. Sambaのバージョンを確認するコマンド|現場で使う3つの手順
Sambaのバージョンを確認するコマンド|現場で使う3つの手順
Sambaのバージョンを確認するコマンド|現場で使う3つの手順

Sambaのバージョンを確認するコマンド|現場で使う3つの手順

 この記事の監修:宮崎智広(Linux教育歴15年以上・受講者3,100名超) HOME > Linux技術 リナックスマスター.JP(Linuxマスター.JP) > Linuxtips > Linuxtips, Samba, サーバー管理, ファイルサーバー管理 > Sambaのバージョンを確認するコマンド|現場で使う3つの手順 「Windowsから共有フォルダに繋がらなくなった。Sambaのバージョンいくつだっけ?」 脆弱性の対応や、Windows Update後の接続トラブルなど、ファイルサーバー(Samba)のバージョン確認は現場で頻繁に発生するタスクです。 この記事では、Linux(Samba)のバージョンを確認する3つの方法を解説します。環境や目的に合わせて、一番やりやすい方法を選んでみてください。

方法1:smbdコマンドで確認する(一番おすすめ)

Sambaの本体プログラムである smbd コマンドに -V(大文字のブイ)オプションを付けて実行するのが、最も早くてオーソドックスな方法です。

# smbd -V Version 4.10.16 または # samba --version Version 4.10.16

上記のように表示されれば、現在稼働しているSambaのバージョンは「4.10.16」であることが分かります。 ※Samba 3系と4系では設定ファイルの書き方やActive Directory対応などの機能が大きく異なるため、まずはメジャーバージョン(最初の数字)をしっかり確認しましょう。 「command not found」が表示される場合

# smbd -V -bash: smbd: command not found

このエラーが出る場合は、Sambaがインストールされていない可能性があります。以下のコマンドでインストールしてください。

# dnf install samba または # yum install samba

※インストール済みなのに表示される場合は、which smbd でパスが通っているか確認してください。 「このままじゃマズい」と感じていませんか? 参考書を開く気力もない、同年代に取り残される不安—— でも安心してください。プロのエンジニアはコマンドを暗記していません。 「現場で使える型」を効率よく使いこなしているだけです。 その「型」を無料で手に入れる 図解60P/登録10秒/解除も3秒

方法2:rpmコマンドで確認する(Red Hat系)

RHEL、AlmaLinux、Rocky Linux、CentOSなどのRed Hat系Linuxであれば、パッケージ管理の rpm コマンドを使って調べることもできます。 インストールされているパッケージの詳細なリリース番号まで知りたい場合や、まだSambaを起動していない時に便利です。

# rpm -q samba samba-4.10.16-15.el8_3.x86_64

※DebianやUbuntu系のLinuxを使用している場合は、dpkg -l | grep samba を使用してください。

方法3:起動状態と合わせて確認する(systemctlコマンド)

「そもそもSambaが今動いているのか?」という稼働状況を確認したい場合は、systemctl status コマンドを実行します。このコマンドはバージョン確認ではなく稼働状態の確認専用として使います。Sambaのサービス名は smb になり、Ubuntu/Debian系では smbdになります。

# Red Hat系の場合 # systemctl status smb * smb.service - Samba SMB Daemon Loaded: loaded (/usr/lib/systemd/system/smb.service; enabled; vendor preset: disabled) Active: active (running) since Mon 2026-02-16 10:00:00 JST; 4 days ago # Ubuntu/Debian系の場合 # systemctl status smbd

Active: active (running) となっていれば、Sambaは正常に稼働しています。停止している場合は systemctl start smb(Ubuntu/Debian系は systemctl start smbd)で起動してください。

【補足】脆弱性(CVE)の確認と対応

「Sambaのバージョンを確認したい」という背景には、脆弱性対応が含まれることも多いです。バージョン確認後は以下のサイトでCVE情報を照合する習慣をつけましょう。 ・Samba公式セキュリティアドバイザリ: https://www.samba.org/samba/security/ ・JVN(脆弱性情報データベース): https://jvndb.jvn.jp/ 脆弱性が見つかった場合は、以下のコマンドでSambaをアップデートしてください。

# dnf update samba または # yum update samba

【補足】クライアントから接続できない場合のチェックポイント

Sambaのバージョンを確認する背景には、「Windowsから繋がらない」というトラブルがよくあります。バージョンと合わせて以下の2点も必ず確認する習慣をつけましょう。 ・ファイアウォールの許可: firewall-cmd --list-services で samba が許可されているか。 ・SELinuxの状態: getenforce で Enforcing になっていないか(Samba用の適切なブール値設定がされているか)。

本記事のまとめ

やりたいこと コマンド Sambaのバージョンを確認する(基本) smbd -V または samba --version パッケージのリリース番号まで確認する rpm -q samba Ubuntu/Debian系でパッケージを確認する dpkg -l | grep samba Sambaの稼働状態を確認する systemctl status smb (Ubuntu系は smbd) Sambaを起動する systemctl start smb (Ubuntu系は smbd) Sambaをアップデートする dnf update samba  暗記不要・1時間後にはサーバーが動く 3,100名以上が実践した「型」を無料で公開中

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この記事を書いた人

宮崎 智広(みやざき ともひろ)

株式会社イーネットマーキュリー代表。現役のLinuxサーバー管理者として15年以上の実務経験を持ち、これまでに累計3,100名以上のエンジニアを指導してきたLinux教育のプロフェッショナル。「現場で本当に使える技術」を体系的に伝えることをモットーに、実践型のLinuxセミナーの開催や無料マニュアルの配布を通じてLinux人材の育成に取り組んでいる。

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