鹿児島の「ゆべし」は味噌と唐辛子入りのちょっとピリ辛!それを作ってみました!
鹿児島の「ゆべし」は味噌と唐辛子入りのちょっとピリ辛!それを作ってみました!

鹿児島の「ゆべし」は味噌と唐辛子入りのちょっとピリ辛!それを作ってみました!

母が昔作っていた鹿児島の「ゆべし」は、味噌と唐辛子が入ったゆず餅で、子供の頃はその味になじめませんでした。しかし、最近あ

母が昔作っていた鹿児島の「ゆべし」は、味噌と唐辛子が入ったゆず餅で、子供の頃はその味になじめませんでした。しかし、最近あの味が恋しくなり、母に作り方を聞いたり郷土料理の本を見ながら作ってみました。すると、濃い柚子味噌味に唐辛子がピリッと効いたあの懐かしい「ゆべし」が出来あがり、大人になった今は癖になるような美味しさを感じました。材料も作り方も意外とシンプルで、これからは柚子が手に入る時期は必ず作りたいと思いました。

全国各地にある「ゆべし」

鹿児島のゆべし

母は、今年90歳となり、作り方はしっかり覚えているのですが、正確な材料の割合までは記録していないので教えてもらえませんでした。 それで、作り方を参考にしたのは、農山漁村文化協会発行の『日本の食生活全集 46 聞き書 鹿児島の食事』です。

鹿児島のゆべしの作り方

「ゆべしの材料」
  • もち米粉・・・170g
  • 味噌・・・・・170g(麦味噌を使いました)
  • 砂糖・・・・・150g
  • 柚子・・・・・1個(皮の部分だけ使う)
  • ごま・・・・・15g程度
  • 一味唐辛子・・小さじ半分程度
  • 水・・・・・・50cc〜60cc程度
  1. まず、柚子の皮の所だけ薄くむいて、それを細かくみじん切りにします。本にはすりおろすと書いてあったので最初はすってみましたが、すぐに実の所まですれて、実の汁が混ざったり上手くいかなかったので、みじん切りにしました。
  2. もち米粉、砂糖、味噌、柚子の皮をよく混ぜ合わせます。 本には水を加えるとは書いてなかったので、味噌や柚子の皮の水分で材料はまとまるのかな?と思っていたのですが、とてもまとめる事は出来ません。 母に聞いたら、「少しずつ水を加えてこねていったらまとまるよ。一度にたくさん水を入れたらベチョベチョになるから、慎重に水を入れながらこねるんだよ」と言ったので、少しずつ水を加えてこねたら、50cc〜60cc位入れた所で上手くまとまりました。意外と水はそんなに入れなくてもいい事がわかりました。 水を入れてこねる途中で、唐辛子とごまを加えます。 材料が全て一つにまとまりました。そしてねばりが出るまでしっかりこねました。
  3. 本には五寸くらいの長さに整えて竹の皮に包むと書いてあります。五寸って何センチ? 調べたらおよそ15センチだったので、その大きさに整えます。ちょうど3本できました。 母は、「竹の皮はそんなに手に入らないからサランラップに包んで蒸したらいいよ。」と言っていたのですが、せっかくならとネットショップで竹の皮を購入していたので、本に書いてある通り、2本は竹の皮に1本は食品用ラップフィルムに巻いて蒸す事にしました。
  4. ゆべしを蒸し器に入れて蒸します。本には3時間ほど蒸すと書いてあったので「そんなに蒸すの ?」と驚きましたが、母に聞くと「いや〜、1時間くらいでも十分蒸せると思うよ」と言ったので、蒸し具合を見ながら時間を決める事にしました。 そして確かに1時間位蒸したらしっかり蒸し上がった感じになり、念のためと思い結局1時間 20分程蒸しました。 ゆべしが出来上がりました。