琵琶湖の漁業は厳しい状況だ-統計を見て考える
琵琶湖の漁業は厳しい状況だ-統計を見て考える

琵琶湖の漁業は厳しい状況だ-統計を見て考える

琵琶湖の漁業は厳しい状況だ-統計を見て考える 原因としてまず考えられるのが、 外来魚や水草の大繁殖 です。ともに生物多様性に大きな影響を及ぼしています。また、 沿岸部の開発 も考えられます。ヨシの群集がなくなり、琵琶湖の魚の産卵場所が減っているといったことが起こっているとみられます。加えて、高度経済成長期における、 琵琶湖の富栄養化の影響

原因としてまず考えられるのが、外来魚や水草の大繁殖です。ともに生物多様性に大きな影響を及ぼしています。また、沿岸部の開発も考えられます。ヨシの群集がなくなり、琵琶湖の魚の産卵場所が減っているといったことが起こっているとみられます。加えて、高度経済成長期における、琵琶湖の富栄養化の影響が今もみられるという考えもできるかもしれません。1970年代以降、琵琶湖は徐々にきれいになっていますが、その反動が今もなおみられるということを意味します。

琵琶湖の漁業従事者・就業者数をみてわかること

琵琶湖の漁業従事者・就業者数のグラフです。上で示した漁獲量の減少に伴い、琵琶湖の漁業従事者・就業者も減少していることがわかります。漁業をする人にとって、今後、漁獲量が減る中、生計をたてることは極めて困難だと思われます。そのため、若い人の参入が少ないとみられます。

また、漁業関係者の高齢化も大きな問題です。

1,漁業就業者:漁業世帯の世帯員のうち、満 15 歳以上で過去1年間に自営漁業または漁業雇われの湖上作業に年間 30 日以上従事した者。2,漁業従事者:過去1年間に湖上作業に従事した者(臨時に従事した者は除く)。湖上作業とは、漁労・漁船航行・網の張立て・網の取替え・網の打ち回し・魚介類の直接採捕・小割養殖施設の見回り・収穫等漁業関係の湖上労働をいう。

滋賀県農政水産部水産課(2019)『平成30年度滋賀の水産』から引用

コアユの漁獲量に注目する

(出典)各年度滋賀県統計書 漁業、魚種別漁獲量(琵琶湖)をもとに作成

平成前後になると、こあゆは琵琶湖の漁獲量において大きな割合を占めていることが上のグラフを見てわかります。今や琵琶湖においてこあゆは重要な漁業資源となっています。

しかし、2017年こあゆの漁獲量に注目すると279トンと2016年と比べて200トン弱減っています。こあゆだけが琵琶湖において比較的漁獲量を確保できていただけに、漁業関係者に衝撃・打撃を与えました。滋賀県内でも大きく報道されました。

実際、漁業に出ても、漁獲量を確保できず、燃料費だけで赤字になるケースもあるということです。今後、こあゆの漁獲量が確保できなければ、琵琶湖における漁業は一層厳しい状況になると言わざるを得ません。

琵琶湖の魚を食べよう

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