研磨剤の粒度を比較(コンパウンド・研磨剤)
目次- 一般的な研磨剤の粒径と番手の目安
- ピカールシリーズ
- ピカール液
- ピカールラビングコンパウンド
- ピカールネリ
- ピカールケアー
一般的な研磨剤の粒径と番手の目安
一般的な研磨剤と粒度の目安をリストアップしてみました。 下に行くほど細かい(粒径が小さい)研磨剤です。
粒径(μm) メッシュ(目安) 製品 #150~#180 三共理化学 ミガキロンZ 粗目 グリーン(ナイロン不織布) #180 3M スコッチ・ブライト 7440(不織布研磨材) 50 #200 赤棒(トリポリ|製品によって細かさが異なる) 50 #200 Holts ラビングコンパウンド粗目 MH112 #280 3M スコッチ・ブライト 8447(不織布研磨材) #320 3M スコッチ・ブライト 7447(不織布研磨材) #400 3M スコッチ・ブライト 8448(不織布研磨材) #600~#800 三共理化学 ミガキロンZ 細目 グレー(ナイロン不織布) #800 3M スコッチ・ブライト 7448(不織布研磨材) 15 #1000 白棒(アルミナ|製品によって細かさが異なる) 15 #1000 ピカール ラビングコンパウンド(円柱の缶入・半練り) #1000~#1500 SK11 液体研磨材 真鍮用 SEK-1 #1200 3M スコッチ・ブライト 7512(不織布研磨材) #1200~#1500 三共理化学 ミガキロンZ 極細目 ブルー(ナイロン不織布) 10~15 SOFT99 コンパウンド細目 65G 09021 #1500 3M スコッチ・ブライト 7515(不織布研磨材) 10 #1500 ピカール液の初期(徐々に細かくなり最終的に2μm~5μm) 10 #1500 ピカールネリ金属磨き(缶入・半練り) #2000 3M スコッチ・ブライト 7520(不織布研磨材) #2000~#4000 SK11 液体研磨材 アルミ用 SEK-2 7 #2300 Holts 液体コンパウンド(細目) MH140 #3000 3M スコッチ・ブライト 7530(不織布研磨材) 5 #3000 青棒(酸化クロム|製品によって細かさが異なる) #3000~#5000 SK11 液体研磨材 ステンレス用 SEK-3 3 #4000 SOFT99 液体コンパウンド3000 3 #4000 ピカール液の最終(磨き始めは10μm前後) 2 #8000 Holts ラビングコンパウンド細目 MH111 #10000 SK11 液体研磨剤 鏡・ガラス用 SEK-6 #10000~#15000 SK11 液体研磨材 貴金属用 SEK-4 #10000~#15000 SK11 液体研磨材 プラスチック用 SEK-5 1~2 ※バクテリア 1 #16000 Holts ミクロコンパウンド極細 MH122 1 #16000 Holts リキッドコンパウンド 極細 MH141 1 #16000 SOFT99 補修用品 液体コンパウンド9800 1 #16000 SOFT99 コンパウンド極細 50 09022 1 #16000 ピカール エクストラメタルポリッシュ 1 リンレイ ProMiraX スリキズキズ消しコンパウンド B-28 細目 0.7 WILLSON 超微粒子コンパウンド ホワイト車用 02036 0.7 リンレイ ProMiraX スリキズキズ消しコンパウンド B-28 超極細 0.5 WILLSON 超微粒子コンパウンド ダーク&メタリック車用 02037 0.2 Holts スーパーファインコンパウンド MH159 0.08~0.16 ※ウィルス(コロナウィルスやインフルエンザウィルスなど) 0.012 #20000 ハセガワ セラミックコンパウンド TT-25※印は参考値です。
メッシュ(#)はおよその目安ですが、粒径が「平均粒径」か「最大粒径」などの違いがあるためなのか、メーカーによって「粒径」に対する「~相当」の値が異なっていました。
