ワラワランド - リフジウムで水槽に微生物やバクテリアを
微生物・細菌類の導入には、ライブロックやライブサンドの追加・交換、プランクトンパック、ベントスパック等の補充、天然海水の使用等がオススメです。
まず、C.P.Farmさんのプランクトンパックは、かれこれ○年以上前(正確な年数は失念)に、 発送時のパッキング方法が変更になりました。 昔はたっぷりの海水(2~3L程度)にワラワラが目に見える状態で送られてきましたが、 変更後は湿らせた少量のライブサンド(と言うか泥)にたっぷりの酸素と共に 封入されて送られてくるようになりました。 そのため、現在のバージョンで実際にワラワラを確認するには、ある程度の海水に溶いてみる必要があります。
過去のメールをひっくり返したら、現役当時は 1999/12、2000/2、2000/7、2002/1の計4回注文していましたが、 もしかしたら2002年時点では既に無水パッキングだったかも知れません。記憶が曖昧だけど(汗)
2002年当時のプランクトンパック 去年(2009年)購入したプランクトンパックこの時は残念ながら、過去の記憶に匹敵するほどのワラワラは確認できませんでした。目視で数匹程度!? ま、抽出方法はあくまでも「砂○Kgあたりに含まれる云々・・・」と言うことですし、 まさかワラワラをカウントして入れてる訳じゃありませんから(苦笑)、 「きっと見えないサイズがいっぱい入ってるはずさ♪」と思ってます。 でも本音は、「アタリが悪かったのかも・・・」と肩を落としたり・・・(笑) ちなみに、S(1Kg分)を3パックほど注文したのですが、全て同様でした。
さて、到着時は特に何も撮影しなかったので、 数日後に水槽のガラス面に発生したコペポーダをご覧ください(汗) (力が抜けていたので真剣に撮影していませんでした)
ただ、C.P.Farmさんのプランクトンパックには、少量とは言え砂やデトリタスが直接入っているので、 そこに関与する目に見えないバクテリアや微細生物が確実に持ち込めると言う強みがあります。 そしてそれらはナチュラルシステムの底砂には必要不可欠なものですから、 決して目に見える部分だけを見て判断されないようにお願いいたします。
C.P.Farm 「プランクトンパック」 データ 商品名 プランクトンパック 価格 サイズ S (1kg分) 840 円 ~ サイズ LL (20kg分) 7,980 円 内容物 該当商品ページでは「砂の中から抽出された微細生物」とされています。 実際には、ケンミジンコやカイミジンコの他、線虫類やゴカイ類も含まれるとのこと。 2002年当時は確認できていますが、2008年当時では僅かなコペポーダしか確認できませんでした。 (全ての商品に該当するわけでは無く、単に僕の確認不足かも知れません) 採集地 石垣産 パッキング方法 プランクトンパック1Kg分の場合、実際の天然ライブサンド1Kgから抽出されたプランクトンを、 少量の湿った砂に封入して、酸素パッキングされているようです。 備考 恐らく水槽の生物層実現を意図した生きたワラワラの販売を始めたのは、 マリンアクアリウム業界では他社に先駆けてC.P.Farmが最初だったと記憶しています。 これはナチュラルシステムにとって当時は画期的な商品だったと思います。 今後も良いものを提供して欲しいですね。 販売ページ プランクトンパック 4. 横海老屋(京都府舞鶴市)の「プランクトンパック」を買ってみたたまたま当サイトの ショップ新着サービス へ の参加依頼をやりとりした経緯で、今回利用させていただくことになりました。
まず、到着したプランクトンパックは3L程度の海水に封入されていました。 また保冷剤も同梱されていて、プランクトンを生き物として大切に扱う姿勢に感動しました。 ただ、金沢に届いたときはチョイちべたかったかな(汗) ちょうど季節の変わり目だし、京都は暑かったのかも。
横海老屋「プランクトンパック」を分析する横海老屋さんのプランクトンパックは、まず袋を見てたまげました。 こりゃ一体何万匹入ってんのっ!? ってくらいウジャウジャ入ってます。 う。鳥肌が(汗)
しかもヨコエビの密度もさることながら、コペポーダも凄い量! 袋の表面にはコペポーダがビッシリと着いてました。 ちなみにコペポーダは付着力が強いため、回収するのが大変でした(汗)
- 全てのプランクトンを500cc程度に集めたもの
- ヨコエビとカイミジンコ (等倍速/60倍率)
- ケンミジンコとソコミジンコ (5倍速/60倍率)
