パーマカルチャーに魅せられ、消費者から創造者になった3人の暮らし
パーマカルチャーに魅せられ、消費者から創造者になった3人の暮らし

パーマカルチャーに魅せられ、消費者から創造者になった3人の暮らし

「パーマカルチャー」はオーストラリアから世界へと広がり、日本では1996年に『パーマカルチャー・センター・ジャパン』が設立されました。今では各地で「パーマカルチャー・デザイン・コース(以下PDC)」が実施されています。今回は、日本のパーマカルチャーシーンをけん引する本間・フィル・キャッシュマンさん(以下、フィルさん)、ヘイミッシュ・マーフィーさん(以下、ヘイミッシュさん)、ソーヤー・海(かい)さん(以下、海さん)の、消費者から創造者になるパーマカルチャーな暮らしを紹介します。

実験して、間違えて、学び、遊ぶ。フィルさんの『Permaculture Awa』

『Permaculture Awa』のフィールド。

フィルさん「コンパクトに表現したかった。小さなゾーン(区画)をどこまで機能的にできるか。小規模から始めて発展していけばいい。子どもが成長してここで遊ばなくなると、ニーズ(求めるもの)が変化する。自分の変化に応じて、パワも変化していく。常にリデザインすることが大事」

フィルさん「いつ出ていってと言われてもいい状態は、すごく強い。やってることが全部、遊びであってほしい。ぼくはそれが学び。本気で遊んでいると間違いがおきるけど、間違えてもOK。間違いはぼくのもの。何よりもの財産になる」

そこに暮らし、土地の全てとつながる。ヘイミッシュさんのフィールド『食べられる森―Uzume―』

ヘイミッシュさんのフィールド『食べられる森―Uzume―(通称ウズメ)』。

ヘイミッシュさん「はじめは、機能的なものだった。考え方が分かると、生活のなかで広く使えるもの。今は生活のなかで何がアースケアかを考え直して、“マイパーマカルチャー”にした。(パーマカルチャー3つの倫理の)ピープルケアをセルフケアにして、アースケアよりも上のトップにした。自分を大切にできなければ人を愛せない。自分を愛してほかも大切にする。自己愛ある人はアースケアができるから、アースケアは下に」

ヘイミッシュさん「全てのもののつながり。木、動物、ヘビ、鳥、天気、雨、全て意識があると思う。だからいつも太陽、雨、木と話している。家を建てたとき、家の横の赤松が茶色くなって、死にかかった。悲しくて、毎日ハグしていたら、4倍くらい大きく元気になって、今では大親友になった。ため池を造ったらカエルが増えて、ヘビも、他の生物も増えた。マムシも多いけど、ヘビにもリスペクトして『みんなのためにやってるから噛まないでね』って話す。住んでいるから、土地や生物たちとのつながりを感じる。彼らと話すようにしていることが、何よりもポイント」

失敗が許され、自信につながる場所。ソーヤー海さんのフィールド『パーマカルチャーと平和道場』

海さん「ソーラーオーブンは、使っても請求書が来ない。薪は、切って運ぶエネルギーがかかるし、二酸化炭素やススも出るし、温暖化に加担するけど、太陽光はそれがない。使うことで太陽への意識が変わる」

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