JIS B 1702-1:2016 円筒歯車―精度等級―第1部:歯車の歯面に関する誤差の定義及び許容値
この規格ページの目次
- 4 記号及び単位
- 5 歯面精度等級許容値の選択
- 5.1 一般
- 5.2 検証する幾何特性
- JIS B 1702-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS B 1702-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS B 1702-1:2016の関連規格と引用規格一覧
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10B 1702-1 : 2016 a) 全歯すじ誤差 b) 歯すじ形状誤差 c) 歯すじ傾斜誤差 図12−エンドリリーフをもつ歯すじの例 a) 全歯すじ誤差 b) 歯すじ形状誤差 c) 歯すじ傾斜誤差 図13−ねじれ角修整及びエンドリリーフをもつ歯すじの例4 記号及び単位
記号及び単位は,JIS B 0121によるほか,表1による。 表1−記号 記号 用語 単位 A 精度等級 − b 歯幅 mm Cf 歯形管理点 − Cαa 歯先修整量 μm Cαf 歯元修整量 μm cp 歯当たり − d 基準円直径 mm da 歯先円直径 mm db 基礎円直径 mm dCf 歯形管理円直径 mm dFa 有用歯先円直径 mm dFf 有用歯元円直径 mm dM 測定円直径 mm dNf かみ合い開始円直径 mm Fa 有用歯先点 − Ff 有用歯元点 − F i” 両歯面全かみ合い誤差a) μm Fis 片歯面全かみ合い誤差 μm――――― [JIS B 1702-1 pdf 12] ―――――
11 B 1702-1 : 2016 表1−記号(続き) 記号 用語 単位 FisT 片歯面全かみ合い誤差の許容値 μm Fp 累積ピッチ誤差 μm Fpi 個別累積ピッチ誤差 μm Fpk 部分累積ピッチ誤差 μm FpkT 部分累積ピッチ誤差の許容値 μm FpT 累積ピッチ誤差の許容値 μm FpSk 部分ピッチ誤差 μm Fr 歯溝の振れ μm Fα 全歯形誤差 μm FαT 全歯形誤差の許容値 μm Fβ 全歯すじ誤差 μm FβT 全歯すじ誤差の許容値 μm ffα 歯形形状誤差 μm ffαT 歯形形状誤差の許容値 μm ffβ 歯すじ形状誤差 μm ffβT 歯すじ形状誤差の許容値 μm fHα 歯形勾配誤差 μm fHαT 歯形勾配誤差の許容値 μm fHβ 歯すじ傾斜誤差 μm fHβT 歯すじ傾斜誤差の許容値 μm f i” 両歯面1ピッチかみ合い誤差a) μm fis 片歯面1ピッチかみ合い誤差 μm fisT 片歯面1ピッチかみ合い誤差の許容値 μm fp 単一ピッチ誤差 μm fpi 個別単一ピッチ誤差 μm fpT 単一ピッチ誤差の許容値 μm fu 隣接ピッチ誤差 μm fui 個別隣接ピッチ誤差 μm fuT 隣接ピッチ誤差の許容値 μm gα かみ合い長さ mm hk 歯先面取り mm k 部分ピッチ数 − Lαm 中央歯形評価領域 mm Lαa 歯先修整評価領域 mm Lαf 歯元修整評価領域 mm LCαa,max 歯先修整の最大長さ mm LCαa,min 歯先修整の最小長さ mm LCαf,max 歯元修整の最大長さ mm LCαf,min 歯元修整の最小長さ mm Lα 歯形評価長さ mm Lβ 歯すじ評価長さ mm mn 歯直角モジュール mm Nf かみ合い開始点 − ptM 測定円上の円ピッチ mm ri 個別歯溝の振れ測定値 μm s 歯厚 mm――――― [JIS B 1702-1 pdf 13] ―――――
12B 1702-1 : 2016 表1−記号(続き) 記号 用語 単位 T 作用線と基礎円との接点 − z 歯数 − β ねじれ角 ° λα 歯形フィルタカットオフ値 mm λβ 歯すじフィルタカットオフ値 mm 注a) IS B 1702-2に規定する記号。5 歯面精度等級許容値の選択
5.1 一般 この規格は,歯面精度等級の許容値について規定し,単体歯車の測定項目の推奨事項を記載する。特別な要求事項は,契約時に協定しなければならない。いかなる測定方法及び仕様も,受渡当事者間で具体的な協定がなければ,義務とはならない。仕様がこの規格で推奨している測定の範囲を超えている場合は,特別な測定方法について,歯車を製造する前に協定する必要がある。 この規格の誤差の許容値は,JIS B 1702-1:1998とは異なるので,この規格によって歯面精度等級を特定するときは,5.6.1の規定を用いなければならない。5.2 検証する幾何特性 表2に示す歯車の測定項目は,幾つかの方法によって測定できる。