iPhone Air触れてみた。めちゃくちゃ薄くて軽いけど懸念はバッテリー
iPhone Air触れてみた。めちゃくちゃ薄くて軽いけど懸念はバッテリー- 2025.09.19 12:30
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- Raymond Wong - Gizmodo US
- [原文]
- ( 高橋真紀 )
Apple(アップル)史上最も薄いこのiPhoneは、テクノロジー的には強いインパクトのある一方、カメラの性能やバッテリー寿命の面で、すべての人に受け入れられるとは限らないトレードオフがあるのも事実 です。
iPhone Air
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USメリット
- 美しく、超薄型のデザイン
- 耐久性(曲がらない)
- iPhone 17 Pro並みの性能
- 非常に軽量
- 「センターステージ」対応のインカメラ
デメリット
- バッテリー寿命は良好だけど突出していない
- カメラは1基のみ
- 薄くて軽すぎて、うっかり落とす可能性あり
手から滑って落ちるほど軽い
Image: Adriano Contreras - Gizmodo US厚さわずか5.6mmのiPhone Airは、ガラスとチタンを組み合わせた構造で、これまでで最薄だった6.9mmのiPhone 6が太って見えるほど薄型です。あまりにも軽すぎて、ポケットから取り出した瞬間、画面から落としてしまいました。
幸いなことに、角にほんのわずかな擦り傷がついただけで、ほとんど無傷でした。
6.5インチのディスプレイは傷ひとつなく安心しました。偶然の耐久テストで、この端末がいかに頑丈かを思い知らされた一方、Appleが貸し出し用の端末に同梱してくれていたバンパーやクリアケース、クロスボディストラップで保護していなかったことを後悔しました。
Image: Adriano Contreras - Gizmodo US地下鉄の駅へ向かう途中、新しいMagSafeバッテリーパックをiPhone Airに装着すると、わずかに重量感が増してグリップが良くなりました。そしてバッテリー残量が17%まで減っていたので、ちょうど充電も必要でした。
MiniやPlusと同じ運命をたどるのか
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USiPhone Airが、工学的に傑作であることは間違いありません。ほぼ画面とバッテリーだけともいえるこの端末は、まるでガラスの板を持っているかのようです。ケースやバッテリーパックなしのままでは、薄く滑らかすぎて、手からするりと落ちてしまうほど!
2025年の新しいラインアップには4つのiPhoneが登場しましたが、この中で“最もお得”なのは12万9800円からのiPhone 17です。
また、最も高性能かつ多機能なのは 17万9800円からの iPhone 17 Proと、19万4800円からのiPhone 17 Pro Maxです。
15万9800円からのiPhone Airは、かつてのiPhone MiniやPlusといったモデルに続く、Appleの新しいカテゴリーへの挑戦ですが、今回はよりクラシカルなデザインの魅力を前面に出していると感じます。なお、価格はApple公式直販のものです。
新型iPhoneシリーズを1週間テストした結果、カメラ性能やバッテリーに妥協点があるにもかかわらず、最も惹かれたのはiPhone Airでした。そして思うことは、消費者が本当に「薄いスマホ」を求めているのかということ。MiniやPlusは数年で販売終了となりましたが、iPhone Airも同じ運命をたどるのでしょうか。
信じられないほど薄く、それでいて超頑丈
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USiPhone AirはApple史上最も軽量な機種ではないものの、iPhone 17や17 Proと比べれば十分軽量です。また重量が薄い筐体全体に分散されているため、実際の重さより軽く感じられます。
6.5インチのiPhone Airは、片手でも持ちやすくポケットにも収まりました。6.9インチの iPhone 17 Pro Maxの大画面にも魅力を感じますが、私にはやや大きすぎる印象です。
耐久性も申し分なし。前面はセラミックシールド2ガラス、背面もセラミックシールドガラスを採用しており、傷や割れに強くなっています。iPhone 6は「ベンドゲート」というトラブルで望まない注目を浴びましたが、iPhone Airのチタンフレームは非常に頑丈なので、曲がってしまう心配は不要でしょう。
Appleは「全力で曲げてみて」と勧めてきたほど、耐久性に自信があるようです。確かに少ししなるのですが、必ず元の形に戻りました。
ただし、この薄さを実現する代わりに、iPhone 17や17 Proにある機能の一部は犠牲となりました。スピーカーはモノラルのみで、音量・明瞭さは十分ですが、ステレオほどの厚みはありません。5Gも非対応ですが、サービス開始から5年経つ今も超高速通信を体験したことがないので、あまり気になりません。
