるくらい大量のキメラが雷に撃たれるのか?」という疑問が湧くが、その割には世界各地の道具屋で扱われているし比較的安価。 4コマ漫画では商人の一団が【いかずちのつえ】や【らいじんのけん】を使ってキメラを乱獲しているというネタが描かれていた。 当時はフリーダムな解釈ができたからこそだが今なお公式からの明確な回答はない。

DQ1

【ルーラ】と同じ効果で、使うとラダトームの城の前に移動する。 つまり帰還専用アイテムで、【復活の呪文】を聞きたいときに多く使われる。 ダンジョンでは使っても何も起こらないが、アイテムはきっちり消費され無駄になってしまう(DQ3まで同様)。

【マイラ】と【メルキド】の道具屋で売られている。 価格は70Gと序盤ではそこそこ高めだが、ルーラ習得がLv13と遅めなので、それまではこれに頼ることになる。 ラダトームには売っていないので、ストックが尽きたらマイラまで買いに行く必要がある。 【リムルダール】の宿屋の宝箱にも入っていて、町を出入りするたびに何度でも取れるが、毎回カギを2個消費する必要があるので実質106G相当と大損。

リメイク版 HD-2D版

値段は25Gに変更された。 また、【妖精の隠れ里】の【錬金の妖精】が【焼けこげた羽根】から【錬金】してくれる。 HD-2D版DQ3の仕様に準じており、飛び先を選ぶことができ、どこからでも使用できる。

ゲームブック(双葉社)

ゲームと同じ効果だが、使用できるのは【ローラ姫】救出後の強制イベントと、【りゅうおう】から逃げる際のみ。 店での購入のほか、【メイジキメラ】と【スターキメラ】を倒しても入手できる(只のキメラは出演自体していない)。 同書の発売はFC版DQ2より前であり、さり気なく「ドロップアイテム」というものを先取りした形である。

小説版

DQ2

なお、序盤には高額なこと(売却額60G)を逆手にとって換金アイテムとしても使える。 【湖の洞窟】の奥の宝箱に1個入っており、本作では洞窟を出入りすれば何度でも復活する。 しかもそこで出現する【おおねずみ】が1/16というそこそこの確率でドロップするため、ここで少し粘ってかき集めれば序盤の資金繰りに役立つ。 このアイテムは【バブルスライム】の【どうのつるぎ】のようにドロップ判定時に2倍ゴールドにならないので、入手のたびにいちいち町に売り飛ばさなくても何度でもドロップしてくれるのが魅力。

リメイク版

序盤でもムーンブルク地方では使う機会が多くなるが、宝箱から手に入るのは上述の湖の洞窟の1個だけであり、しかもFC版等と違い宝箱は一度しか取れない。 2個目以降が欲しいのなら店で買うかおおねずみのドロップに期待することになるが、おおねずみは【ムーンブルク】では比較的安全な敵なのでなるべくあとに倒してドロップを期待するのもあり。 買値が下がったということは当然売値も下がったので、換金アイテムとしての価値は下がった。

HD-2D版 ゲームブック(双葉社)

下巻でも普通に購入できる。 毒・呪い・死亡のいずれかの状態になり、治せる道具が無い場合、これを使うことで過去に訪れた任意の町にワープし、【教会】で状態を治すことになる。 状態を治せなければゲームオーバーであり、しかもこのアイテムを所有していない場合は徒歩で教会に向かわせられる。 その場合HPを20ポイントマイナスさせられる上、教会で治療を行うとそれとは別にHPを10減らされる。 同書での最大HPは30までしか上がらないので、「キメラの翼なしで状態異常にかかる≒ゲームオーバー」である。

DQ3

【ルーラ】と同じ効果で、移動中だけでなく戦闘中にも使える。 移動中は本作より行ったことがある候補地の中から選んで移動するという効果になった。 「どの町に行ったことがあるか」の情報がキャラごとに個別に管理されている点もルーラと共通であり、誰に使わせたかで行ける場所が違ってくることがある。

戦闘中に使うと確実に逃げられる。 どうしようもない強敵と出会ってしまい、「にげる」コマンドで逃げそこなうと死人が出るような場合はキメラの翼を素早いキャラに持たせておいて使った方が安全。 もちろん、ダンジョン内では効果がないので注意。 なおこれを使って逃げた場合は【アリアハン】まで飛ばされてしまうので、あくまでも緊急避難の用途となる。

