甚行寺。横浜市神奈川区青木町にある真宗高田派寺院
甚行寺。横浜市神奈川区青木町にある真宗高田派寺院

甚行寺。横浜市神奈川区青木町にある真宗高田派寺院

甚行寺。横浜市神奈川区青木町にある真宗高田派寺院の真色山甚行寺の縁起と所蔵の文化財を新編武蔵風土記稿等からの引用を交えて紹介。開港当時フランス公使館に充てられていたという

甚行寺は、真色山と号し、浄土真宗高田派に属す。明暦2年(1656)第1世意円上人が本山専修寺の第14世を招いて、この寺を草創したと伝えられている。 開港当時、本堂は土蔵造りであったが、改造を加えてフランス公使館に充てられたといわれている。 大正12年の関東大震災には全ての建物を倒壊焼失し、さらに昭和20年の横浜大空襲にも再度全焼した。その後、昭和46年に本堂・客殿を鉄筋コンクリート造で再建し、現在に至っている。(「神奈川区宿歴史の道」掲示より)

「横浜市史稿」掲示による甚行寺の縁起

甚行寺 位置 甚行寺は、眞色山淸淨之院と號し、神奈川區靑木町字元町三百八十一番地にある。境内は五百二十八坪。伊勢國一身田專修寺の末で、寺格は永代院家である。 沿革 この地に古くより阿彌陀如來の尊像を安置した小堂があつたところ、明曆二年、意圓上人が、本山專修寺第十四世堯秀上人を勸請して、これを一寺に起立したのである。寶曆年中、火災に罹り、其後五間に六間半の客殿を再建したと云ふ。開港當寺の本堂は、土藏造であつたが、これに多少の改造を加へて、一時佛國公使の假寓に充てられたことがあつた。大正十二年九月一日、大震火災に罹り、本堂・庫裡・太子堂等、悉く倒潰燒失した。直後、假堂を營み、次いで本堂の再建を起し、昭和二年五月二十五日を以て竣工、入佛式を行つた。 本尊 本尊は阿彌陀如來立像、高一尺五寸、傳に惠心僧都作である。(「横浜市史稿」より)