カササギを怖がらせるため、鳥よけ用フクロウを作って置いたところ神として崇めるように?
この画像を大きなサイズで見るimage credit:givlivs_x/TikTok Advertisement鳩やカラスなど、鳥が集まってほしくない場所に設置する鳥除けなどは、最初こそ鳥が警戒して近付かなくなるが、音とは違って数日経つと慣れてしまい、あまり効果はないようだ。
オーストラリアに住む男性は、野生のカササギたちが外に置いてある猫の餌を全部食べてしまうことから、怖がらせて追い払おうとハロウィンで使った残り物を利用して、フクロウの置物を作った。いわゆるカカシ的存在である。
するとカササギが思いもよらぬ行動に出た。彼らはまるでその置物を「カササギの神」であるかのように崇拝する仕草を見せたという。
記事をシェア みんなのポスト コメント コメントを書く ナビ 上に戻るカササギを撃退しようと自家製フクロウを飾る
オーストラリア、ニューサウスウェールズ州に住むジュリオ・クジラさんは、野生のカササギたちが頻繁に自宅の庭に出没し、飼い猫の野外用フードボウルから餌を盗み食いしていることに頭を悩ませていた。
彼らが餌を食べないようにするにはどうすればいいだろう?ジュリオさんは頭を悩ませた。
調べたところ、カササギはフクロウの彫刻を置くと怖がって近寄らなくなると知った。だがわざわざお金をかけて購入したくなかったので、ハロウィンの時に使った装飾品の残り物や、紙粘土と羽で自作した。
ハロウィン仕様なのでフクロウの色味とはちょっとちがうが、なかなか不気味でインパクトのある出来栄えとなった。
というかフクロウには見えず、作った本人でさえも「フクロウではなく、猫の死骸にしか見えません」とTikTokでシェアしたほどだ。
とにかくカササギを怖がらせ、追い払うことができれば問題ないわけで、早速そのカカシ的置物を猫の餌場近くに設置した。
カササギたちが奇妙なフクロウを崇拝するように?
カササギたちは最初こそ、得体の知れない不気味な置き物を恐れていたようだが、やがて興味を持って近づき始めた。
するとなにやら”崇拝 “するかのような行動を見せたのだ。
シェアされた動画では、カササギが鳴き声をあげて置物に向かってお辞儀をしているように見える。
@givlivs_xI accidentally made a Magpie god, #fyp #magpie #god #worship
♬ The Funny Bassoon – Eitan Epstein Music TikTokで開くカササギが置物を恐れていなくなったかどうか確認しようと窓の外を覗いたジュリオさんは、そこで繰り広げられている奇妙な光景に驚かされた。
うっかりカササギの神様を作ってしまったようだ
ジェリオさんはこう書いた。
縄張りを主張し追い払おうとしていた
自身の目で、カササギの面白い光景を見て以来、ジュリオさんは今ではカササギが好きになり、自分の家を訪れてきても追い返そうとはしなくなったという。
彼らの行動を観察していると、とてもかわいく思えるようになりました。カササギの性質やおもしろい行動を見ているとかわいい鳥だということがわかったんです。
ヒナの一羽にはリッキーという名前までつけました。
この画像を大きなサイズで見るimage credit:givlivs_x/TikTokちなみに、ジュリオさんの投稿にはこのようなコメントが寄せられている。
・これ、カササギたちは出来栄えをバカにしてるのでは? ・こ、これがフクロウだって!? ・もう少しマシな見栄えだったら怖がるかもよ。 ・フクロウじゃなくてカササギを作ったのかと思った。 ・投稿主さんよ、フクロウを見たことがあるかい?
この画像を大きなサイズで見るpixabay実際は崇拝しているわけでなく、縄張りを主張し追い出そうとしていた
ニューイングランド大学の動物行動学博士ジゼラ・カプラン名誉教授によると、映像のカササギたちは、実際にはフクロウの置き物に敬意を示しているのではないという。
縄張りを主張する鳴き声を上げて得体の知れないものを追い払おうとしているのだという。
カササギたちは、目の前の置き物に向かって「自分たちのテリトリーに入っているのだから、出て行け」と警告しているのです。
カササギのこの鳴き方は「お前は私たちの縄張りに踏み込んでいる」ということを示しています。
結局、カササギの“フクロウ神への信仰”は、嵐が偶像を解体したことで終わりを告げたということだ。
カササギの賢さは以前から紹介しているが、鳥よけのスパイクですら、剥がして巣作りに利用するほどだ。彼らを追い払うよりは、共存の道を選んだ方が何かの時に助けてくれるかもしれない。
References:Guy Builds Decoy To Scare Birds — But They End Up ‘Worshipping’ It Instead/ written by Scarlet / edited by parumo
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