FC版公式ガイドブックは、バラモス討伐以降の要素をほとんど伏せており、下の世界にしか登場しないキメラも未掲載。大アイテム図鑑のキメラの翼の説明書きをよく見ると、「雷に打たれて死んだキメラという生き物の翼だ。……」という具合にどこか、前々作(等)を未プレイでキメラというモンスターを知らない人がいることを意識したような表現である。

2024年夏に開催された「ドラゴンクエストカーニバル in 横浜みなとみらい」期間中にランドマークタワー展望フロアで展示されたFC版DQ3の開発資料では、キメラのつばさの説明に「戦闘中につかうとランダムワープ」という記載があり、DQ4のような効果を本作の時点で想定していたものとみられる。 実際ルーラの項目にもある通り、内部的には戦闘中の行き先がアリアハン固定になっているわけではなく、バグ技でアリアハンを忘れさせると【レーベ】もしくはそれ以降の、そのキャラが覚えている行き先の中から一番最初の場所に飛ぶ処理になっている。ランダムワープと言っても基本的にはそのキャラが覚えている行き先の中から選ばれるはずなので、わざわざ覚えている行き先を参照する処理になっているあたりは、ランダムワープを想定してプログラムした名残と言えそうである。

リメイク版

後のシリーズ同様、パーティの誰かが行ったことのある場所であれば、仲間の誰が使ってもその場所に行けるようになった。 また【ふくろ】が導入されたのでルーラを習得したあとも重宝する。 99個買っても2475Gとそれほど高くないのでMP温存のために常備しておくと良い。

HD-2D版 小説版

【賢者】のルカリオが持つ3枚だけが登場している。 彼はそのうち2枚を【武闘家】カーンと【カンダタ】に与え、【ギアガの大穴】に向かうよう促した。 残りの1枚は「上の世界へ帰れる唯一のもの」としてパーティに託されたが、勇者アレルはそれを仲間達への相談も無く【マイラ】の刀鍛冶夫妻に与えた。

DQ4

【ルーラ】と同じ効果で、現在の【章】で行ったことのある候補地から選んで移動する。 今作より、パーティの誰かが行ったことのある場所であれば、仲間の誰が使ってもその場所に行けるというおなじみの仕様になった。 戦闘中に使うと確実に逃げられる仕様も続投。 この作品からは塔は最上階のみ使用することが可能になった。 ただ、塔の最上階は【湖の塔】以外敵が出ないので、ほぼほぼルーラで代用されてしまうが。

本作からルーラと同様に、使うと空中に飛び上がるアクションが付いた。 ダンジョン内では飛び上がった後、衝突音とともに上端一杯で止まり、そのまま元の場所に落ちてくるが、キメラのつばさの場合はメッセージが「しかし キメラのつばさはてんじょうにぶつかっておちてきた」となる。 その通りで、翼そのものはなくならず手元に残る(ルーラの場合MPは消費される)。

第一章

プレイヤーが呪文を使えないキャラクターなのでさっそく出番か…と思いきや、なんと第一章に登場する拠点ではどこにも売られていない。 【湖の塔】の宝箱から手に入るのみだが、入手時期的に章エンディングでバトランドに戻るときぐらいにしか使えない。 ちなみにうっかりイムルに立ち寄らずにいきなりバトランドに飛んでしまうと、徒歩で往復することになるので注意。

第二章

【ブライ】がルーラを習得するため最終的には出番は無くなるが、二章の序盤では【あばれこまいぬ】が1/8と最高の確率で落とすため金策に役立つ。 ちょっと手強いが3人なら充分渡り合える程度の強さなので狙って最後に倒すのもいい。 ダンジョンでそれぞれ1個は拾えるようになっているため、わざわざ買っていく必要性はあまりない。

第三章

まず、【ボンモール】で【トムの息子】を脱出させるイベントで使用する。 【てつのきんこ】、【ぎんのめがみぞう】、お城への納品といったスルーできるアイテムやイベントの類ではないクリア必須条件となるため、見ようによっては重要アイテムの一つになった。 量産の消費アイテムが必須イベントなのは前作の【きえさりそう】と同じだが、そちらはレベルを上げれば呪文でも代用できた。今回の場合は第三章でルーラは使えないし、使えたとしても代用できるようなシチュエーションではない。

