海鳴りの島から2
6日(月)は午後からカヌー5艇と平和丸で海上行動を行った。
午後1時3分頃、カヌーで松田ぬ浜を出発し、航路近くで平和丸に乗り込み、沖を通って大浦湾に入ると、湾内の様子を見ながらK9護岸に向かった。
台風対策で湾内の作業船は大半が羽地内海に避難しており、残っているのは砂を保管しているデッキバージなどわずかで、海上での工事は行われていなかった。
4日(土)のお昼過ぎまで、デッキバージの近くにサンドコンパクション船が停泊していたが、それも姿を消している。4ヶ月近くぶりに大浦湾に姿を現したと思ったら、すぐに台風避難を強いられ、忙しいことだ。
ゆーしったい。難儀しち戻らんてぃん、しむんどー、という声が波間から聞こえた。
長島の近くで砂杭の強度を調べていたというスパッド台船は、リーフから離れた瀬嵩側の方に移動していた。
A護岸の建設をしている作業船は、すべて羽地内海に避難している。
近くに残っているスパッド台船には、台風対策ではずした汚濁防止膜などが載っていた。
K9護岸近くのクレーンが動いていて、陸上での作業は行われていた。美謝川の新たな河口が造られる予定の浜周辺の整備が進んでいる。
台風の影響で湾内は場所によって風が強く白波が立ち、作業もなかったので、状況確認をして引き揚げた。
平和丸に乗って松田ぬ浜の近くまで来ると、キャンプ・シュワブの浜から水陸両用車3台が訓練で海に出ようとしていた。
カヌーに乗って抗議すると、海に入っていた水陸両用車は前に進めず、浜に戻った。
そのあと海保のゴムボートもやってきて、平和丸とカヌーの周辺で警戒態勢を取ったので海がふさがる形になった。
水陸両用車は浜で待機し,海に出る機会をうかがっていたが、カヌーが移動しないので最後はあきらめてキャンプ・シュワブの奥に引き上げていった。
沖縄は米軍のやりたい放題の場所ではない。住民の生活地域のすぐそばで訓練をすること自体がおかしいのだ。
陸も海も空も米軍優先と思っているらしい思い上がりを許してはならない。
午後4時50分頃、羽地内海の様子を見た。
A護岸の鋼管矢板打設と行っているスパッド台船や軟弱地盤の海底に砂を敷くトレミー船、N8護岸の船着き場となっているスパッド台船のほか、海砂や土砂を運ぶランプウェイ台船など多数が避難していた。
安和や塩川から土砂を運ぶガット船も、第百三十六伊勢丸、marumasa7号、第十八藤進などが避難していた。