高校日本代表候補合宿が終了。26人を選出し、イングランド遠征へ「U20日本代表と同じ山を登っている」
高校日本代表候補合宿が終了。26人を選出し、イングランド遠征へ「U20日本代表と同じ山を登っている」 Q. 昨年のU19イングランド戦での敗戦(前半での大差)をどう捉えていますか? A.
Q. 昨年のU19イングランド戦での敗戦(前半での大差)をどう捉えていますか? A. 正直思い出したくない記憶ですが、逃げてはいけないと思い映像を見直しました。今年も昨年同様U19イングランド代表とテストマッチを行います。「神様がやり直せと言っている」と捉え、「先制パンチ(こちらから先に仕掛ける)をするためにどうするか」と準備しています。ただ昨年と違うのは、相手の状況。昨年はU19イングランド代表が結成3日目に対戦したのですが、今年は24日目。しかもU19フランスとの試合を終えた状態になるとのことです。
Q. 具体的にどのような戦術で戦いますか? A. 日本が勝つための全カテゴリー共通の指針として「ボールインプレーを長くする」ことを重視しています。そして当然、アタック時間が長い方が勝つ可能性がある。フィジカルで劣る分、リスクを負ってでもボールを動かし続け、テンポの良いアタックで立ち向かいます。そのためには、ボールを奪い返すディフェンスも重要です。短いディフェンスと長いアタック、を両方高めなければいけません。
Q. 今期のスローガンは? A. 昨年あれだけ前半でやられまくったので、今年は僕が設定することをやめて、チームができてから選手自身に考えさせようと思っています。彼らがそれを使ってゲームに入ってくれた方がいいな、と思いました。もちろんラグビーの構造はこちら(スタッフ側)でリードします。
U20日本代表との連携Q. 高校代表とU20日本代表の連携について教えてください。 A. 30人のうち何人かは、今年のU20日本代表としてジュニアワールドチャンピオンシップにも出ます。U20日本代表の大久保直弥HC曰く「(高校日本代表とU20日本代表は)別々の山ではなく、同じ山を登っている」のだと。そういう意識で連携しています。高校代表はU20の候補選手(ワイダースコッド)という位置づけでもありますし、実際に選手たちには3日前、大久保HCから「君たちはU20日本代表候補だ」と伝えられています。
Q. 戦術用語の統一もそのためですか? A. はい。U20で使用されている戦術用語を高校代表でもそのまま採用しています。3月に高校代表を終えて4月にU20日本代表へ合流した際、新しいシステムを覚える時間を省くために統一しました。
Q. U17からの接続はどうなっていますか? A. U17の情報も高校代表の選考にしっかり反映させています。U17、U19、U20とカテゴリーをつなげることで、選手が迷わず成長できる体制を作っています。ただ遠くは意識せず、一つ上(U20日本代表)を意識すること。U20日本代表以降のことは、そこの人たちが繋げてくれます。
選手選考の基準とプロセスQ. 選手選考で重視したポイントは? A. 将来性、パフォーマンスの完成度。そして今年意識したのは「コンタクトができる(嫌がらない)選手」と「プレーに勇気がある選手」です。これをキーワードに、地方予選の決勝を見に行ったり、各地域ごとの担当者からの情報を活用したりして発掘しました。最終的に26名を選びますが、4名はバックアップメンバーとなる予定です。
Q. スクラムハーフの選考について教えてください。 A. スクラムハーフは「当たり年」で良い選手が揃いました。特に片岡(湊志、京都工学院)は高校2年生のブロック代表(U17近畿ブロック)で情報をもらい、U20日本代表のトライアルに入れてもらって「良いな」と。テンポが良く、素直にボールが出てくる。足も速いため、ジャパンに必要なピースだと期待しています。
Q. コンディション不良のため呼べなかった選手も? A. もちろん複数います。
Q. 桑原監督ご自身の想いは? A. 高校日本代表監督2年目になります。このようなチャンスは誰でも得られるものではないので、しっかり次のカテゴリー(U20)にバトンをつなげる役割を果たしたいと考えています。
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