イベント以外でも、第三章は【レイクナバ】・ボンモール・【エンドール】間を非常に多くの回数行ったり来たりする必要があるため、単純に移動手段としても重宝する。 イベントとしてはボンモールから【おうじのてがみ】、エンドールから【おうのてがみ】などお遣いクエストで複数回行き来する。 イベントが終わり自分の店を持つまでの間も、最低10000Gは自力で稼ぐ必要があり、エンドールで防具を買ってボンモールで売るのが最も効率的なので、エンドールとの往復を繰り返すことになる。 自分の店を持ったら持ったで、エンドール内の品物を転がすだけならいいが、レイクナバから【はじゃのつるぎ】を仕入れるのであれば、レイクナバとの往復に使うことになる。

いずれの場合も、【女神像の洞窟】に入る等のどうしても戦闘が避けられないイベントをもうやらない場合、少しでも多く一度に商品を持つために、トルネコ自身の装備品は全て処分してしまうことが多い。 そうなると多少レベルがあっても外を出歩くのは危険になるため、なおさらキメラのつばさによる移動が重要になる。 アイテム欄を大きく確保できて、移動時間の短縮も行え、かつ戦闘の危険をも回避できるという一石三鳥の策である。 毎回何個もキメラのつばさを購入して垂れ流すことになるが、扱う金の桁を考えればキメラのつばさの10個や20個などはした金であり、得られるメリットの方が遥かに大きい。

第四章

【マーニャ】がルーラを習得するため、第二章と同じく最終的にはあまり必要ではなくなる。 しかし、【コーミズ】には教会がないため、この辺りでどちらかが死んでしまった場合は【モンバーバラ】への帰還用に必要になる。 また、第四章で最初に潜る【コーミズ西の洞窟】の時点では普通は未習得であり、洞窟からの緊急帰還用に役立つ。 ただし、洞窟の地下1階で1個は拾えるため、初訪問時はこれを買っていく必要はなく、浮いたお金で薬草や毒消し草を買っていった方が生還率は高まるだろう。 レベルを上げながら何度も潜る場合は、無くなったら1個は買っておいて持ち込んだ方が安全かもしれない。 一方の【アッテムト鉱山】は町の中にあるのでこれがなくとも特に問題はない。 ただし、章のボス戦がある【キングレオ城】へは最寄りの【ハバリア】から歩いても一度はエンカウントする可能性があり、ルーラで行くとMPを消費してしまうため、万全の状態で臨むならキメラのつばさを使うのが最適である。

第五章 リメイク版

また同じくDS版以降では使用時のメッセージで通常は 「◯◯◯◯は キメラのつばさを ほうりなげた!」 となるところ、 「◯◯◯◯は せいすいを ほうりなげた!」 など、キメラのつばさの部分が他のアイテムに置き換わるバグがある。ただし効果は通常どおり発揮され、キメラのつばさもしっかりと消費される。

DQ5

本作ではルーラの呪文の効果は従来通り行き先指定タイプなのだが、「失われた古代の呪文」であるという特別な扱いで中盤以降のイベント習得になっている。 それよりも早く手に入るキメラの翼で同じ効果を再現されてしまっては格好がつかない。 ストーリー重視である都合上行動範囲が制限される期間が多く、手軽に前の大陸に戻れてしまうとストーリー進行に支障をきたす可能性もある。

行き先を選べなくなったため使い勝手で言えばルーラに及ぶべくもないのだが、そもそもの登場時期の違いからキメラのつばさで移動をする機会は案外多い。 タイムアタックでは町の外に出るためにこれを使うこともある。 同じ効果の【かぜのぼうし】を手に入れればいちいち買う必要はなくなる。

幼年時代は要所要所で無料で手に入るようになっており、無駄遣いさえしていなければ購入する必要はない。 というより、その性質から町から離れたダンジョン等からの帰還にしか使えず、しばしば敵からのドロップもあるのでルーラ習得までの間で買う必要にせまられることがほぼない。 逆に、そのルーラを習得して少し進んだあたりに行く【サラボナ】~【死の火山】では主人公が事故死することが多発するため、保険に1個は持ち歩いておいた方が無難だろう。

