「ジャンプ力は惑星で変わる」ことを示したビデオがすごい
地球でジャンプした場合 / Credit: BRIGHT SIDE / youtube space- 宇宙
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2021.05.02 21:00:53 Sunday
ジャンプ力というのは、惑星の重力に大きく左右されるものです。
どんなに鍛えても重力の強い惑星では数十センチしか跳べませんし、逆に鍛えてなくても重力が弱ければ、数メートルを越す大ジャンプができます。
では、地球以外の惑星でジャンプするとどうなるのか、見てみたいですよね。
アメリカの科学ユーチューブチャンネル「BRIGHT SIDE」は、その夢のような話をリアルに再現したビデオを作成しました。
最も高くジャンプできる惑星はどこなのでしょうか?
Ths Awesome Video Shows How High You Can Jump On Each Planet https://www.iflscience.com/space/ths-awesome-video-shows-how-high-you-can-jump-on-each-planet/ 恐竜よりも昔の地球はどんな環境だったのか「ペルム紀末の大量絶滅が起きるまで」MLBのホームラン増加に地球温暖化が影響していた!?謎多き「中性子の寿命」これまでで最も正確な寿命測定に成功謎の自然現象「バイカル禅」氷の台座に石が乗る理由を解明!動画一覧目次
最低20センチ、最大16メートル!ジャンプ力は重力で変わる
このビデオでは、地球の重力下で50センチのジャンプができると仮定しています。
では、太陽に一番近い「水星」を見てみると、水星のサイズは地球の3分の1ほどしかなく、重力も半分以下です。
その分、高く跳べるので水星では、およそ1メートル20センチとなります。
次に位置する「金星」は、サイズ的に地球と似ており、重力もほぼ変わりません(地球重力の約91%)。
それでも少しだけ高く跳べるので、高さはだいたい60センチと予想されます。
惑星ではないですが、地球の衛星である「月」ではどうなるでしょう?
月のサイズは、約3.6個分で地球と同等ですが、重さは80分の1しかありません。
重力は約6分の1となるので、月では約2メートル70センチまでジャンプできます。
地球のお隣の「火星」は、サイズが地球の約半分、重力は約62%なので、ジャンプできる高さは1メートル20センチとなっています。
ただ不思議なのは、この高さが水星と同じであることです。
火星は水星よりもずっと大きく、質量も重いのですが、重力はほぼ一緒。
これは彗星の密度が非常に高いため、重力が強くなっているとされます。
次の「木星」ですが、木星はガス惑星であり、大地の上でジャンプができないため、上空にプラットフォームを浮かべてシミュレーションしました。
木星は太陽系惑星の中で最大であり、サイズは地球の11倍、重さは300倍に達します。
その影響で重力も自然と強くなるので、木星では階段1段分(約20センチ)しかジャンプできません。
木星の次に大きな「土星」もガス惑星です。
サイズは地球の約9倍ですが、密度が水よりも低いため、ジャンプできる高さは約40センチとなります。
面白いのは、太陽系の小天体です。
一番端っこにある「冥王星」は、地球の約15分の1の重力であるため、7メートル60センチまでジャンプできます。
しかし、冥王星まで行かずとも、より地球に近い天体で大ジャンプできる場所があります。
それが準惑星の「ケレス」です。
ケレスは、火星と木星の間のメインベルト(小惑星帯)にあります。
メインベルトの中では最大の天体ですが、直径は地球の7%、体積は0.03%しかありません。
そこでジャンプすると、優に16メートルは跳べるとされます。
このように、宇宙空間でのジャンプは天体の条件によって大きく異なります。
いつか実際にケレスでの大ジャンプが叶うといいですね。
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