. アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法
アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法
アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法

アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法

アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法 2025年06月25日(最終更新日)

CATEGORY CAR (自動車用品)

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この記事のタイトルは:

「 アルミの錆に見られる白錆びの原因と対処法 」です。

一般的な製品に用いられるアルミの表面には人工的に処理を施す「アルマイト」と呼ばれる酸化被膜があります。アルマイトはアルミの表面処理として耐久性は高く、生材の状態よりも遥かに強い皮膜を持ちますが、外部環境によっては、その皮膜を侵してアルミも錆びます。アルミの場合は「白錆」という局部腐食が発生しやすく、全面錆(全てがサビた状態)に至るまでには相当な時間がかかります。

アルミ表面のブツブツした「白錆び」が見られる状態

アルミの白錆びは、プツプツと白い斑点が生じる状態で錆の種類として主に孔食に属します。

「孔食」とは、金属の表面に小さな穴(ピット)が局所的に発生する腐食のことです。

白錆びの場合は表面よりも凸になりますので、指で触れば白い部分が飛び出ていることが分かります。これを放置しているとその周辺から全体に及んで錆びてきますが、その錆が起点となって広がるというよりは、まだ腐食されていない各孔の腐食が進んで全体に及ぶイメージになります。

室内で利用される場合のアルミ製品の表面にこのような白錆びが発生することはほとんどありません。主に外部環境下にさらされるアルミ製品の表面に多く見られる症状であり、常時外部環境下で利用される場合は錆は徐々に進行していきます。

目次(Contents)
  1. アルミの表面がブツブツと錆びる原因
  2. 白錆びを防止する日頃の手入れ
  3. アルミの白錆びの取り方

アルミの表面がブツブツと錆びる原因

アルミの表面が錆びる原因は表面に付着した「汚れ」が原因となります。汚れの中で最も影響しているのが雨にも含まれてしまう塩分です。

そのまま放置していると、大気中の湿気や雨によってその汚れが「腐食性水溶液」に変化し、一般的にアルミの表面に施された酸化被膜(アルマイト)を溶かしてしまい、アルミの表面から錆び(白錆び)を発生させていきます。

外部環境下の汚れの主な原因

  • 潮風(海からの風)
  • ホコリやチリ
  • すすや排気ガス

この中でもやはり一番の原因は塩分になってきます。クロームメッキの表面も同じような白錆びが発生して錆びていきます。但し状態としてはアルミの錆びとは性質が異なります。

サビの構造は簡単に言えば「アルミの酸化被膜に対してアルカリ性の塩水で中和されて錆びる」と言っても良いかもしれません。

ひとまとめに錆(サビ)としていますが、錆びにも種類があります。分類すると大まかには以下のように分けられます。

アルミの錆の種類

  • 孔食:金属表面のごく一部が局所的に深く腐食し、ピンホールのような小さな穴ができる現象。見た目に分かりにくく、内部で進行しやすい。
  • 粒界腐食:金属の結晶粒と粒の境界(粒界)に沿って進む腐食。ステンレス鋼などで熱処理や溶接後に起こりやすい。
  • 応力腐食割れ:金属に引張応力腐食環境が同時に加わることで発生する割れ。見た目ではわかりにくく突然破断することがある。
  • 異種金属接触腐食:異なる金属同士が接触し、電解質(水など)を介して電位差により腐食が進む現象。電池のような反応で、片方の金属が選択的に腐食する。

アルミの錆びの各種類についての説明は割愛致しますが、名称ごとに想像し易くもなっています。

白錆びを防止する日頃の手入れ

アルミを錆びさせないためにできることとしては、汚れたまま放置しないことが一番となりますが、一般的な外部環境下の中では最も注意すべきはやはり塩分です。塩は雨にも含まれますし、特に海岸に近い地域の方は普段から潮風にさらされますので、注意が必要です。

自動車の場合はこまめな洗車、特にアルミホイールであればスポークの中(ホイールの裏側)まで洗い流してあげることが、日頃から錆びを発生させないようにするための作業としてお勧め致します。

アルミホイールの内側も清掃しておくことをお勧めします。

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アルミの白錆びの取り方

無数に凸の白錆びが発生している

白錆びの取り方としては、錆び取り剤などがホームセンター等でも販売されていますが、全てに共通して言えることは結局は削っているということです。磨き材(ポリッシュ)は白錆びを取る際に、一緒に周辺の酸化被膜も削ってしまいます。※その後に自動的にコーティングがかかるものもあります。

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削った表面はその後にアルミの場合は空気中の酸素と結合して酸化被膜も自然界だけで形成はします。

ただし、これは人工的に酸化被膜を形成したものよりずっと膜厚は薄く、正直ほとんど効果は限定的です。そのため、一度白錆びが発生し、それを削る状況になってしまえば、また「錆びたら削る」の繰り返しになります。

カラーアルマイトされた表面の白錆びを取るためにポリッシュすれば色も取れてアルミの素地が出て銀色になります。

磨き材の粒度にもよりますが、鏡面まで磨き上げて綺麗に見えても、状態が良いとは言えず、錆びはすぐに発生しやすくなっていますので、その後も長く錆を発生させたくない場合は再アルマイト業者に依頼してアルマイトを施すのが最も良い状態にはなります。

その他には、コーティング剤で保護する方法です。UVコートが適しており、自動車用のコーティング剤を塗布してあげるだけで半年から1年ほどの防錆効果が期待できます。ガラスコーティング、UVコートなどが該当します。

ポリッシュした後の状態

錆び取り作業を行い、白錆びが取れたように見えても、その表面は新品のような強い皮膜には戻りませんので、普段から錆びさせないようにしておくことが最善と言えます。

手軽に行うには洗浄後に錆防止のために自動車用のコーティング剤を定期的にアルミの表面に塗っておく状態が推奨されます。

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posted by alumania 2021/03/25 Xでシェア LINEで送る Facebookでシェア alumania

この記事は機械加工の中でもアルミフルビレット技術を駆使して独自の観点によって「独創性のアイテム」を造り出す、alumania(アルマニア)の専門スタッフにより執筆されています。

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