なお、キメラの翼を使う際の注意点として、湖に沈んだ【天空城】や【エビルマウンテン】から帰還するときには気をつけなければならない。 湖に沈んだ天空城は徒歩で入り口から出れば自動的に【トロッコ洞窟】の入口まで瞬間移動する謎仕様になっているが、ここでキメラのつばさを使うと天空城の内部に逆戻りする。 ルーラのMPがないなら、来たときと同じく【まほうのじゅうたん】で帰ることになる。 エビルマウンテンはダンジョンであり町からも離れた場所だがルーラ登録可能な場所になっているため、ここに立ち寄った直後にキメラの翼を使うとエビルマウンテン行きになる。 ダンジョン内を探索して出てきた直後なんかは、ほぼ間違いなくこの状態である。 つまりキメラの翼を使うことでは町に帰ってこれなくなるので、ルーラのMPを何としてでも温存しておくか、【そらとぶくつ】を別途持ち込もう。

リメイク版

DQ6

再び【ルーラ】と同じ効果に戻り、現在いる世界で行ったことのある候補地の一つに移動する。 しかし今作から、なんとルーラの消費MPが1と激減。しかも主人公が最序盤でルーラを自力習得してしまうため、キメラのつばさの出番はほとんどなくなってしまった。 せいぜいルーラを覚えるまでの序盤(【精霊の冠】を買って【ライフコッド】へ帰還、【試練の塔】攻略or【ファルシオン】捕獲で【レイドック】へ帰還)くらいしか使わないだろう。 【ムドーの城】攻略前は、【チャモロ】が生きていないとムドーの城には行くことができない。

強いて言うなら無気力状態の際に手軽に移動したいときに使える。その状態で訪れる【ヘルハーブ温泉】ではこれを使えと言わんばかりにタンスに入っている。 【ゾンビスライム】技を試してみたいなら、キメラのつばさを2つ使用して、【ダーマ神殿】(下)へ飛ぶ→ 井戸から【上の世界】へ→【スライム格闘場】へ飛ぶ と移動すれば楽である・・・【かぜのぼうし】?知らない(帽)子ですね。

リメイク版

DQ7

【ルーラ】と同じ効果で、【現代の世界】で行ったことのある候補地の一つに移動する。 DQ6と同じく消費MP1のルーラを主人公が序盤で自力習得してしまうため、出番が無い。 それどころかキメラのつばさ自体も初めて店頭に並ぶのが現代の【砂漠の城】と中盤になってしまう。 パーティの誰もが転職によってMP1ルーラを習得できるようになった後に初登場しても無用の長物。 【過去の世界】では使っても意味がないのでさらに不遇。

リメイク版

最序盤で壷などからいくつか入手できるようになった。このためウッドパルナ現代編あたりまでは使える。 特に【カラーストーン採掘場】の石版を入手して【グランエスタード】に戻る際に時間短縮できるのはもちろん、この時点ではまだ危険である海上での戦闘を回避できるというメリットは大きい。 フィールドが3D化した影響でPS版よりもマップがかなり広くなっているため、時間短縮の面では特に序盤で何度も往復するグランエスタード~謎の神殿の間を短縮できるのがありがたい。

また、3D酔いしやすいという人にもオススメ。 特に狭い場所に入ったときなどに、カメラが急に上空からのアングルになったり、急にズームアップしたりなどがよく起こる。 これらの挙動で酔う人はとことん酔いやすいので、体調には気をつけよう。 エスタード島の中(=ルーラ修得前)でもそういう地形が存在しているので、気分が悪くなったらフィールドを動き回るのをやめてこれを使った方がいい。

DQ8

久々に主人公が素でルーラを覚えず、【ゆうき】スキルに8SPを振らなければならない。 ゆうきスキルを上げない場合は【ククール】が加入するまでルーラが使えないため、それまでの序盤ではキメラのつばさにも出番がある。 もっとも非常に有用なゆうきスキルは大抵の人がさっさと上げてしまうため、あまりそういう機会もないが。

