. LPFに手を入れてみた
LPFに手を入れてみた
LPFに手を入れてみた

LPFに手を入れてみた

以前作ったLPFのSWRがイマイチよくないのがどうも気になっていた。

LPFを作ってみるVHFのTV放送がなくなったのでTVIのリスクは下がった。しかしながら、FM補完放送(ワイドFM)が始まったものだから、これが心配の種。18.1MHzの5倍は90.5MHz。東京近郊だとTBSラジオと完全に重なる。実際、うちのFMチューナで...www.jh4vaj.com2017/08/12

そこで、ちょっと手を入れてみた。

まずは、計算値(再掲)。

パーツの入手性などから、実際の値は次のように。

23.6pF → 25pF(100pFを四本直列) 95.6pF → 100pF 165.4nH → 0.16µH(計算値) 265.3nH → 0.30µH(計算値)

この状態でのSWR(再掲)。

265.3nHに対して0.30µHが一番ズレが大きいけど、トロイダルコアへの巻数を一回減らすと0.23µHになり、これまた大きくズレるので仕方ない。

ということで、コイルはこのままにして、コンデンサ。なんとなく、プラス方向に誤差を持っていることが多いような気がするので、22pFと82pFに変えてみる。

ありゃ。大幅に悪化。しいて言えば、40MHz付近は良くなっているけど…。

基板は片面なので、試しに、裏に銅箔テープを貼ってGNDに落としてみる。

ちょっと良くなったけど、ほとんど変らず。

計算値の95.6pFに対して82pFはさすがに小さすぎたか?これを100pFに戻してみる。

大きな傾向としては元に戻ったたのだけど、少し良くなっている。変更前は30MHzあたりでSWR 1.2くらいだったのが、1.13に落ちた。

とりあえず、これで一旦よしとするかな。HF用ということで。本当は、50MHzが通るように計算したんだけど…。コイルをいじったらまた変りそうだけど、それは、後日気が向いたら。

ついでに、電力の減衰状況も確認してみる。と言っても、SWR・パワー計にダミーロードをつないで10Wに調整し、そこに、LPFを入れて電力を測定。ついでに、SWRも読み取っておく。

MHz W SWR SWR(直) 1.8 10 1.10 1.05 3.5 10 1.05 1.08 7 10 1.01 1.08 14 10 1.08 1.08 21 10 1.10 1.08 24 10 1.10 1.08 28 10 1.01 1.08 29 10 1.01 1.08 50 2 >5 1.10

「SWR(直)」はLPFなしで、ダミーロードだけでの値。周波数帯によっては、LPFを入れた方がSWRが良く見えるようだ。また、この測定で読み取れるほどの電力損失はなさそう。

50MHzはダミーロードだけの状態で8W程度だった。うーん、あまり出ていないなぁ。LPFのSWRが高すぎるので電力の測定は意味がないが一応。

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