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HP Probook 4520s 分解 CPU交換 Celeron → i5 560M

投稿日:2016/04/15(更新日:2021/04/15)

カテゴリ:パソコン 分解

タグ: 4520s CPU HP

HP Probook 4520sに搭載されている「Celeron P4600 2.00GHz」を「Core i5-560M 2.66GHz」に交換していきます。

Arrandale(アランデール)世代のSocket G1(rPGA988A)に対応しているCPUなら動作するとは思いますが、今回はHPより販売されている4520sのラインナップの中にもある「Core i5-560M 2.66GHz」に交換します。ヤフオクで2,980円即決の物を購入してきました。PGA988の中では最もコストパフォーマンスが高いと思います。

Intel モバイル Core i5-560M CPU 2.66GHz バルク – SLBTS インテル 準備

念のため、BIOSは最新の状態にしておきます。(メーカーHPからDL可能です。)

※2021/04/15 リンク切れを修正しました。4520SのBIOS(F.61 Rev.A)は、内容を見る限りセキュリティの更新だけっぽいので、CPUの動作には影響ないかもしれません。

分解の流れ 必要なもの プラス(マイナス)ドライバー、CPU用グリス、交換用CPU 所要時間 15分~30分程度 分解難易度 取り外しの難しいパーツはなく、分解は簡単な部類だと思います。

[重要] 分解前には、必ず電源ケーブルとバッテリを外してください。

また、静電気による短絡を防ぐため、予め金属製の物に数秒触れるなどして、体の静電気を払っておくと安心です。

まず、バッテリーを外した部分にある底面のネジ3本を外します。

硬いと評判ですので、なめないように慎重に回していきます。

背面の両サイドに2本、ゴム製シールの下にネジが隠されているので、シールを剥がし、ネジを外します。

本体を開いて「スイッチカバー」を上方向スライドさせた後、持ち上げて外します。

次に、キーボードを固定しているネジ2本を外し、こちらもスライドして持ち上げます。

キーボードはフラットケーブルでマザーボードと繋がっています。

ロックされているので、黒い爪をカチッと音がするまで引き上げてからケーブルを外します。

パームレスト部分分解(HDDの交換はこちら)

今回はタッチパッド清掃の為 パームレスト部分も外していきます。 CPUだけを交換する場合は、ここの作業は必要はありませんので読み飛ばしてください。

外す前にマザーボードと細いケーブルでつながっているので、予め抜いておきます。こちらも黒い爪のロックを外して引き抜いてください。

パームレストを固定しているネジ3本を外し、この部分は右にスライドして外します。

裏側のネジ1本を外せば、タッチパッドが取れるので、手垢などで汚れた隙間をキレイにします。

HDDを交換される場合はこちらの記事をご参考ください。

CPU交換に戻ります

CPU部分を覆っているアルミカバーのネジ1本を外してカバーを外します。

左側の方は両面テープでくっついているので、取れにくいですが引っ張ってしまって大丈夫です。

ヒートシンクを固定しているネジ4本を緩めます。ネジはヒートシンクからは外れません。

ブロアーファンを引き抜く様に外します。

4ピンの電源ケーブルは引っ張るだけで外せます。中の線が抜けないようにコネクタ部分を持って外してください。

古いグリスはきれいに拭き取っておきます。ついでに、ファンの埃も掃除しておくと良いと思います。

CPUを外します。

ロックされているので、マイナスドライバーで反時計回りに回しロックを解除します。

ロックが外れたらCPUを慎重に持ち上げて外してください。

新しいCPUに入れ替えます。正しい向きでないと嵌りませんので、置く際にはCPUの向きに注意してください。

無事置くことができたら忘れないようにロックしてから、グリスを塗っていきます。

ノートPCの冷却性能は高くないので、熱伝導率の高いグリスがオススメです。今回は昔に購入したArctic Silverを使用していますが、最近は導電性がなく冷却性能も高いグリスThermal Grizzly(通称くまグリス)のKryonautなどが人気です。

【正規品 親和産業】 ドイツ Thermal Grizzly オーバークロック用特別設計高性能熱伝導グリス Kryonaut 1g 親和産業

CPU、GPUの両方に塗ります。塗り方や量は諸説ありますが、筆者は少し余裕を持った量で全体に伸ばす派です。

一般的には、米粒程度の大きさを真ん中に落としヒートシンクで自然に押し広げる方が多いかと思いますが、このCPUはコアがむき出し(ヒートスプレッダなし)なので、ある程度多めでも良いかなと思います。理論上は、薄く塗れるほど熱伝導効率は良くなります。

電気の通るシルバーグリスなどを使う場合は、周りに着かないように注意しましょう。ショートするとヤバいです。

できたら、後は元に戻していくだけの作業になります。

ヒートシンクにも数字が書かれてますが、ある程度締めた後は、一方的に力が掛からないように、ネジは対角線ごと締めていきましょう。

動作が確認できたら無事完了です。お疲れ様でした!

おわりに

i5-560Mの上には、一応最上位の580Mがありますが、ベースクロックが560Mと同じでターボ・ブースト時に+0.13GHzされるだけの差になります。

また、i7-620M、i7-640Mもソケット的には付けられますが、Arrandale世代のi7は「4コア」ではなく「2コア4スレッド」です。i5との差はクロックと3次キャッシュの違いしかありませんので、値段が高い割に大きな差はありません。(動作するかも不明です。)これらのCPUは中古でだいたい5,000円を超えてますので、i5の中で2番目のスペック(ほぼ最上位と変わらないスペック)でありながら約3,000円の560Mがコストパフォーマンス的には最良だと思います。

分解の工程はメモリ増設やSSD換装、内部のクリーニングの際などの参考になれば幸いです。

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関連記事:HP 4520sのCPUをi7 640Mにアップグレード

カテゴリ:パソコン 分解

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投稿日:2016/04/15(更新日:2021/04/15)

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