DQ9

ついにルーラの消費MPが0になり、【主人公(DQ9)】はイベントの都合上必ずルーラを習得する。 しかしそれは【ベクセリア】編終了までストーリーを進めてからであり、また主人公以外はルーラを覚えない。したがってそれまでの間はキメラのつばさのお世話になることになるはず。 また、主人公を倒された仲間キャラが命からがら町に戻るときにも日の目を見ることになる。 このことから、袋に一つは入れておけばいざと言うときには頼りになるので、存在意義は消えていない。

DQ10オンライン

道具としてではなく、仲間キメラ の特技として登場。 復活地点として設定した教会・シスターに移動する。 詳しくは【キメラのつばさ】 を参照。

DQ11

PS4版(移植含む)では最後にセーブした場所(一部例外あり)か最後に訪れた町、どちらかを選んで飛ぶことができる。 ダンジョンや建物内でも使用できる点はルーラと同じだが、ルーラには無い利点としてセーブ可能な【女神像】や神父に直接行くことができる点が挙げられる。行くのが面倒な【天空魔城】の入口や、【荒野の地下迷宮】、【壁画世界】、【ミルレアンの森】といったダンジョンの最奥部にはご丁寧に女神像が設置されているため、一旦町やキャンプに引き返してもセーブさえしておけばすぐにそこまで戻れるのだ。 回復とセーブだけなら女神像で充分だが、ダンジョンで溜まったお金で装備を更新してからボスに挑めるのが非常にありがたい。 その他では、【ネルセンの迷宮】で【ネルセンの最終試練】に誤って入ってしまってから(慣れるまでは次がまだ迷宮なのか最終試練なのかの判断がつかないためやりがち)はざまの霊道に戻ってスキルを整えたり、【グロッタ地下遺構】に行く際に孤児院の子ども神父に飛んでショートカットしたり、初訪問の【キャンプ】でセーブだけしてキャンプのルーラ登録を忘れた際に登録のために戻ったり、【グロッタの町】の宿屋の前の女神像や【ソルティコの町】の教会を利用してジャックポットバニーがビビッとくるまで粘る際の宿屋往復の時間を短縮したりするなど様々な用途で活用できる。 なお、ごくまれにストーリー上やシステム上の都合で最後にセーブした場所が勝手に消されるか書き換えられることがある。消された状態になった場合、表示は「―――」となり、選択すると「いまは 移動できないようだ。」というメッセージが出る。序盤にデルカダール王に捕らえられた時や【まほうの石】を使用して【旅立ちのほこら】からワープした時などが該当し、それぞれストーリーの破綻や詰みを防止するための措置であると考えられる(まほうの石は一回使うと効力を失うため戻ると詰んでしまう)。なお同じ事情で「最後に訪れた町」に飛ばれても困る場合そちらは消されず、飛ぼうとすると不思議な力でかき消される。また、ネルセンの試練を終えて(勝ち負けは不問)【試練の里】に戻ると試練の里に書き換えられる。これは「はざまの霊道の女神像に飛ぶ→試練にわざと負ける」を繰り返すことでご褒美の種を無限に回収されるのを防ぐための措置であると考えられる。

3DS版や2Dモードでは最後にセーブした場所に飛ぶ。 【キャンプ】地点がルーラ登録されないため、最後にセーブした場所がキャンプ地点の場合はこれを使って飛ぶことができる。 他にも過ぎ去りし時を求めた後で【天空の古戦場】の女神像でセーブするとキメラのつばさで直接飛んでこれるようになり、【キラキラ】からの【オリハルコン】回収マラソンに便利だったりする(3DS版等ではルーラで直接ここに飛ぶことはできない)。

こういった「最後のセーブ地点に戻る」という挙動、どこか既視感があるという方もいるのではないだろうか。実はこれ、所持金半減ペナルティの有無の違いを除いて全滅復帰処理と同じである。意図的に起こしているという点を考慮すれば、「場所を選ばずにいつでもすぐに無料で使える【デスルーラ】」といったところか。 近年のナンバリングタイトルでは長らくルーラの影に隠れていたが、これを無限使用出来る【かぜのぼうし】も含めて久しぶりに存在感のあるアイテムとなった。 かぜのぼうしの入手は船入手後なので、キメラのつばさ単体で見ても使う期間はそこそこ長め。

