「吉沢亮、横浜流星、渡辺謙が人生をかけてくれた」 「国宝」李相日監督、釜山国際映画祭で語る
映画「国宝」の李相日監督(2025年4月撮影)映画「国宝」の李相日監督と主演・吉沢亮が、釜山(プサン)国際映画祭に参加した。21日、同映画祭の記者会見に臨んだ。韓国メディアが報じた。
韓国の各メディアは同会見を特集。エクスポーツは22日「日本で歴代トップ級の観客動員を記録している『国宝』の会見が開かれた。ヤクザの世界で生まれた歌舞伎の天才の一生を描く。日本の代表的な作家・吉田修一のベストセラー同名原作を土台に、李相日監督が演出し、日本で1000万観客を突破、歴代日本実写映画興行2位を記録した」と紹介した。
李相日監督は「2000年に初めて釜山に来ることになり、25年に30周年を迎えた釜山国際映画祭がますます発展する姿を近くで眺めることになった。釜山映画祭と多くの縁があり、私が映画を作るのにも多くの助けを受けた。このような縁で今回、釜山に来れば恩返しする機会になりそうだと思って来た」と話した。
吉沢亮は「初めて釜山を訪れた」と、韓国語のあいさつで始めてから「国宝が招待されて光栄です。昨日初めて韓国で上映した後、GV(観客との交流イベント)で観客たちがとても鋭い質問をしてくれた。みんなが真剣に映画を見ていることを肌で感じることができた」と感想を伝えた。
同監督は、観客動員1000万人を突破した理由を尋ねられ「理由はよく分からない。想像もできなかった。実は、歌舞伎の素材で映画を作るのは簡単ではない。80年前の映画以来、ないと聞いた。歌舞伎は劇場で見るもので、映画館で見るものではないという認識もあった。上映時間も3時間なので興行予想は難しい条件だった」と話した。
さらに「多くの日本の方々も歌舞伎について知ってはいるが、そこまで、何度も見る人は少ない。映画を通じて歌舞伎に新しい発見があるとありがたい。吉沢亮、横浜流星、渡辺謙ら有名な俳優たちが歌舞伎を演技しながら人生をかけて挑戦したことで、人気があったのではないかと思う」と分析した。
吉沢亮は歌舞伎役者の役のために1年半かけてけいこを積んだ。吉沢亮は「どうすれば美しく見えるかをたくさん準備した。ところが、いざ撮影に入ると、ただ美しくきれいに踊ってはいけないと、感情に合わせて踊ってほしいと言われた。とても難しいディレクションだった。このような演技、感情だけに没頭し、現場にいられる幸せな時間だった。私だけこんなに演技をしてもいいのかと思うほどセリフ1つ、場面1つに没頭して撮ることができた、ぜいたくな時間だった」と振り返った。