ヨコエビの仲間 a. - 体長約 1.0mm~3.0mm - 比率約5割 フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 一体これだけの量のヨコエビをどうやって集めたのだろう? 種類こそほぼ単一種のようだが、これだけ居たら魚もお腹いっぱいで良い栄養源となるだろう。 ケンミジンコの仲間 - 体長約 0.5mm~1.0mm - 比率約2割 カイアシ亜網(橈脚亜網)/Copepoda > 新カイアシ下綱/Neocopepoda > 後脚上目/Podoplea > キクロプス目(ケンミジンコ目)/Cyclopoida >ケンミジンコ類 改めてこれだけの量のコペポーダを見たのは初めてかも。 最後にプラケの表面にこびりついて剥がすのが大変でした(汗) ソコミジンコの仲間 - 体長約 0.5mm~1.5mm - 比率約1割 カイアシ亜網(橈脚亜網)/Copepoda > 新カイアシ下綱/Neocopepoda > 後脚上目/Podoplea > ハルパクチクス目(ソコミジンコ目)/Harpacticoida > ソコミジンコ類 このソコミジンコもかなり入ってました。 水槽ではあまり大繁殖は見せないのですが、やはり天然下にはたくさん居るんですねぇ。。。 ちなみにこの種は甲に黒い帯があるのが特徴です。(1本または2本で、薄くて判りにくい個体もある) カイミジンコの仲間 - 体長約 0.5mm~2.0mm - 比率約2割 貝虫亜網/Ostracoda > ポドコパ上目(カイミジンコ上目)/Podocopa > ポドコピダ目/Podocopida > カイミジンコ類 こちらも大量でした。ソコミジンコ同様、水槽ではなかなか貴重な存在ですけど、 これだけ居たらしばらくは観察できそうですね。 ヒョコヒョコと歩き回ったり、クルクル回る様が可愛いです。犬か(笑)。 ほぼ全て単一種のようでした。
この量でこの値段は元が取れるのか?と心配になるくらい太っ腹な内容でした。 また、ヨコエビの量に負けず劣らずのコペポーダやカイミジンコの量からも、 「プランクトンパック」と言う名にふさわしい商品だと思います。 飼料に最適でしょう。
横海老屋 「プランクトンパック」 データ 商品名 プランクトンパック 価格 1,000 円 (問い合わせた際にちょうど2,000円から 1,000円に値下げしたところだと仰ってました) 内容物 上記プランクトン、海水約3L 採集地 若狭湾産 パッキング方法 プランクトンを含んだ海水をパッキング 備考 商品ページからはすぐに注文できるが、 季節や天候等のタイミングによっては発送日が延びていくとのこと。 とにかく量が多いので、大型水槽でたくさんの魚を飼っている場合でも、飼料として十分に賄えるだろう。 まさに生き餌として相応しい商品を提供されていると思います。 但し、生物層の補充としては若干多様性に欠けるため、用途によって使い分けると良いでしょう。 販売ページ プランクトンパック 3. シュリンプ(千葉県南房総市)の「付着性プランクトン」を買ってみた今まで何かとお付き合いはありましたけど、なかなか利用する機会がありませんでした。シュリンプさん。 で、改めてサイトをよく眺めていたら、プランクトン関連商品だけでもラインナップが豊富なんです! さすが専門店! そこで今回は、生物層の補充に重点を置き、付着性プランクトンと言う商品を取り寄せてみました。
シュリンプ「付着性プランクトン」を分析する 購入日:2009/06/14- 全てのプランクトンを500cc程度に集めたもの
- ワレカラの仲間がたくさん! (4倍速/等倍率)
- 大きな触角?を持つヨコエビ (4倍速/60倍率)
- 10~20μmの微生物 (等倍速/1000倍率)
まず、到着したプランクトンは3L程度の海水に封入されていました。 しかも嬉しかったのは、大好きな赤系の海藻も入れられていたことです。 (経験上、赤系の海藻には多種多様なワラワラが多く付着している場合が多い) これは恐らく止まり木としての付着性プランクトンへの配慮なのでしょう。この気配りが専門店ならでは。
続いて、いざ中身を出してみてびっくり! 多くのヨコエビに混じって、なにやら色んな色・形のものがウヨウヨしています。 よく見ると、ワレカラだったり、ウミミズムシだったり、しかもヨコエビだけでも何種類いるんだ!? これは撮影がしんどいかも(笑)
ちなみに4番目の動画は、数滴のデトリタスを顕微鏡の1000倍で撮影。 画面横幅が約0.5mm。映っているのは推定で10~20μmの「何か」。 渦鞭毛藻?鞭毛虫? デトリタスは宝の山ですね。
ヨコエビの仲間 a. - 体長約 1.0mm~3.0mm - 比率約3割 フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 一番多かったのがこのタイプのヨコエビ類。褐色系の濃いのや薄いの、 若干緑っぽい子や赤っぽい子(写真)も見られました。同種の色彩違いか別種かは不明。 ヨコエビの仲間 b. - 体長約 1.0mm~2.0mm - 比率約2割 フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 次に多かったのはこのタイプだろうか。 肉眼では上の種とあまり違って見えないが、実際に撮影してみると、 上の種の一回り小さい個体の半分くらいはこちらのようでした。 ノミみたい(笑) ヨコエビの仲間 c. - 体長約 1.0mm~2.0mm - 比率約1割 フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 これも結構いました。肉眼では真っ黒にしか見えず。 撮影してみると、濃い緑色に黒の斑点を敷き詰めた感じで、背中に白い帯があります。 