歯車の製図|歯車の製図方法とその種類
歯車の製図
歯車を製図するとき、複雑な形状のため、特に理由がない場合は簡略化して描く。簡略化した図に歯形やモジュール、歯数などの重要事項を要目表に記入する。ただし、一般に歯車は規格が決まっており、また業者は標準品を豊富に揃えているため、多くの場合は軸穴を加工する程度の部品図にとどまる。そのため、歯車の製図は特別な加工を行うときのみに限られることが多い。
Table Of Contents- 歯車の製図
- 歯車の製図
- ポイント
- 要目表
- 項目について
- かみあう歯車
- 歯形の図示(全体)
- 歯形の図示(部分)
- 【参考】各種歯車の製図例
- 平歯車の製図例
- はすば歯車の製図例
- 内はすば歯車の製図例
- やまば歯車の製図例
- ねじ歯車の製図例
- すぐばかさ歯車の製図例
- まがりばかさ歯車の製図例
- ハイボイドギヤ歯車の製図例
- ウォームの製図例
- ウォームホイールの製図例
- Hitopedia Shop
- 歯車の製図
歯車の製図は、歯先円、基準円、歯底円を図として用いる。下記では、実体図と略図を紹介しているが、一般的には略図で示されることが多い。(3D CADの発達に伴い、実体図を使われることもある。)。歯先円を太い実線、基準円を細い一点鎖線、歯底円を細い実線で表す。また、はすじ方向は通常、3本の細い実線で表す。
ポイント1.歯車を製図するとき、歯形を簡略して描く。 2.歯車の部品図には要目表を併記する。 3.図面には、必要な寸法許容差を記入する。 4.基準円(ピッチ円)は細い一点鎖線を用いる。 5.歯先円は太い実線を用いる 6.歯底円は細い実線を用いる。 7.軸に直角な方向から見た図を断面図示するときの歯底の線は太い実線で描く、なお、歯底円は描かなくてもよい。かさ歯車やウォームホイールの軸方向から見た図では、原則として省略する。 8.歯すじ方向を図示するときは、通常3本の細い実線で描く。 9.主投影図を断面で図示するときは、外はすば歯車の歯すじ方向は紙面から手前の歯の歯すじ方向を3本の細い二点鎖線で描き、内はすば歯車の歯すじ方向は、3本の細い実線で描く。
要目表1.要目表には、原則として歯切り、組立、検査などに必要な事項を記入する。 2.図には、主として歯車素材を製作するのに必要な寸法を記入する。 3.材料・熱処理・硬さなどに関する事項は、必要に応じて表の備考欄、または図中に記入する。
項目について かみあう歯車1.かみあう歯車の表し方かみあう一対の歯車では、かみあい部の歯先円は共に太い実線で描く。 2.主投影図を断面で描く場合は、かみあい部の一方の歯先円を示す線は、細い破線または太い破線で描く。 3.かみあう歯車の簡略図示では、歯底の線を省略し、側面図はピッチ円だけで表す。
歯形の図示(全体)セクタ歯車やラックなどは、一部の歯車のみ図示することで表現する。加工の都合上、歯の位置、寸法は歯溝の中心から記すとよい。
歯形の図示(部分)歯形の図示は次のような方法で示される。それぞれの加工方法や測定方法に基づいた図示法でとられる。
【参考】各種歯車の製図例参考までに歯車製図の例を下記に記す。
平歯車の製図例 はすば歯車の製図例 内はすば歯車の製図例 やまば歯車の製図例 ねじ歯車の製図例 すぐばかさ歯車の製図例 まがりばかさ歯車の製図例 ハイボイドギヤ歯車の製図例 ウォームの製図例 ウォームホイールの製図例 Hitopedia Shop