「あなたの彼氏、けっこうえげつない」筆者が出会ったのはホストの彼氏に“立ちんぼ”をさせられている20歳女性…それでも彼女が別れない「特殊な事情」とは
- #1
- #2
文庫『路上売春』より #11
2025/10/28 ニュース 社会 読書 コピー九州出身の紗希(仮名・20歳)は、上京後のいじめをきっかけに非行に走り、偽造身分証でキャバクラに勤務。年齢が発覚するたびに店を転々とするうち、夜の世界で生きる術を覚えた。19歳まで恋愛経験がなかったが、20歳でホストの彼氏ができ、彼を支えるためにソープ嬢となり、月300万円を稼いでほとんどを彼に渡した。やがて彼氏の勧めで、リスクの高い路上売春(立ちんぼ)にも手を染める。
彼女のその後を、ノンフィクションライターの高木瑞穂氏の文庫『ルポ 新宿歌舞伎町 路上売春』(鉄人社)より一部抜粋してお届けする。なおプライバシー保護の観点から本稿の登場人物はすべて仮名である。(全2回の2回目/最初から読む)
写真はイメージ ©getty この記事の画像(25枚)◆◆◆
ADVERTISEMENT
月収100万円代にまた届いたけど…
ソープでいちばん稼いでいたころとまではいかないが、先月の実入りは100万の大台に届いた。当初抱いていた葛藤は、初日に5万円を持って帰り、彼氏に頭を撫でられたときから消えていた。
──公園で稼げなくなったらどうするの?
「うーん、考えられない。私はいまを生きてるだけだから」
──また風俗に戻るとか?
「あっ、というか、稼ぐため最近、歌舞伎町の素人専門デリヘルにも在籍して、そこと併用してやってる感じ。でも、そのデリヘルが新店で、ヒマで稼げないんだよね。だから、まあ、稼げるこっちばかりになっちゃってる感じだけど」
──彼女に立ちんぼさせるなんてそのホストの彼氏、けっこうえげつないと思うよ。
次のページ 「でも彼氏は…」 1 2 次へ 関連記事 Recommended for you- 没後45年の今、なぜオンワード樫山「アンクレイヴ」は作家・向田邦子をミューズに起用したのか?PR(オンワード樫山)
- 「続・新リース会計基準の衝撃」青山学院大学大学院 特任教授 鶯地 隆継氏、三井住友ファイナンス&リース 取締役常務執行役員 渡辺 敬之氏、公認会計士 井上 雅彦氏登壇PR
- 《東日本大震災から15年》福島県の“浜通り”を訪れたら…おしゃれなカフェや雑貨屋が軒を連ね賑わいをとりもどしつつあった!《現地徹底取材》PR(JR東日本)
- “時代を超えて愛される”名品 ハートマン インテンシティが選ばれる理由とは?PR(サムソナイト・ジャパン株式会社)
おすすめのキーワードタグ一覧
おすすめ一覧