松尾芭蕉『奥の細道』テスト対策練習問題と過去問まとめ②
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中学3年国語で学習する「奥の細道(おくのほそみち)」の【平泉(夏草)】の場面について、定期テストでよく出る問題をまとめました。クリック(タップ)すると答えと解説が表示されるので、テスト前の実力試しや暗記の確認にピッタリです!
『奥の細道』の現代語訳や重要語句の解説記事を先に読みたい人はこちら!
目次夏草ー「おくのほそ道」から定期テスト対策練習問題②
次の古文についてあとの問いに答えなさい。
三代の栄耀一睡のうちにして、大門の跡は一里こなたにあり。秀衡が跡は田野になりて、金鶏山のみ形を残す。①まづ、高館に登れば、北上川南部より流るる大河なり。衣川は、和泉が②城をめぐりて、高館の下にて大河に落ち入る。泰衡らが旧跡は、衣が関を隔てて南部口をさし固め、(ア)夷を防ぐと見えたり。さても義臣すぐつてこの城に籠もり、功名一時の草むらとなる。「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と笠打ち敷きて、時のうつるまで涙を落としはべりぬ。
【1】夏草や (イ)兵どもが 夢の跡
【2】卯の花に兼房見ゆる (ウ)白毛かな ( A )
かねて耳驚かしたる二堂開帳す。③経堂は三将の像を残し、光堂は三代の(エ)棺を納め、三尊の仏を安置す。七宝散り失せて、玉の扉風に破れ、(オ)金の柱④霜雪に朽ちて、既に(カ)頽廃空虚の草むらとなるべきを、四面新たに囲みて、(キ)甍を覆ひて風雨を凌ぎ、しばらく千歳の(ク)記念とはなれり。
【3】(ケ)五月雨の 降り残してや 光堂
問1
下線①〜④を現代仮名遣いに直して答えなさい。
答えを見る答え:①まず②じょう③きょうどう④そうせつ
問2
下線ア〜ケの、この古文での読みを全てひらがなで答えなさい。ただし、歴史的仮名遣いが使われているものに関しては、現代仮名遣いに直して答えなさい。
答えを見る答え:ア・えぞイ・つわものウ・しらがエ・ひつぎオ・こがねカ・たいはいキ・いらかク・かたみケ・さみだれ
問3
(A)に当てはまる人物の名前を漢字で答えなさい。
答えを見る答え:曾良
問4
次の古語の意味を答えなさい。ア:さてもイ:すぐつて
答えを見る答え:ア・それにしてもイ・えりすぐって(慎重に選んで)
問5
「一睡のうちにして」の意味として正しいものを次の中から選びなさい。ア:一晩寝ているうちにイ:ごくわずかの間にウ:眠るように簡単なことにエ:ひと眠りするほどの短い間に。転じて、はかないこと。
答えを見る答え:エ
問6
「大門の跡は一里こなたにあり」がこの古文で持つ意味として最も適切なものを次の中から選びなさい。ア:平泉館があった所は遠く離れているイ:平泉館の大門はすぐ目の前にあるウ:平泉館の跡はこじんまりとしているエ:平泉館は規模は広大だった
答えを見る答え:エ【解説】一里は約3.9km。一里ほども手前に平泉館の南大門(正面)があったということで、平泉館の規模が大きかったことを伝えようとしている。
問7
「功名一時の草むらとなる」がこの古文で持つ意味として最も適切なものを次の中から選びなさい。ア:功名も結局は草むらと変わらず、はかないものであるイ:功名も一時は草むらのように、そこら中にありふれたものであるウ:草がおい茂るように、一時は功名を立てたものだエ:一時は功名を立てたものの、今はただの草むらである
答えを見る答え:エ
問8
「かねて耳驚かしたる」の意味として最も適切なものを次の中から選びなさい。ア:昔、話を聞いても信じることができなかったイ:昔から人々の間で有名だったウ:昔から話を聞いて驚嘆していたエ:見ても聞いても驚くばかりである
答えを見る答え:ウ
問9
「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」は、中国の詩人が書いた有名な詩の句をふまえたものである。その詩の作者の名前と、詩の題名をそれぞれ漢字で答えなさい。
答えを見る答え:杜甫(とほ)、春望(しゅんぼう)【解説】「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」は、杜甫の「春望」にある「国破れて山河あり、城春にして草木深し」という有名な句を芭蕉がふまえて表現したもの。
問10
「国破れて山河あり、城春にして草青みたり」と同じ意味をもつ言葉を古文の中から11字で抜き出して答えなさい。
答えを見る答え:功名一時の草むらとなる
問11
「義臣」とあるが、誰の忠義な家臣のことか。人物名を漢字で答えなさい。
答えを見る答え:源義経(みなもとのよしつね)※義経でも可
問12
「義臣」が指す人物の名前を古文の中から抜き出して答えなさい。
答えを見る答え:兼房(かねふさ)
問13
「この城に籠もり」の「この城」が指すものを古文の中から抜き出して答えなさい。
答えを見る答え:高館(たかだち)【解説】「高館」とは、源義経の居館の跡のこと。
問14
「二堂開帳す」の「二堂」が指すものを古文の中から2つ抜き出して答えなさい。
答えを見る答え:・経堂・光堂※順不同
問15
「散り失せて」と同じように、建物が朽ち、荒れ果てていく様子を表現するために使われている言葉を、対になる言い方(対句)の部分から2つ、それぞれ3字以内で抜きだして答えなさい。
答えを見る答え:・破れ・朽ちて※順不同【解説】「玉の扉風に破れ」と「金の柱霜雪に朽ちて」が対句になっているよ。
問16
「千歳の記念」の指すものを、古文の中から2字で抜き出して答えなさい。
答えを見る答え:光堂
問17
【1】の俳句の【季語】と【季節】、【切れ字】を答えなさい。
答えを見る答え:【季語】夏草【季節】夏【切れ字】や
問18
【2】の俳句の【季語】と【季節】、【切れ字】を答えなさい。
答えを見る答え:【季語】卯の花【季節】夏【切れ字】かな
問19
【3】の俳句の【季語】と【季節】、【切れ字】を答えなさい。
答えを見る答え:【季語】五月雨(さみだれ)【季節】夏【切れ字】や【解説】五月雨は、旧暦の5月に降る長雨(梅雨)のことだから、季節は「夏」になるよ。
問20
「降り残してや」の意味として正しいものを次の中から選びなさい。ア:降り残してくれイ:降り残したウ:振り残したのでエ:五月雨も降り残したのだろうか
答えを見る答え:エ
問21
「玉の扉風に破れ」と対になる言い方(対句)になっている部分を古文から抜きだして答えなさい。
答えを見る答え:金の柱霜雪に朽ちて
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