液体コンパウンドなどは研磨中に砕けて粒径が小さくなるため、同じ番手でも耐水ペーパーや不織布の研磨材に比べて仕上がりがきれい(細かい)です。
ミガキロンZやスコッチブライトはナイロンの網状の研磨パッドですが、穴あけポンチ(皮抜きポンチ)などで丸く抜いてやり、ルータ(リュータ)で使う切断砥石の軸に差し込んで固定すると機械磨きができて便利です。
サンドペーパーなどもそうですが、切断する際にハサミを使うとハサミが切れなくなってしまうので、ポンチや刃が交換できるカッターナイフ(円のカッターなど)で切った方が良いです。
ハサミも砥石で研ぐ事ができる(包丁と異なり基本的に角度のある片面だけ研ぐ)ので、あとで研ぐからいいやっていう人はハサミでもOKです。
ポンチもサンドペーパーや研磨シートを何度も抜いてると刃が丸まってきますが、「包丁などの砥石 + 棒タイプもセラミックシャープナー」で砥げます。 穴あけポンチ用のシャープナーもありますが、砥石で外を研いだあと、棒タイプのセラミックシャープナーで内側を軽く砥げば(カエリを取る)切れ味が戻るので、汎用性の高い「包丁などの砥石 + 棒タイプもセラミックシャープナー」がおすすめです。
ピカールシリーズ
ピカールシリーズはお手頃価格で良い仕事をしてくれる研磨剤です。
形状による違いのほか、同メーカーから非常に多くの種類の製品が出ています。
NIHON MARYO KOGYO CO.,LTD. – Just another WordPress siteJust another WordPress sitewww.pikal.co.jp ピカール液180g入りで250円前後で売っています。
磨いているうちに粒子が細かくなり、磨き始めが10μmほどで最終的に2μm~5μmほどになるため、軽い小キズなら一気に仕上げまでできます。
包丁磨きなどでは耐水ペーパー#2000の小キズ(くもり)はこれで消えるので、軽いキズなら耐水ペーパー#1000のあと#2000をかけ、最後にピカール液で磨くとピカピカになります。 もう少し深い傷だと#400くらいから開始という感じで。 ただし、完全な鏡面にしたい場合はさらに細かい#12000~#30000あたりまでやる必要があります。
これで歯が立たない場合はピカールラビングコンパウンドが15μmと粗めなのでおすすめです。
灯油のような臭いがするため、気になる場合は臭いが無く研磨力も同等の「ピカールネオ」があります。 個人的には臭いがあった方が研磨後の洗浄が完璧か確認できるので、普通のピカール液が好みですね。
ピカールラビングコンパウンド140g入りで200円ほどです。
かなり柔らかく、チューブ入のピカールケアーや歯磨き粉に近い感じです。
ピカール液より粗いので、ピカール液で磨き傷が消えない場合はこれで何とかなったりします。
ただ、缶がやや開けづらく、蓋がだんだん曲がってきちゃいます。
ピカールネリ250g入りで450円ほどです。
同じ缶入でもピカールラビングコンパウンドと異なり、かなり固いので、ルーターやグラインダーのバフをこすりつけてから使います。
液体だと回転工具では飛び散りまくるのでこっちをメインに使いますが、これが飛び散るとネトネトとくっつくため、台所など洗い流せる場所ではピカール液の方が後片付けが楽です。
ピカール液より研磨力が上、ピカールラビングコンパウンドより下という感じですが、使ってみた感じではあんまりピカール液と変わらない気がします。
ピカールケアー150g入りで350円ほどです。
チューブ入なのでピカールシリーズの中で一番扱いやすいです。 液はキャップ付近が垂れて汚れ、缶入りは開けしめが面倒ですが、これは全く汚れないし非常に楽ちんです。
研磨力はピカール液と同じ程度ですが、コスパはピカール液の方がやや上です。
液よりはバフでの機械磨きでも飛び散りにくいですが、ネリと比べると断然飛び散ります。
他の研磨剤だとピカールの2倍近くはするので、この価格を維持してくれているのは本当にありがたいですね。