【クローズアップ現代】中国人の日本移住急増「経済・教育に新たな動き」
NHKクローズアップ現代が取り上げた中国人の日本移住急増の実態を解説。経営管理ビザを活用した移住戦略、教育や経済を理由に日本を選ぶ背景、小さな中国社会の形成と専門家が指摘する課題から、これからの日中共生社会のあり方まで徹底分析します。
東京財団政策研究所主席研究員の柯隆氏は、日本における「リトルチャイナ」の形成について、「日本にはいわゆるリトルチャイナ、小さな中国ができていて、しかも一定の人数がいるわけですから、彼らがその中で自己完結的なビジネス展開して自分で生きていけるわけです」と説明しています。また、日本が中国人にとって生活しやすい理由として、「日本は漢字文化なわけですから馴染みやすい」点や、すでに形成されている中国人コミュニティのサポート体制を挙げています。
経営管理ビザの乱用問題と柯隆氏が語る懸念点
大阪国際法務事務所の李姫紗代表は「経営管理ビザ、ビザを買うようなイメージですよね。500万円で法人を設立して資本金も入れて形式を整えたら1年のビザはもらえる、ただ趣旨とはちょっと異なってしまうんじゃないかな」と懸念を示しています。
民泊事業を活用した日本移住戦略とその課題
松村嘉久教授が明かす中国系企業の実態調査結果
中国社会を研究している阪南大学の松村嘉久教授は、2020年以降に中国から申請された会社設立について調査を行いました。その結果、資本金500万円で大阪市内に設立された会社は少なくとも1200社に上り、特定の建物に多数の中国系の会社が集中している傾向が判明しました。
日中の専門家が提言する共生社会への道筋
明石純一教授が語る外国人受け入れ拡大の課題と展望
筑波大学教授で出入国管理に関する国の委員も務める明石純一氏は、経営管理ビザの乱用問題について「残念ながら制度の乱用と思われても仕方が無いケースっていうのは存在しています」としながらも、「規則を強化するとかあるいはペナルティーを厳罰化するということだけでは物事は解消しない」と指摘しています。
まとめ:増加する中国人の日本移住がもたらす変化と今後の展望
※ 本記事は、2025年5月12日放送のNHK「クローズアップ現代」を参照しています。
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