ヒョー、ショー、ジョウ!
ヒョー、ショー、ジョウ!

ヒョー、ショー、ジョウ!

今週のお題「表彰状」 「表彰状」と言えば、やっぱり「ヒョー、ショー、ジョウ!」でしょ。 といっても、ある年代以上の人にしかわかりませんね。というか、50代(?)以上ならば、「あー、はいはい、あれね。」とすぐわかる・・・(たぶん) 子どもの頃、父が相撲好きだったので、千秋楽は必ずテレビがついていて、優勝の行方をかたずをのんで見守ったものです。そしてそのあとのお楽しみが「授与式」。優勝力士が、俵とか豪華な大きなトロフィーとか、様々なものを受け取るのを見るのは、わくわくしました。「次は何が出てくるんだろう?」って。ガラスのトロフィーなんか、きれいだったなあ。 でも、何といっても一番のお目当ては、中継…

外国の方らしい独特のイントネーションの日本語がまず面白いです。「アーナーターは、ショーワ! ロクジューーネン・・・」 文字にするとうまく伝わらないですね。間の取り方が絶妙なんです。いつも同じ調子ではなくて、ちょっとずつバリエーションが変わります。「アーナーターは」というところが「アンタは!」になったり。場所によって方言が混ざったり。大阪場所のときは「そやから」、九州場所の時は「そげなわけで」。極めつけは、トロフィーを渡すとき。つばさの付いた金の地球儀のトロフィーなんですが、重くてなかなか持ち上げることができなくて、やっと抱え上げたかと思ったら転んでしまったりします。大きな力士が手を貸して起こしてあげる場面があったりすると、また歓声が上がります。このあたり、お約束みたいになっているんだけれど、期待を裏切らないところがいいんです。

え? 何が昭和かって? 思うに、その時しか見られないお約束のコントをみんながテレビの前で今か今かと待っていて、一緒に笑うところかな。そこがYouTubeで拡散したピコ太郎さんとは違う。(ピコ太郎さんはもちろん面白いけれど) 昭和はみんなで一緒に見て笑う。しかもお約束の流れ。いたってシンプルなんです。懐かしいな。

パン・アメリカン航空の倒産で、パンナム杯の授与もなくなりました。「ヒョー、ショー、ジョウ!」のおじさんは、実はとても偉い方(パン・アメリカン航空の極東支配人 デビッド・ジョーンズさん)で日本語ペラペラだったんだそうです。日本人の笑いを取るために、毎回、あれこれ筋書きを考えていたんですね! すごい。

「アナタは、ニッポンとニッポンの相撲を愛し、ニッポン中を、笑いに包んでくださいました! よって、アナタに、ヒョー、ショー、ジョウ!を贈ります。」