. 北海道美術ネット新館
北海道美術ネット新館
北海道美術ネット新館

北海道美術ネット新館

 2025年12月1日北海道新聞おくやみ欄の函館市の項に載っている稲垣昌紀さん(84)は、年齢と住所から推して画家の稲垣昌紀さんである可能性があります。葬儀は終了しています。

 北海道画廊のサイト( https://hokkaidogarou.co.jp/products/%E5%B7%B4%E9%87%8C%E3%81%AE%E3%82%AB%E3%83%95%E3%82%A7%E3%83%86%E3%83%A9%E3%82%B9?srsltid=AfmBOoofZeJPrCElDoGU9J6AW04mnL1ZXxf3g3sCaLLoHjsQSnOru9pa )などによると、稲垣昌紀いながきまさ き さんは1941年(昭和16年)東京生まれ。旭川西高を卒業し、60年には早くも、道北の団体公募展である新ロマン派美術協会の会員になっているほか、62年には道展で第2席に該当する知事賞を受賞しています *1。道展では64年に読売新聞社賞を受けて、65年に会友になっています。ただしその後、会員に推挙されたという記録はありません。

 武蔵野美大を卒業し、71年には全国的な団体公募展である三軌会の会員となり、75年に文部大臣賞を受賞*2、76年には同会審査委員となっています。また、72年には安井賞*3にも出品しているそうです。

 筆者が記憶しているのは、赤い花、チョウ、パリや函館山の風景などを題材とした具象画です。北海道画廊やデパートの催事などで時折見かけました。近年は函館に住み「アトリエ・G・グループ」を主宰して後進を指導していたようです。

 筆者は面識はありませんが、ご冥福をお祈りいたします。

ランキング参加中北海道

*1:この年に最高賞である協会賞を受けたのは岡部昌生さんです

*2:三軌会は、会員が受賞するというシステムになっているのでしょうか、詳しいことはわかりません

*3:画壇の芥川賞と呼ばれた、新人の登竜門。ただし道内からノミネートされた画家は多数いるが、受賞は1人もなく、1996年の第40回で終了している

📎📎📎📎📎📎📎📎📎📎