ポツンと止まっていると、カイミジンコにも見えます。 ヨコエビの仲間 d. - 体長約 1.0mm~2.0mm フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 僅かながら混じってました。これのもう少し触角の短いタイプは僕もよく採集してますが、 これほど大きな触角を持つヨコエビは初めてです。 触角のサイズも大小様々でした。 ヨコエビの仲間 e. - 体長約 1.0mm~2.0mm フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ヨコエビ亜目/Gammaridea > ヨコエビ類 よく見ると真っ白なヨコエビが・・・。これは一匹だけの確認。多分もう少し詳しく探せばもうちょっと居たのかも。 顕微鏡ではこの白さが出ないので、ライトを工夫して色が出るように撮影しました。 ウミミズムシの仲間 - 体長約 1.0mm~2.0mm - 比率約1割 フクロエビ上目/Peracarida > 等脚目(ワラジムシ目)/Isopoda > ミズムシ亜目/Asellota > ウミミズムシ上科/Janiroidea > ウミミズムシ類 今まで見てきたウミミズムシはほとんどが薄い褐色かほぼ透明なものばかりでしたが、 今回のパックにはこの赤い個体がほとんどでした。 見慣れたのも多少は混じっていましたけど。 ウミミズムシの仲間 - 体長約 1.0mm~2.0mm - 比率約1割 フクロエビ上目/Peracarida > 等脚目(ワラジムシ目)/Isopoda > ミズムシ亜目/Asellota > ウミミズムシ上科/Janiroidea > ウミミズムシ類 なんと!? 赤い個体で驚いてる場合じゃない! 真っ青なウミミズムシ登場~♪ 他のワラワラでは赤いのや緑のものも幾度か見てきましたが、この色は反則です。なんと見事なブルー! ワレカラの仲間 - 体長約 2.0mm~15.0mm - 比率約1割 フクロエビ上目/Peracarida > 端脚目(ヨコエビ目)/Amphipoda > ワレカラ亜目/Caprellidea - ワレカラ類 多分ワレカラだと思うけど、正式名は判りません。大きい個体ほど濃い赤色でした。 ワレカラは水槽ではすぐ居なくなってしまうので飼育は難しいのかも? ケンミジンコの仲間 - 体長約 0.5mm~1.0mm カイアシ亜網(橈脚亜網)/Copepoda > 新カイアシ下綱/Neocopepoda > 後脚上目/Podoplea > キクロプス目(ケンミジンコ目)/Cyclopoida >ケンミジンコ類 ほぼ皆無でしたが、くまなく探したら僅かながら発見。 と言うのも実はシュリンプさんはコペポーダは別商品として販売されているので、 上手に分けて抽出しているようです。 凄い技術です! ソコミジンコの仲間 - 体長約 0.5mm~1.5mm カイアシ亜網(橈脚亜網)/Copepoda > 新カイアシ下綱/Neocopepoda > 後脚上目/Podoplea > ハルパクチクス目(ソコミジンコ目)/Harpacticoida > ソコミジンコ類 ソコミジンコもほぼ皆無。辛うじて見つけたのも5匹ほど。。。 一体どーやって種別に仕分けしているんだろう。。。 ワラワラを極めないとなかなかできない匠の技ですね。 ミズダニ類 体長約 0.4mm (脚伸ばしたら1.5mmほど) 鋏角亜門/Chelicerata > クモ綱/Arachnida > ダニ目/Acari > ケダニ亜目/Prostigmata > ミズダニ類/Hydracarina ミズダニというのは聞いたことがあったけど、 てっきり名前だけで分類は甲殻類だろうと思ったら、本当にダニの仲間だった(汗) これは多分メガネダニ(メガネダニ科/Eylaidae)の仲間かな? 脚をバタバタさせて泳ぐ様がイメージに反して可愛いかも(笑)
きっとこの他にも見落としたワラワラがいたと思います。 それほど、この商品には多様性に富んだ豊富な種のワラワラが込められていました。 「シュリンプ」の名に偽り無し! しかもこの内容でこの低価格を実現してますから、さぞ大変な企業努力があると思われます。 久しぶりに通販で感動を貰いました。シュリンプさん、ありがとう♪
シュリンプ 「付着性プランクトン」 データ 商品名 付着性プランクトン 価格 680 円 と 3,200 円(5パック分) の 2タイプ - 今回の検体は680円のもの 内容物 上記プランクトン、海水1.5L以上、海藻(止まり木) 採集地 南房総産 パッキング方法 プランクトンを含んだ海水を海藻と共にパッキング 備考 商品の特性上、季節や天候等のタイミングによっては発送に時間が掛かる場合もありますが、 基本的には注文後すぐに発送できるそうです。 また、通常の1パッキングは約1.5L以上だそうですが、 梱包スペースに余裕がある限り1パッキングあたりの水量を増やして、 なるべく豊富な海水と共に輸送するように心がけているそうです。確かに今回は約3L程ありました。 生物層の補充なら断然このパックをオススメしますが、飼料としては他の商品もオススメです。 販売ページ 付着性プランクトン