. 日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~
日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~
日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

日本史跡研究会 日々の徒然~埋もれた歴史を訪ねて~

 

  【 旧帝室林野局木曽支局庁舎 】

 

   所在地:    木曽郡木曽町福島5471-1

   入館料:                          無 料

   休館日: 毎週月曜日(祝日の場合は火曜日) 年末年始

 

 

 明治18年(1885)、宮内省に御料局(のちの帝室林野局)が設置され、明治2

2年(1889)、木曽の山林の大部分が御料林となり、皇室の財源を支えることとな

る。

 

 明治36年(1903)、木曽谷一円の御料林を管理するため、宮内省は御料局木曽

支庁が設置されますが、昭和2年(1927)5月、福島大火🔥によって福島市街地一

帯は焼失する。

 

 しかし、焼失からわずか半年後の昭和2年12月、宮内省内匠寮工務課長・北村耕造

や工務課技師・権藤要吉を中心に設計された現庁舎が再建されます!!

 

               ( 支局長室 )

 

 木造2階建て、寄棟造、鉄板葺。三方にアーチを持つ玄関の車寄せ、屋根には八角形

の塔屋がある。本館正面は39m、側面12.7m。本館内部の装飾は少なめであるが、

随所にアールデコ様式の意匠が見られる洋風建築となっています。

 

 

 昭和22年(1947)、太平洋戦争終結に伴って木曽谷の森林も国有林となると、

国有林管理の拠点として、長野営林局庁舎として使用され、昭和31年(1956)か

らは福島営林署、平成7年(1995)からは長野営林局森林技術センター、平成11

年(1999)から中部森林管理局森林技術第一センターとして庁舎は使用されたが、

平成16年(2004)、庁舎としての歴史に幕を閉じている。

 

 平成22年(2010)、木曽町は中部森林管理局から敷地・建物を取得。当初は文

化的価値には乏しいと建て替えが検討されるが、住民団体は署名活動を行うなど保存を

主張し、木曽町文化財保護審議会も文化財として貴重と指摘したことから、一転、竣工

当時の状態に復元する改修工事が決定された。

 

 平成26年(2014)、一般公開が開始されると、平成29年(2018)、日本

森林学会によって【 林業遺産 】に認定!!

 

 さらに令和2年(2020)、【 日本遺産 木曽路 】木曽路はすべて山の中 ~山を守

り 山に生きる~ の構成文化財に認定されました。

 

 

 全国的にみても営林局建物として現存するのは、青森市森林博物館(旧林野庁青森営

林局)と「旧帝室林野局木曽支局庁舎」の2ヶ所のみである。

 

 木曾福島宿は、木曾谷で著名な妻籠宿・馬籠宿、そして観光地である奈良井宿と比較

して宿場町らしさを感じることは少ない宿場である💦 宿場町というよりは・・・木曽

代官・山村氏が管理しており、「福島関所」もあることから城下町の感が強いかもしれ

ません。

 

 しかしながら、訪れてみると木曽氏・山村氏関連史跡をはじめ、七笑酒造などの地酒

醸造所、開田高原にある木曽駒牧場など魅力あふれる街ですぞ(^^♪

 

 是非、木曽福島を訪れてその魅力に触れてみては如何でしょうか。「旧帝室林野局木

曾支局庁舎」も木曽福島のランドマークとして観光客の皆様をお待ちしております

m(__)m

 

 (参考資料)

   現地配布パンフレット 

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