ロレンソ、引退を決めたもう1つの理由『薄毛になり、ヒゲも抜けるほどの苦痛だった…』
★ホルヘ・ロレンソ(38才、モトGPタイトル3回獲得)は、2019年末にモトGP選手を引退した。
★引退の理由は、当初、ホンダ機の適応に苦戦し、転倒により大ケガを負ったことが挙げられていたが、最近、ロレンソ本人が2019年に脱税容疑をかけられていたことを明かした。 当時、ロレンソ元選手は節税のためスイスに住んでいたが、スペイン税務局が偽装居住を疑い、2013〜2016年までの納税分(3500万ユーロ以上:約64億円)を請求してきたのだ。 なお、偽装居住の嫌疑をかけられたのは、2013年12月にロレンソ元選手がバルセロナ近郊の大邸宅の紹介動画を公開ししたためである。 税務局は同動画を見て、スイスの居住物件が比較的普通のマンションであったため、バルセロナの方が拠点ではないかと疑ったのだ。
★2025年12月末、ロレンソ元選手がポッドキャスト『Jordi Wild Podcast』で、脱税容疑の顛末を明かした。
【当時、(脱税容疑をかけられ)かなり不安な気持ちになったのでは…?】 「裁判所や裁判官の判断に、すべてを委ねなければならないわけで…すさまじい不安とストレスですよね。 あの年はホンダ機で好リザルトを出せずにいたけど、それ以外の理由もあって抜け毛になり、ヒゲが円形脱毛症になってしまったんですよ。 当時の写真を見ると、ヒゲは90%ぐらいなくなってるんですよね。」
【スペイン税務局はレースウィーク中もやって来て、モーターホーム内を捜査していたそうで…】 「そのため裁判で戦わなければならず…(弁護団から)数百万ユーロを請求され、しかも、費用を預託しなければならなかったんです。 イタリアの場合、預託金は請求額の10%だけで良いけれど、こっちは100%なんですよ…しかも、それに罰金や追徴金、利息まで加わるんです。」
【2021〜2023年に中央経済行政裁判所(TEAC)で裁判が行われ…結局、貴方がスペインに183日以上滞在していたことは証明されず、税務局の請求は却下された…】 「(スイス居住を)証明でき、裁判で無実の判決が出たんです。ある日突然、弁護団から連絡が来て…『朗報です。裁判で勝訴しました』って。 世界タイトルを色々と取ってきたけど、あの日はこれまでの人生でも1、2を争うぐらい幸せでした…人生が一変してしまう危険があったんだから。不当に人生を台無しにされてたかもしれないんですからね。」
【髭の方は…?】 「勝訴した後、10日ぐらいで生えてきました。凄いストレスだったんでしょうねぇ。2019年に僕が引退した理由の1つは、この税金問題だったんですから。」
(参照サイト:『Gpone』) (参照サイト:『Corse di moto』) (Photo:Instagram)
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