. 【膣萎縮の知識】いつまでもセックスができると思い込んでいる人が多いけれど(富永喜代医師)
【膣萎縮の知識】いつまでもセックスができると思い込んでいる人が多いけれど(富永喜代医師)
【膣萎縮の知識】いつまでもセックスができると思い込んでいる人が多いけれど(富永喜代医師)

【膣萎縮の知識】いつまでもセックスができると思い込んでいる人が多いけれど(富永喜代医師)

https://ourage.jp/kounenki_no_chie/feminine-bladder-care/311111/ 更年期 膣ケア・尿漏れ 2023.03.13 セックスをしないと体に悪いの? 〈第3回〉 【膣萎縮の知識】いつまでもセックスができると思い込んでいる人が多いけれど(富永喜代医師)

約7〜8割の男女が加齢による女性の性交痛や腟萎縮を知らず、いつまでも、何もせずとも「セックスは当たり前のようにできる」と思い込んでいる、と話す医師の富永喜代さん。あなたは理解していましたか?

更年期以降のセックスの問題について、具体的なお悩み例をもとに、性交痛外来のあるペインクリニック医師の富永喜代さんと、フェムゾーンの第一人者森田敦子さんに語っていただきます。あきらめてしまう前に、まずは身近なケアから始めてみませんか? 知らないだけで、「できること」って実はたくさんあるんです!

 

お悩み事例① いざ「しよう!」と思ったら、痛くて挿入できなくなっていた

子どもが成人し家を出たので、また二人暮らしに戻った夫婦からのご相談。「またセックスを再開しよう」としたものの、していない間に妻の腟が劣化して萎縮。痛くて、夫のペニスを挿入することができなかったそう。解決するには、妻の腟を物理的に押し広げる必要があるため、自分で指を入れるなど、少しずつ訓練という名の「機能回復」を目的に、通院されています。(富永喜代先生)

 

腟ケアしている女性は、“現役感”が漂って美しい

──「セックスはしないとダメ?」問題の結論は「NO」。では、アワエイジ世代が「しない」のは、体に悪いのでしょうか?

 

富永 これも答えは「NO」。ただし40代〜50代の腟は、他の臓器よりも劣化や萎縮が著しく進む、ということは知ってほしい。それはどの人にも起こる加齢変化。閉経による卵巣機能停止から女性ホルモンのエストロゲンが減少するからです。特にお悩み事例①(上記)やお悩み事例②(下記)のように、外性器が急速に衰えて腟の奥も萎縮して、ペニスが入らなくなってしまったというケースは非常に多いんです。私が調査した統計(下記)でも、約7〜8割の男女が加齢による女性の性交痛や腟萎縮を知らず、いつまでも、何もせずとも「セックスは当たり前のようにできる」と思い込んでいるんです。

 

●セックスがいつまでもできると思うのは間違い!

(2022年3月、「富永喜代の秘密の部屋」調べ)

 

富永喜代先生が「日本性機能学会」で発表した論文のデータ。「いつまでもできるものだと思っていたという人が多いけれど、使わないと劣化するので筋トレは必要です」(富永喜代先生)

 

●腟萎縮発現率

閉経後2−3年すると、半数近くの人に膣萎縮がみられます

 

森田 すごいデータですね! 「する・しない」にかかわらず、フェムゾーンのケアは全女性にとってマストといえますよね。現在、パートナーがいない人も、いてもしたくない人も、顔や髪と同じように、今日から腟をふっくらさせてあげるケアを始めてほしい。

 

富永 自分自身の性を大切にできる女性は、いつまでも若々しいし、美しい。「えっ、そんなにすぐ老化するんだ」と知ることで、ケアへの認識も大きく変わっていくと思います。

 

森田 腟ケアアイテムもいろいろありますが、エストラジオール入りのオイルは、状態がよくなるので、腟が萎縮してしまっている人には、本当におすすめ。日常のケアやトラブル予防には、腟のpH値を保つなど、フェムゾーン用のジェルやクリームなど、状態や目的に合わせてアイテムを使い分けていただきたいと思います。「もうセックスはしない」人も、劣化するとさまざまなトラブルが出ます。顔と同様に、フェムゾーン用アイテムでの「洗浄と保湿は毎日」が基本です!

