ボニータ ブルーベリー ラビットアイ系の特徴と育て方 kaju_bb-rb022-03
● ブルーベリー ボニータの品種の特徴
果実の大きさはラビットアイ系品種の中では大粒です。果肉自体が硬く、果実の締りが非常にいいです。完熟の果実が美味しく果皮が青色に着色してから5日以上経つと甘みがでます。それ以前は酸味が強いです。完熟判断がややむつかしいので摘み取り園には不向きかなと思います。見た目の完熟よりも1週間くらい寝かせると最もおいしい食べごろ果になります。ウッタードとの受粉相性がとても良く、混植すると高い相乗効果が期待できます。花の時期は遅いですが、ラビットアイの花は遅くまで咲きますので、問題なく受粉します。
果樹栽培の入門種ブルーベリー。花も実も紅葉も楽しめ、季節の移ろいの度に表情を変えます。ブルーベリーは1年生でも収穫できたりしますが1年目の収穫はちょっと我慢。2年生苗の植え付け1年目は欲張りすぎない程度に収穫しても大丈夫。3年生以上は普通に収穫を楽しめます。
ラビットアイ系品種は土壌適応性は他の系統より抜群に良く強健さが最大のメリットです。根張りが良く、木も大きく育ちます。ハイブッシュ系の台木にも用います。小粒ながら豊産性に優れ、ジャムやジュース用としても適しています。植栽適地は東北~九州、1本では実をつけませんので必ずラビットアイ系の2品種以上の混植を!
学名 Vaccinium ashei ツツジ科 スノキ属 別名 ビューティフルベリー、ビッグブルー、ぼにーた 作出年・作出者 1985年 交配親 ベッキーブルーの実生選抜 開花時期 5月中旬~ 花色・大きさ・花形 白色・(1cm位)・釣鐘状 収穫時期 7月下旬~9月上旬 果実の大きさ ★★★☆☆ 中大粒 15~20mm 豊産性あり 甘さ ★★★☆☆ 平均糖度:12.7~16度 果実の用途 生食、ジャム 結果年数 1~2年 自家結実性 1本でややなる(※ラビットアイ系の別品種のブルーベリーを近くに植えてください。) 推奨受粉樹・結実率順で記載 ウッタード 最終樹高 地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (落葉低木) 最終葉張り 1m ~ 1.5m 開張性(半開張性) 栽培用途 果樹畑、花壇、鉢植え、庭木、コンテナ 成長の早さ やや早い 植栽適地 東北~九州 育てやすさ ★★★★☆ 初心者におすすめ 日照条件:日なた、耐陰性やや弱い、土壌酸度:弱酸性 豊産性あり、耐寒性やや弱い、耐暑性強い、耐乾性強い 耐病害虫性 耐病性:ほとんどつかない 害虫:ほとんどつかない 芽吹き時期 3月下旬~ トゲの大きさ なし 花言葉 信頼、思いやりラビットアイ系ブルーベリー ”ボニータ”の育て方
植え方・用土暖地では9月中旬~12月上旬の秋植えが最適、寒冷地では2~3月頃に植えるのが最適です。暖地では真冬に植え付けしても大丈夫です。 それ以外の植え付けでは水切れに注意して育ててください。ラビットアイ系はph4.3~5.3の弱酸性土を好みます。【鉢植えの場合】ブルーベリーの土に植えるか野菜などの培養土とピートモスをよく混ぜた土に植えます。根が髭根で根詰まりしやすく、過湿になりやすいので2年ごとに土の入れ替えをおすすめします。
【地植えの場合】pH無調整ピートモスを約3割、堆肥を2割程度よく混ぜてから植えます。根が細かいので毛足が長いピートモスをおすすめします。乾燥予防に腐葉土や完熟たい肥などで10cm以上の敷き厚でマルチングをおすすめします。日向を好むのでできるだけ日当たりの良い場所で育てましょう。水切れしやすい4月下旬から8月は半日陰で育てるのも良いです。半日陰でも育ちますが花つきが悪くなります。
鉢増しや地植えの移植は11月か3月に行います。
春の植え付け方法2月3月でしたら根を少しほぐして植えます。3月中旬以降は根をいじらずに植え付けてください。
夏の植え付け方法根を崩さずに植え、植え替え後は水切れに注意です。
秋の植え付け方法秋は植え付けベストシーズン。根を少しほぐして植えます。
冬の植え付け方法根を少しほぐして植えます。寒冷地では冬の植え付けは控えます。
水やりブルーベリーは水で育てる。というくらい水切れしやすいです。気温が高くなる夏に実をつけることと、ツツジ科の植物は根が浅く水切れしやすいから初夏に水切れしやすいです。春夏植えでは特に水やりをしっかり行いましょう。特にベランダ栽培の場合は水やりに注意です!ベランダは夜間も温度がこもりやすく、乾燥しやすいので、4月下旬から夏にかけては土が良く乾きます。土が乾く時期は水やりを朝夕2回与えるようにしてください。(夕方は鉢の土が渇き気味だったら与えます。)地植えの場合も初夏~9月は過乾燥に注意です。10月以降は地植えでは水やりは雨任せにし、鉢植えでは土が乾いたらたっぷりと与えます。土が乾いていないときは水は与えないようにします。
肥料のやり方3月に「ブルーベリーがおいしくなる肥料」と「ブルーベリーを丈夫に育てたい」を与えます。5月下旬以降に天然硫酸マグネシウム肥料を与えるとクロロシス予防になります。12~2月に寒肥として有機肥料(油粕や牛ふんなど)を与えます。
花芽の付き方伸びてくる新梢の先端部分の葉腋に6~8月に花芽だけができます。1花芽に5~10花咲いて肥大して鈴なりになります。若木のうちはならせすぎに注意です。
1枝に果実が多いと果実が小さくなり、摘果すると大実になります。
剪定方法株元からシュートが出やすく、株立ち状な自然樹形に育ちます。ラビットアイ系は樹勢が強く、放っておいても良く育ちます。剪定は込み合う枝を間引く程度で大丈夫です。
4年以上の古くなって花つきが悪くなった枝は間引いて、若い主軸と入れ替えていくとよいです。
その他栽培や性質の注意点※果実の大きさ、糖度、収穫時期に関しては、栽培する地域や栽培方法によって変化します。
その他豆知識【大きなおいしい実を収穫する方法】太い力のある枝にはいい果実がつきます。果実がなりすぎると栄養を分散するため、果実が大きくなりにくいです。木の大きさに応じた果実の数に調整するとびっくりするような果実も収穫できます。ブルーベリーは1年生でも収穫できたりしますが1年生は1年目の収穫はちょっと我慢。2年生の植え付け1年目は欲張りすぎない程度に数個程度収穫しても大丈夫だと思います。3年生以上は普通に収穫を楽しめます。
土壌酸度不足ではクロロシスになりやすいので、適時ピートモスや天然硫酸マグネシウム肥料などで酸性土壌を維持するとよいです。夏の高温や多湿、根腐れなどが原因で秋冬以外に葉が紅葉することがあります。根の生理障害なので、日陰で育てたり水やりに注意です。
病害虫の予防法病害虫はほとんどつきません。まれに高温多湿になるとイラガが発生しますので、発生したら殺虫剤で駆除します。
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