測定方法の選択は,許容値の大きさ,測定の不確かさ,歯車の大きさ,生産量,利用可能な機器,歯車本体の精度及び測定にかかる費用によって異なる。平歯車及びはすば歯車の測定方法については,ISO/TR 10064-1参照。 表2−測定項目 記号 測定項目 許容値を示す箇条 定義を示す箇条 単体測定: Fp 累積ピッチ誤差 6.3.2 3.2.4 fp 単一ピッチ誤差 6.3.1 3.2.2 Fα 全歯形誤差 6.3.3.3 3.3.2.3 ffα 歯形形状誤差 6.3.3.2 3.3.2.4 fHα 歯形勾配誤差 6.3.3.1 3.3.2.5 Fβ 全歯すじ誤差 6.3.4.3 3.4.2.3 ffβ 歯すじ形状誤差 6.3.4.2 3.4.2.4 fHβ 歯すじ傾斜誤差 6.3.4.1 3.4.2.5 Fr 歯溝の振れ E.4 E.3 Fpk 部分累積ピッチ誤差 D.5 D.2 fu 隣接ピッチ誤差 G.2 G.1.2 かみ合い試験: Fis 片歯面全かみ合い誤差 F.1.4 F.1.4 fis 片歯面1ピッチかみ合い誤差 F.1.3 F.1.2 cp 歯当たり(ISO/TR 10064-4参照)− 歯厚: s 歯厚(ISO 21771参照) − この規格で精度等級を指定する歯車は,表3及び表4で歯車の大きさ及び等級範囲ごとに規定している全ての要求項目の許容値を満たさなければならない。――――― [JIS B 1702-1 pdf 14] ―――――
13 B 1702-1 : 2016 表3に,この規格を適用するために測定しなければならない最小限必要な測定項目を示す。ただし,受渡当事者間で協定があれば,標準の測定項目の代わりに代替の測定項目を用いてもよい。標準の測定項目を用いるか,代替の測定項目を用いるかの選択は,使用可能な測定機器によって決めてよい。 なお,より精度の高い等級区分の測定項目を用いてもよい。 通常は,両歯面に同じ精度等級を用いるが,場合によっては歯車の使用条件に応じて,片歯面ずつに異なる精度等級を用いてもよい。その場合は,この情報を製品図に記載しなければならない。 表3−精度等級に対する測定項目 基準円直径 精度等級区分 最小限必要な測定項目 mm 標準の測定項目 代替の測定項目 d ≦ 4 000 1011 Fp,fp,s c),Fα,Fβ s c),cpb),Fi”a),fi”a) 79 Fp,fp,s c),Fα,Fβ s c),cpb),Fis,fis 16 Fp,fp,s c) sc),cpb),Fis,fis Fα,ffα,fHα Fβ,ffβ,fHβ d > 4 000 711 Fp,fp,s c),Fα,Fβ Fp,fp,s c),[ffβ 又は cpb)] 注a) 歯車の大きさに制約がない場合は,JIS B 1702-2による。 b) 歯当たりの許容範囲及び測定方法は,この規格の規定範囲外であるので,受渡当事者間の協定に基づいて決 めなければならない。 c) 歯厚sは,この規格の規定範囲外である。 表4−最少測定歯数 測定項目 代表的な測定方法 必要最少測定歯数 単体測定 Fp : 累積ピッチ誤差 2本測定子法 全歯 1本測定子法 全歯 fp : 単一ピッチ誤差 2本測定子法 全歯 1本測定子法 全歯 Fα : 全歯形誤差 歯形測定 3歯近似等配 ffα : 歯形形状誤差 fHα: 歯形勾配誤差 Fβ : 全歯すじ誤差 歯すじ測定 3歯近似等配 ffβ : 歯すじ形状誤差 fHβ : 歯すじ傾斜誤差 かみ合い試験 Fis : 片歯面全かみ合い誤差 − 全歯 fis : 片歯面1ピッチかみ合い誤差 − 全歯 cp : 歯当たり − 3歯近似等配 歯厚 s : 歯厚 弦歯厚測定 3歯近似等配 オーバピン(球)測定 2か所 またぎ歯厚測定 2か所 両歯面かみ合い試験 全歯 特に指定がない場合,製造業者は次の選択をしなければならない。− ISO/TR 10064-1及び表4で規定している測定方法の中から利用可能な測定方法を選択する。− 測定に用いる測定機器は,正しく校正されたものを選択する。− 個々の測定歯の選択は,可能な限り等配とし,表4で規定している必要最少測定歯数を満足していな ければならない。測定に用いる測定機器は,正しく校正されたものを選択する。――――― [JIS B 1702-1 pdf 15] ―――――
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JIS B 1702-1:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 1328-1:2013(MOD)
JIS B 1702-1:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 21 : 一般的に使用される機械的システム及び構成要素 > 21.200 : 歯車