涙の激走 矢田みくににレジェンド大注目 渋井さん「顔もカワイイし速いし」Qちゃん「世界を狙って」絶賛相次ぐ【大阪国際女子マラソン】
2026.01.26 涙の激走 矢田みくににレジェンド大注目 渋井さん「顔もカワイイし速いし」Qちゃん「世界を狙って」絶賛相次ぐ【大阪国際女子マラソン】 10枚「大阪国際女子マラソン」(25日、ヤンマースタジアム長居発着)
昨年の世界選手権1万メートル代表の矢田みくに(26)=エディオン=が初マラソン日本最高となる2時間19分57秒で日本人トップの4位に入り、来秋開催予定の2028年ロサンゼルス五輪代表選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の出場権を獲得した。
レース後の記者会見では高橋尚子さん、野口みずきさんら中継の解説を務めたレジェンドたちから直接声をかけられるシーンがあった。放送でも渋井陽子さんが「顔もカワイイし、速いし、本当に陸上界を引っ張ってほしい。今聞いたら楽しかったと言っていたので、頑張って欲しいね、福士さん」と言えば、福士加代子さんも「よかったですね。初マラソンで楽しかったらこれからも続いちゃうと思いま~す。フフッ」と嬉しそうな声が漏れた。
高橋さんも「ニューヒロイン誕生ですね。これはマラソンで世界を狙ってほしい」とエール。それだけレジェンドたちの心を奪ったのが矢田の走り。バイクの千葉真子さんが序盤で「走りが軽い」と評したように、抜群のリズムで先頭集団を引っ張った。ペースメーカーが外れた30キロ以降、エデサらアフリカ勢3人が揺さぶりをかけてくる中、必死に食らいついた。優勝したチェサンには突き放されてしまったが、3人での2位争いはトラック勝負へ。最後は有森裕子さんが「ラストー!」とマイクに向かって叫ぶなど、魂を揺さぶられる走りを見せた。
レース後の会見では涙も浮かべた矢田。昨年の世界選手権1万メートルに出場して20位に終わり「強くもないのに、強さを偽ってた」と自分自身を見つめ直した。「世界のトップを見て、自分の中での“当たり前”を取っ払う必要を感じた」と、リミッターの解除をテーマにマラソン挑戦を決めての激走だった。
◇矢田みくに(やだ・みくに)1999年10月29日、熊本市出身。ルーテル学院高を経て2018年、デンソー入社。22年、エディオンに移籍。昨年のアジア大会1万メートル3位、同種目で世界選手権東京大会出場(20位)。
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