記事が続きます

 

お悩み事例② 久しぶりに彼氏ができた、性交痛がもとで別れた。悩みはさまざまですが、対策はあります!

私のクリニックには「性交痛外来」があるので、切羽詰まった悩みを持つ患者さんが多く来られます。「久しぶりに、年下の彼氏ができたので、セックス(挿入)できる体にしてください」「しっかり濡れるようにしてください」とか。中には「来月、彼と温泉に行くのが決まっているのでそれまでに!」という“短期決戦”の人もいるし、「セックスがうまくできなくて前のパートナーと別れたけれど、今度の彼とは失敗したくない」というトラウマを持つ60代の人もいます。

 

そういう患者さんたちには、エストラジオール入りオイルを朝夕、腟に塗っていただいて栄養補充をし、セルフプレジャーを使って毎日少しずつ腟を広げていく指導を行います。「トラブル予防や準備のために」という人がいる一方で、すでに「決戦を控えています!」という場合、いきなりレーシングカーのトップギアに持っていくような、さまざまな手法の治療も必要なんですよね。(富永喜代先生)

 

富永喜代先生開発のフェムゾーンケア商品 (富永ペインクリニックのオンラインで購入可能)

わりと入っているものも多い誘導体「エチニルエストラジオール」ではなく、エストロゲンの有用成分「エストラジオール」を配合したDr.ESTRA シリーズ。

【左から】

  • 1. 腟マッサージに最適なエストラジェル(腟専用ジェルクリーム)¥8,800
  • 2. 腟の乾燥を改善。デリケートモイスト シルバーエッセンス¥13,200
  • 3. エストラジオールを薬機法規定容量最高上限まで高配合し、シルバーエッセンスの2倍配合。デリケートモアモイスト ゴールドエッセンス ¥16,500
  • 4. フェムゾーン、フェイスにも使える美容オールインワンクリーム。エストラクリーム美容オールインワンクリームビタミンC誘導体+植物性プラセンタ ¥10,780
  • 234はエストラジオール配合)/富永ペインクリニック

 

富永喜代先生おすすめ、骨盤底筋・インナーマッスルを鍛えるセルフケア用EMS「コアレミニ」¥184,800

 

「業務用のEMSが小さくなったものですが高出力! 専用パッドを局部につけます。充電式で持ち運びも可能」(富永喜代先生)

記事が続きます

 

富永喜代さん 麻酔科医 公式サイトを見る

富永ペインクリニック院長。医学博士。日本麻酔科学会専門医。 1993年より聖隷浜松病院などで麻酔科医として勤務、2万人を超える(通常1日2名のところ、1日12名)臨床麻酔実績を持つ。2008年愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業。痛みの専門家として全国でも珍しい性交痛外来を開設し、1万人超のセックスの悩みをオンライン診断している。性に特化したYouTubeチャンネル『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』は、チャンネル登録者数28万人、総再生数は6600万回超。SNS総フォロワー数44万人。真面目に性を語る日本最大級のオンラインコミュニティー『富永喜代の秘密の部屋』(会員数1.6万人)主宰。『女医が教える性のトリセツ』(KADOKAWA)など著書累計98万部。

記事一覧を見る 森田敦子さん サンルイ・インターナッショナル代表 公式サイトを見る

日本における植物療法の第一人者。植物療法に興味を持ち渡仏、フランス国立パリ第13大学で植物薬理学を学ぶ。帰国後、デリケートゾーン&パーツケアブランド「アンティーム オーガニック」の処方・開発を行う。「ルボア フィトテラピースクール」を主宰。

 

 

撮影/天日恵美子 ヘア&メイク/佐々木 篤 構成・原文/井尾淳子

 

 

#体と心 #フェムケア

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