メンデルスゾーン『讃歌』解説と名盤
メンデルスゾーン『讃歌』解説と名盤

メンデルスゾーン『讃歌』解説と名盤

項目 データ 作曲 1840年 初演 1840年6月25日 聖トーマス教会 改訂版初演 1840年12月3日 ゲヴァントハウス 演奏時間 60分(改訂版:70分) フェリックス・メンデルスゾーン(Fe

第2部 [22:05]第2曲 Alles, was Odem hat, lobe den Herrn!

記念祝典のために作曲された

交響曲第2番『讃歌』はヨハネス・グーテンベルクの印刷技術完成400周年記念祝典のために、ライプツィヒ市から依頼で作曲されました。 歌詞は、ルターがドイツ語に訳した旧約聖書が用いられています。

グーテンベルクは活版印刷技術の発明者として知られています。 1439年頃にヨーロッパで初めて活字印刷をおこなったと言われており、『讃歌』が演奏されたのはその400年後のことです。 印刷技術は「ルネサンス三大発明」(他は羅針盤、火薬)とされています。

ライプツィヒ時代の作品

メンデルスゾーンは1835年から晩年までライプツィヒを拠点として活動しました。 そしてライプツィヒの音楽水準を高めたことでも広く知られています。 また1843年にはライプツィヒ音楽院を設立し、教育面でも多大な功績を残しました。

後半から声楽が加わる メンデルスゾーンのその他の交響曲は25~40分程度の作品で、『讃歌』は2倍近く長い大曲となっています。

第2曲の声楽部分は「Alles, was Odem hat, lobe den Herrn!」ではじまり、最後(第10曲)も同じ歌詞で終曲します。 日本語で「息をするすべてのものは、主を称えよ」という意味で、この歌詞が重要な場面で高らかに歌い上げられます。

メンデルスゾーン『讃歌』の名盤

2017年ライブ録音 『讃歌』の録音としてはカラヤン&ベルリンフィル、アバド&ロンドン交響楽団などが有名ですが、こちらの録音もオススメです。 管弦楽と声楽のバランスが良く、それぞれがクリアに聞こえるため、とても聴きやすいです。 一般的な名盤より演奏テンポが速めで、引き締まった演奏が楽しめます。

『讃歌』は改訂版が演奏されることが多く、こちらの録音も改訂版です。

2017年6月15,16日 NDRハノーファー、放送局スタジオ大ホール ライブ録音

ソプラノ:アンナ・ルチア・リヒター(ソプラノ) ソプラノ:エスター・ディールケス(ソプラノ) テノール:ロビン・トリッシュラー(テノール) 合唱:北ドイツ放送合唱団、ケルン放送合唱団 ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団 指揮:アンドルー・マンゼ

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