SANSUI AU-α607NRAII
- SANSUI AU-α607NRAII
¥119,000(1999年発売)
AU-α607NRAの改良モデル。 トランス内で起こる電源巻線間の干渉を排除するため、ファイナル段にスピーカードライブ専用のEIコアトランスを用いて左右独立電源方式で搭載し、プリドライブ段の電源にトロイダルトランスを搭載することにより、ファイナル段への電源供給を独立させるという回路構成となっています。 また、プリドライブ段には電源にリップルフィルタ回路を採用し、より安定した電源となっています。 トロイダルトランスは、純銅材、テフロンシート・特殊ゴムにより完全にシールドされてフローティング状態でフロントパネルの裏面に取り付けられています。 サンスイ独自のUltimate α-Xバランス回路を採用しています。 ドライバー段の電流マージンを従来の2倍に高めAクラス動作をさせることにより、初段、ドライバー段、ファイナルステージの入力から出力に至る伝送・増幅過程で、優れた動作環境を実現しています。 またバランスアンプは、全段がアース回路に依存しないバランス構成であり、L/Rの+−両側に専用アンプを置き、計4つのアンプにより同条件でスピーカーをドライブするプッシュプル方式であるため、従来のグランドアンプのようにアースを介して流れ込むハムや雑音成分により音質が損なわれることが無く、スピーカードライブに起因する歪のメカニズムを取り去り、音質を改善しています。 プリドライブ段には位相反転無しで+−の出力を取り出すことが可能なNEWダイアモンド差動回路を搭載してます。 これにより、瞬間的に変化する入力信号に対し、優れた応答性を持ち、安定した大電流を供給できるとともに、TIM歪率の発生を非常に低く抑えています。 パワーデバイスにはNM-LAPT(ノンマグネティック・リニアアンプリフィケーション・パワートランジスタ)を採用しています。 トランスや電解コンデンサをシャーシの中央に、L/Rの各パワーユニットを左右対称にレイアウトしたツインモノラルコンストラクションを採用しています。 これにより、L/Rの干渉を防ぎ、電源系と振動系で発生する振動を構造面から制御しています。 2トランス電源回路によりさらに進化したNEW α-Xバランス電源を採用しています。 ファイナル段を左右独立バランス型クローズ、プリドライブ段を上下対象バランス型低電流電源とし、さらにプリドライブ段とファイナルステージの電源自体をトランスから完全分離した完全独立型のクローズドループ構成としています。 さらに、ファイナルステージ専用電源部の電解コンデンサーには、低倍率の音質箔に加えセパレータ、プレーン箔を巻き込んだ、オリジナルブロックコンデンサを採用しています。 強化ツイン・モノラル・コンストラクションやアイソレーテッド・メカニカル・フィードバック。そして、電源トランスに対してはメカニカル・フローティング方式を採用しています。 トランスをシャーシからフローとさせた状態で取り付け、構造的に電源系の振動による音質への干渉を遮断しています。 パワートランジスタが取り付けられている放熱器の振動の発生や共振を抑えるため、新形状の放熱器を採用しています。 特殊素材と構造を採用した楕円形インシュレーターを採用しています。 ボリュームには6連ディテントボリュームを採用しています。 極性表示付電源コードを採用しています。