空気銃選びは出会いと直感!迷ったらプレチャージ式の中古銃?
今回は「空気銃を持ちたいけど、どれにしようかあれもこれも悩んで決められない!」という方向けに記事を書いていま
この記事に辿り着いた皆さんなら、空気銃のおおまかな分類に関してはもうバッチリ理解しているかと思います。やはり、空気銃本体の「安さ」で選ぶならポンプ式かスプリング式の空気銃ですよね。ポンプ式の代表格、シャープチバ製のエースハンターだと、 72,000円~66,000円 の間で出品されています。スプリング式だと、最近カタログなどでよく見かけるCOMETA製のフュージョンギャラクシーが税込みで 72,000円 となっています(2022年9月現在)。
僕も当初はエースハンターかスプリング式の空気銃を買うつもりでした。残圧を気にせずポンピングすれば何度でも撃てて、50m先も射程圏内に入る。「某狩猟漫画と言えばコレ!」のエースハンター。パワーもありくくり罠の止め刺しにも使われる、一回のコッキングで発射可能なスプリング式エアライフル。どちらも魅力的ですよね?しかし、レビューを調べてもなかなか出てきませんし、苦労して得た所持許可なのに撃ってみたら当たらないというのも悲しいです。悩んでも埒が明かないので、YahoO知恵袋で質問してみました。
結局どんな銃を購入したのか
エアアームス「s410」を選んだ理由- 評判が良い
- 部品の流通量が多い
- 本体価格が安い
- 見た目が良い
まずは評判と部品の流通量についてです。これは空気銃の販売・修理を行っている銃砲店の店長さんから聞いた話ですが、エアアームスs410のような、いわゆる「第2世代」の空気銃は第1世代と比べて性能が良く(当たり前かもしれませんが)、その上購入者も多かったため部品の流通量が多いそうです。また、シュラウド付き(銃の発砲音を抑えるため銃身を筒で包む構造)の銃も出始め、静かでよく当たり修理も安心という、空気銃において重要な要素を満たしている銃が多いそうです。
性能が良いと言われる第2世代の銃のなかで、僕が具体的に銃の名称を聞いたのはエアアームス社のs410、FXエアガンズのFXサイクロン、エバニクス社のレインストームです。どれも空気銃の購入を検討している方なら一度は見聞きした名前ではないでしょうか。
続いて価格についてです。上述の購入者が多いという点とも関連しますが、購入者が多い分中古銃の流通量も多く、性能に対して価格が安く抑えられていると思います(個人的な見解です)。実際、僕の銃はスコープ、ハードケース、ハンドポンプが付属して 約17万円 でした。おそらくFXサイクロンやレインストームを購入するとしても 20万円以下 で購入できるのではないでしょうか。
気になるお値段は僕が購入した「s410」の中古銃はネットで調べると 大体140,000円~180,000円の間 で販売されているようです。実際、僕が購入した銃も、 銃本体が税込み170,000円の送料が2,600円でした 。 5.5mmのペレットやクリーニングペレットも一緒に購入しているので、総額はもう少し値が張りますが18万円には届いていません。銃には3倍~9倍の可変スコープが載っており、中古のハンドポンプとハードケースが付属していたので、届いてすぐ射撃場に撃ちに行けるような状態でした。
傷の状態や不具合銃床についた傷 パッド部分についた凹み 銃口付近には落としたりして凹んだような跡がありました 弾倉は結構ヒビ割れが目立ちます
実際に使ってみての感想
操作性と集弾性(グルーピング)まず操作性についてですが、 特に不満を感じる点はありませんでした。事前にネットで得ていた情報では「ボルトが重すぎる。かなり力を入れないと引けない。」との意見がありましたが、ボルトの操作もスムーズに行えました。一点気になったのは想像以上に長くて重たいことですかね笑。なんせ初めての銃なので銃の長さや重さは特に意識していませんでしたが、開封してビックリ、「長いッ!!」と感じましたし構えてみて「重ッ!!」と口からこぼれてしまいました。ただ実際には、空気銃に限らずライフルでも、委託なしの立射で撃つという場面は限られてくると思いますし要は慣れなんじゃないかなと思います。
ハンドポンプは大変?結論から申し上げますと、体重が70㎏以上ある人はバリバリ行けます。