DQ11S

DQM1

ダンジョン内で使用すると【タイジュの国】に戻ることができる。 冒険に出る際には必ず一つは持っておきたい品。というより、本作ではルーラがないため、これを持たずにクリアしていない扉に入ってしまうと全滅するかぬしを倒すまで出ることができない。しかも、全滅すると持っていた消費アイテムが全て無くなってしまう。 所持するのを忘れると面倒なので、旅の扉へ入る前に一度所持品をチェックしておきたい。 最初から開店している道具屋にて100Gで販売されているが、序盤で100Gの出費はかなり痛い。 幸いにもダンジョン内でもよく拾える他、戦士の【他国マスター】に勝利するとランダムでアイテム1つと、これを必ずくれる。逆に敗北した際も他のアイテムや所持金を奪われる代わりにこれをもらえる。 実はタイジュの国の内部で使っても大臣の元にワープできる。金額的にはキメラのつばさと薬草1個の交換で90G程損するが、バザー会場等から城へのワープができるのでものぐさな人には使い道があるだろうか? 【くさったにく】をタイジュの国内部で使って毒状態になったり、それの治療でMPを消費した場合もキメラのつばさで大臣の元にワープすれば治療してもらえる。 これも毒消し草を買って使えばいいだけの話なのだが。 本作にはルーラが存在せず、「ルーラ」の名を冠した【ルーラのつえ】はあるがキメラのつばさとは効果がまるっきり異なる。詳細はリンク先を参照。

DQM2

フィールドで使用すると【マルタの国】に戻ることができる(街やダンジョンでは効果なし)。 やはり冒険に出る際には必ず一つは持っておきたい品。 やはり前作の100Gは高過ぎると判断されたようで、異世界の様々な町の道具屋にて30Gで販売されている他、フィールドでもよく拾える。 また、戦士の他国マスターに勝利すると【ふしぎなかぎ】かこれを貰える。 今作では正直、「ふしぎなドアのほこら」に飛ぶ【ルーラのつえ】とはあまり大差ない効果である。

キャラバンハート

フィールド上で使用するとベースキャンプに戻ることができる。 リリザの町などにて50Gで販売されている。 【よびよせのつばさ】と真逆の性質を持っているので、状況に応じて使い分けると良い。

ジョーカー1

最後に寄ったGピットに移動できる。 これが使えてルーラを使えない場面は序盤のみ。 出番はルーラを覚えられるようになる【サンドロ島】で【ゴーレム】を倒すまでとなる。 【ルーラのしょ】に気づかなかったり、こだわりプレイでもない限り序盤限定品。

ジョーカー2~

ルーラ自体にこのアイテムの機能が内包されているためにリストラされたが、キメラは普通にいる。 イルルカの図書館の本によると、やはりルーラの発達でこれが不要になったのだとか。 DQMJ3の豆知識では前述通りこのアイテムの製造方法とルーラの効果を持つ理由について触れられている。 DQMSLでは【クエストスキップ券】にキメラのつばさの絵が描かれている。

スラもり2

【レンキン山】の至る所に落ちており、【空中要塞デスモージャ】にも少しだけ落ちている。 物や敵にぶつけると屋内外問わずそのまま町に運べる便利なアイテム。その際キメラのつばさそのものも運ばれたことになる。 アイテム回収に役立つほか、レンキン山ではボスの【デンべえ】戦でも攻撃に使用する(この時ばかりは天井に頭をぶつける)。

錬金でも活躍し、これと【宝箱】を2こずつで【しゅりけん】、これを7個と【もえる水】を1個で【せいすい】、これを6個と【スライムナイト】を2個で【メガミぞう】が作れる。 弾としての攻撃力は8と低く、勇車バトルでは流石に活躍は見込めない。 なお戦車バトル中にキャラやモノに当てると相手の戦車に【ルーラ】させることができる。

スラもり3

【ガンバレーこうや】と【モジャパンじょう】に落ちているほか、【トンガリこふん】付近の列車から入手できる。 また、船のせんたいをレベル7にする際、2740Gに加えてこれを10個と【ハリセン】が5個必要。 前作ほど大量に落ちてはおらず、さらに錬金で活躍した前作とはうって変わって本作の交易での使い道は何一つ無い。 相対的に見て弱体化したかに見えたが、実は意外なところで活躍する。 こちらのHPが0になると砲撃を放棄してエンジンに向かってくるという二本兵の習性を利用し、【スーパーチャレンジバトル】で乗り込んできた二本兵をこれで追い返し、その隙に味方にガンガン攻撃させてHPを0にする。 この戦法は俗に「キメラ戦法」もしくは「HP0戦法」と呼ばれ、上手く決まれば正攻法以上の勝率を誇る。 また、船バトルでの敵船への侵入が難しい本作では、味方に当てて直接送り込む場合にも役立てることが可能である。