美しいディスプレイ
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USiPhone Airに採用されたSuper Retina XDR ディスプレイに、不満は一切ありません。最大3,000ニトの輝度で屋外でも見やすく、有機ELによる豊かな色彩と深い黒、そして新しい反射防止コーティングも非常に効果的です。
120Hzのリフレッシュレートや、常時表示ディスプレイにも対応しています。Dynamic Islandがやや低めに配置されている程度で、スマホの画面としては最高水準といえるでしょう。
チップは17 Proと同じ
Image: Adriano Contreras - Gizmodo USアップルはあえて性能を落とさず、iPhone 17 Proと同じ6コアCPU搭載の「A19 Pro」チップをiPhone Airに詰め込みました。唯一の違いは、GPUコアが5基とProモデルの6基より1つ少ないことだけです。
予想通りA19 Proは強力で、Qualcomm(クアルコム)のSnapdragon 8 Eliteを搭載する最新Android をも凌駕するパワーです。Web閲覧やメッセージ、動画視聴など、基本的な用途には過剰すぎる性能ですが、3DゲームやGPU内蔵ニューラルアクセラレーターを使う処理では、真価を発揮するはずです。Apple Intelligenceはまだ発展途上ですが、今後改善されればこの性能が大きく役立つことでしょう。
もっともAirを選ぶユーザーの多くは、それほど負荷の大きな作業をしないはず。本当に持続的な高性能を求めるなら、冷却機構を搭載した17 Proシリーズを選ぶべきですね。
冷却性能ですが、薄い筐体のiPhone Airは放熱スペースが少ないため、A19 Proを含む主要部品が背面カメラと同じ「台地部分」に集中して配置されています。発熱は完全には避けられず、ゲームや長時間のFaceTimeでは、本体下部が少し熱を帯びました。
深刻な発熱はなかったものの、負荷が高いとアプリが固まる場面もありました。私が使用した筐体固有の問題か、あるいはiOS 26 の不具合かは不明ですが、今後の安定性向上を期待したいところです。
カメラは前後1基ずつ
Image: Adriano Contreras - Gizmodo US背面のメインカメラには、iPhone 17と同じ4800 万画素の「Fusion カメラ」を採用。デフォルトでは4800 万画素の情報から2400万画素の写真を生成し、26mm・28mm・35mm・52mm(2倍光学相当)の複数の仮想焦点距離に対応しています。
解像感やダイナミックレンジも優れており、SNSやメッセージアプリに投稿する写真なら十分以上のクオリティです。超広角や望遠がないのは惜しいところですが、2倍ズームで大半の用途はカバーできそうです。
Image: Adriano Contreras - Gizmodo US注目すべきは、前面に搭載された1800 万画素「センターステージ」カメラです。従来の大型スマホで自撮りする際の「指が届きづらい」問題を解決し、縦持ちでも横長の写真が撮れ、逆に横持ちでも縦写真が撮れるようになりました。また「デュアルキャプチャ」機能により、前後カメラを同時に使うことも可能です。
バッテリーは良好だけど、突出した性能はない
iPhone Air最大の懸念は、バッテリー寿命です。超薄型ゆえに大容量セルを積む余地があまりありません。
iPhone 17 Proは最大33時間、17 Pro Maxは最大39時間の動画再生に対応するほど強靭なバッテリーを誇ります。なお、iPhone 17は30時間です。一方、iPhone Airは27時間と記載されています。
私の体感ではiPhone 16 Pro(同じ27時間表記)とほぼ同等で、ヘビーユースしなかった日なら13時間使っても15%残っていました。MagSafeバッテリーパックを装着すれば、不安はほぼ解消します。
「あと 1〜2mm厚くしてもいいから、大容量バッテリーを積んでほしかった」とも思いますが、初代MacBook Airも当初はバッテリーが短かったことを考えると、今後の改善余地は大きいです。
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アップルの大きな新実験
結局のところ、iPhone Airは残るのか、それともMiniやPlusのように短命に終わるのか…。どちらにせよ、AirはAppleが初代iPhone以来追い求めてきた「ガラス板のようなスマホ」の実現形に近づいています。
個人的には、コストパフォーマンスならiPhone 17を、機能全部入りなら 17 ProかPro Maxをお勧めしますが、軽さと薄さの「魔法」は非常に魅力的ですね。私自身、iPhone 11 Pro以来ずっとProユーザーでしたが、今回初めてAirに強く心惹かれています。
仮にAirが商業的に失敗しても、このコンパクト設計は来年登場が噂される「折りたたみiPhone」への布石なのかもしれません。あるいは、将来のスマートグラスへ向けた小型化の実験台の可能性もあります。
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