根拠としましては、僕の体重が70㎏だからです。そしてなぜ体重が基準なのかというと、ハンドポンプで重要なのは筋肉よりも真上から押しかける圧だからです。もしかすると、60㎏あたりでも行けるかもしれませんが、200気圧を超えると70㎏の僕が全体重をかけてもなかなかポンプが下まで下がりきりません。正直なところ華奢な女性だと厳しいと思います。しかし、レギュレーターのついていない空気銃の場合、集弾がバラつかないおいしい気圧というものが大体決まっています(僕の空気銃の場合160~180気圧の間)。もしかすると180気圧くらいまでなら女性でも入れられるかもしれません。ここらへんは女性からの体験談を聞いてみたいですね。
おいしい気圧の話が出たのでついでに話しておきますと、上述した通り僕の空気銃のおいしい気圧は概ね160~180気圧の間です。ハンドポンプの気圧計を基準に(空気銃の気圧計はおそらくズレている)180気圧までチャージした場合、160気圧に下がるまで約20発撃てます。狩猟で使う場合、一日20発撃つことはまずないと思います(撃つ人もいるかもしれません)。では160まで下がった気圧を180まで上げる場合何回ポンピングしなければならないのか?僕の場合約40回です。この回数を多いと感じるか少ないと感じるかは人それぞれですが、10回ポンプして一休みしてを繰り返せば4セットですみます。そもそも連続でポンプしすぎると空気が圧縮される際に生じる熱でポンプやホースが熱くなってしまうため、ポンプは一休みしながらするくらいがちょうどいいのです。
付属のスコープは使える?買い替えるべき?僕の場合、3倍~9倍の可変スコープが付属していましたが、空気銃を購入する前はスコープを別で購入するか迷っていました。結果的に お金がなくて 購入には至らなかった訳ですが、スコープについてはこだわる人はこだわりますし、 こだわっていない人でもしっかり獲物を獲っている人はいます。 僕のスコープはレチクルがデュープレックス(下の画像のような十字線)なのですが、獲物との距離の測定や弾の落下量の計算には向いていません。というよりできません。獲物との距離をレーザー距離計等を使わずにミルドットレチクルで計測したい方はミルドットのスコープを買った方が良いと思いますし、「とりあえず何でもいい」という方は付属しているならそのスコープをまず使ってみるのが良いと思います。
50m先の的紙を倍率3倍で見た様子 50m先の的紙を倍率6倍で見た様子 50m先の的紙を倍率9倍で見た様子
まとめ
理想と現実のギャップ。思ったより〇〇まず一点目、思ったよりも弾が落ちます。所持する前は、ペレットがものすごい速度で一直線に飛んでいくのを想像していましたが、実際はペレットの速度は時速980km程度(1秒で270m進む)で、ライフル弾が時速3,000km程度なのと比べるとだいぶ遅いです。さらに飛ばす弾が数グラムととても軽いため、空気抵抗を受けて弾が落ちますし、山なりの軌道を描くのが見て取れます。
お次は二点目、思ったよりもゴツいです。正直、空気銃・エアライフルと聞いて最初はトイガンのスナイパーライフルみたいなものを想像していました。しかし、実際手に取るとかなり大きく重たいです。おそらく教習射撃で使う上下二連よりも重く長いと思います。より軽く、より短いものはそれ相応の値段がしますし、猟のスタイルでも許容できる重量が変わってくると思うので、空気銃の購入を検討している方は、自分の猟のスタイルについても考えてみてください。
最後になりますが、思ったより楽しいです。空気銃は射手の腕以外に、風や気温等の環境要因で着弾点が変化してしまいますが、それらの要因をできる限り分析して狙ったところに当てるというのはとても楽しいです。自然を相手にしているというライブ感がたまりません。また、発射音がライフルやスラッグ弾と比べて格段に小さい(シカとマダニくらい違う)ので、発砲における体のストレスが全然違いますし、周囲への気遣いも変わります。弾代も一発数円なので気にせず撃てます。やはり空気銃のメリットとして一般的に挙げられる点はメリットとして十分な効果を発揮していますね(当たり前)。
結局は出会いと直感ここまで長々と空気銃について述べてきましたが、結局は出会いと直感だと思います。銃のフォルムやストックの好みは人それぞれですし、ブルバップスタイルの銃にグッとくる方もいれば、THE・銃というフォルムに惹かれる人もいるはずです。そして、自分の欲しい銃が市場に出回っているとも限りません(中古銃ならなおさら)。僕が銃を手にする前、銃砲店でちらっとお話した人は「銃は巡りものだからピンと来たのを買えばいい」と仰っていました。僕もそう思います。
空気銃の所持を検討している方。空気銃選び、悩みながらもぜひ楽しんでください!!
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