バトルロードビクトリー

【リッカ】のとどめの一撃【宿王誕生】で使用されている。 まずリッカがDQ9主人公に呼び込みをお願いする。 するとDQ9主人公が他の主人公一行のところに出向いて呼び込みをし、最終的に全員がリッカの宿屋に集結する。 その後リッカがキメラの翼をほうりなげ、【リッカの宿屋】ごと敵の上に着地する、というもの。 インパクトとしては相当なものだが、もはや技なのか何なのかわからない。

いたストSP

スフィアの一種として登場。魔法使い、踊り子、賢者で入手できる。 これが発動するとどこかのマスにワープする。 完全に運任せなので、離れ小島から脱出できないなどの今いる場所から逃れたい場合には使える。 行き先が銀行に決まっているルーラ、好きな場所にワープできるかぜのぼうしの下位スフィアと言える。

ビルダーズ1

トレジャーズ

お宝を持った状態で使用でき、一瞬で拠点へと戻れる。使用用途は「帰還」一択なので、どちらかというとリレミトに近い。 本作にはルーラがないため、代替できる手段は存在しない。無制限に使用できるコマンド「脱出」もあるが、こちらは未鑑定のお宝を放棄してしまうため、お宝を持ったまま帰還できるキメラの翼の効果は極めて便利。 駅の復旧やクエスト等の報酬で手に入る(日課クエストでは2こ)ほか、本編クリア後は拠点の商店や駅の売店にて100,000Gで売られるようになる。 【はてしなき竜の大地】ではキメラ族が絶滅した扱いになっているため、数が少なく貴重品だという。 前述の小説版ドラクエ3などを除けば、恐らく史上最も単価の高いキメラの翼である(日課クエストで稼げるため、本編内で希少かというとそうでもないが)。 なお、店で売ることはできないため、日課クエストで手に入るものを売り捌いて毎日100,000G荒稼ぎ…ということはできない。

チャンピオンズ

ダイの大冒険

【ハドラー】が【デルムリン島】で【ダイ】に敗れた際に本拠地【鬼岩城】へ戻るために使用した。 高速飛行で移動するルーラとは違い、その場から消える瞬間移動の描写になっている。 【アバン】の過去編でハドラーがカールを襲撃した際、アバンの放った未完成のアバンストラッシュで撃退されたときも瞬間移動で退場している。これもルーラではなくキメラのつばさでの移動の可能性が高い。 新アニメでは【フレイザード】が【地底魔城】をマグマの海にして去る際にも利用されている。

勇者アバンと獄炎の魔王

アベル伝説

ロトの紋章

天空物語

さりげなく登場。 この作品では船や馬車などの乗り物にも使えるようだが、正確な位置を把握していることが条件となっている。 場所を把握していれば使えるので、旅行のときなど非常に便利。 しかし「大枚はたいて」というセリフから、高価な品物らしい。

  • 【デモンズタワー】で全員が重傷を負って緊急帰還するとき(この場面は台詞のみ)
  • ソラを助け出す際に位置を把握するために【ドラきち】がスカルアロウ号に潜入するとき
  • テン一行がスカルアロウ号にソラを助けに行くとき

あるくんです

余談

設定上、離れた場所に複数人まとめて一瞬で飛んでいけるため、現実にあればこの上なく便利なアイテムであるが、そのためにドラクエ世界の住人が真面目に徒歩や【船】で旅をする必要性に疑いを生じさせる要因にもなっている。 少なくとも、行き先を指定できる作品であれば、行ったことがある人にこれを渡して一緒に飛んでいけて、船など不要(というか船まで一緒に飛んできてくれる)だし、各地に存在する多くの【関所】が意味をなさないという、トンデモアイテムである。 こんなものが世界中の道具屋に安価で販売されているというのは、あくまでもゲーム的な都合であろう…。 【定期船】なども商売あがったりである。