. 【C27】純正アンサーバック音を小さく調整可能にする
【C27】純正アンサーバック音を小さく調整可能にする
【C27】純正アンサーバック音を小さく調整可能にする

【C27】純正アンサーバック音を小さく調整可能にする

スマートキーで、ロック/アンロックした時に出る、確認ブザー音。 “ピッ” ”ピッピッ” の音(純正アンサーバック音)が大きすぎる…

スライドドアの動作警告音よりも先に感じてはいたのですが… 割と難易度が高くて時間かかりましたが、やっと上手く行きました。

先に同じような音量調整をされている方は、 ・ブザーの配線を抜いてしまう ・ブザーをスポンジやテープなどでふさぐ などされているようです。

どうせなら ・音量を簡単に無段階に調整できるようにしたい

そして… ・車外(エンジンルーム内)の作業はキライ なので、今回の方法となりました。

今回の作業概要は↑この図の通りです。

ロック/アンロック時にアンサーバック音を発生させているブザー(スピーカー?)の配線を一度切断。 その間にボリュームを取付して、完全消音から最大(純正のまま)まで音量調整可能にします。 実際の音の変化は、一番下にある動画で聞いてください。

今回の作業は、セレナのBCM(ボディーコントロールモジュール)の配線を加工します。 BCMはクルマの制御行う重要なコンピュータです。 不具合があると、エンジンがかからなくなるなどの重大な事態となる事があります。 すべて自己責任でお願いします。

BCMは、助手席の前のグローブボックス裏にありますので、グローブボックスなどを外します。 ↑の写真は、グローブボックスを外し、少し下から覗き込んだような状態です。 助手席アッパーボックス・グローブボックスの外し方1 助手席アッパーボックス・グローブボックスの外し方2

助手席アッパーボックスを外すためには、ナビ周りも外す必要があります。 結構面倒ですが、悩むより…外す方にちょっと手間をかけた方が 結果早くて簡単に済みます。 オーディオ・ナビ・エアコンパネルの外し方1 オーディオ・ナビ・エアコンパネルの外し方2

作業スペースを確保するため、邪魔なパーツを外していきます。 この黒い四角い物体…どうもスピーカーユニットらしい…を外します。 先に、白いコネクタを外してから本体を外します。 赤矢印の所にコネクタのロック解除ボタンがあるので、押しながら緑矢印…車両後方…に引き抜きます。

赤丸のネジ2本を外しますが、意外にネジの手前のスペースが狭いです。 コレ↓で簡単に外せました。

スピーカーユニットを外すと、こんな感じ。 更に金具付きの黒い箱を外します。 黒いネジを外して、金具を少し上に持ち上げながら、手前…車両後方…に外します。

黒い箱には、配線が繋がっています。 外して良い物か分からず… 外さずに作業することにしました。 外れたら、赤矢印の方に避けておきます。

黒い箱は、プラプラした状態で超邪魔なので、赤丸の所で結束バンドで縛って仮に固定しました。 緑の丸の辺りから、手を突っ込んで作業する事になります。 金具の端など鋭利な部分が多数あるので、ケガをしないように手袋をされることをおススメします。

助手席アッパーボックスを外すとこんな感じです。 目的のBCMユニットは、赤で囲った辺り…奥深くに付いています。

作業自体は、アッパーボックスを外さなくても可能です。 でも、絶対外した方が早くて確実に出来ます。

アッパーボックスを外した隙間から、BCMを覗き込んだところ。 この大きな黒い箱がBCMです。

BCMはこんなのです。 6個のコネクタが付いています。 緑40P(ピン)・黒40P・灰40P・灰16P・茶16P・黒24P 今回の作業では、真ん中辺にある、黒い24Pコネクタでの作業です。

黒い24Pコネクタのアップです。 赤矢印の所に、コネクタロック解除ボタンがあるので、押しながら手前…車両後方…に引き抜きます。

外れたコネクタを、下の方に持ってくるとこんな感じ。 かろうじて下から触れる位置に出すことができます。

緑で囲った所に、配線をまとめているビニールテープがあるので、中の配線を切らないように超注意しながらハサミで切って取り除きました。

黒い24Pコネクタはこんなのです。 こんな写真を撮るのも、結構難しいくらい作業スペースは狭いです。

目的の配線はコレ。 コネクタの配列から言うと、左上なので1番ピンでしょうか。 赤い配線が、ロック/アンロックの純正ブザーに繋がっています。

C27セレナのアンサーバックブザー配線(車外ブザー)は、 BCMの24P黒コネクタの1番ピン、赤色です。 同じコネクタに、赤配線は2本ありますので間違えないように! コネクタの左上、端にある赤配線です。

ちなみに、この黒いコネクタを抜いてドアを閉めると… こんな事態になります。。。 誰も運転席に居ないのに、ブレーキランプまで点灯していて超(@_@;)ビックリ…

これを見たときは、作業後に何かエラーでも残るのではないかと結構不安でした。

さて、心おだやかに、本当にコネクタや配線が合っているか確認して… 切断後の作業を良くイメージして、位置を決めたら…

赤い配線を一度切断します。

あまりコネクタに近すぎると後の作業に困りますので、良~く考えて切りましょう! 露出している配線の、ちょうど真ん中付近が良いかと思います。

一番上の画像の通り、ボリューム回路を追加します。 切断した配線それぞれから、配線を延長することになります。

本来なら、ギボシ端子を付けるか、はんだ付けするのが安心確実なんですが… 今回はとにかく作業スペースが狭いので…どうしようか考えた末にこんな方法で。

エレクトロタップを、ダブルケーブルの先に取付しておきます。 赤矢印の所に、エレクトロタップのフタが来るようにしました。 コレは、後でBCMの配線を取付する時に配線の向きがどちらでも良いように考えての事です。 作業スペースが狭い場合は、こんなちょっとした工夫で作業性がかなり上がります。 エレクトロタップの使い方はココに。

エレクトロタップをBCM配線に取付したところ。 いつものプライヤーで、イメージより簡単に付けられました。

エレクトロタップにはどちら側からでも配線を差し込む事ができますが、配線の先がエレクトロタップからハミ出さないように注意です。 ハミ出すと、そこでショートする可能性がありますので。

反対側、コネクタ側の配線もエレクトロタップで延長配線を取付。 手元に0.5sqの太さのケーブルしかなかったのでソレを使いましたが、エレクトロタップの規格を超えているので… 本来は0.2sq↓くらいのケーブルを使う方が良いでしょう。

こんなところの配線、絶対やり直したくないので… 外れないようにいつもの結束バンドでがっちり縛りました。

延長配線を取付したコネクタを、BCMに戻したところ。 特に車両側にエラーが残る事もなく、一安心。 でも自己責任でお願いしますね!

このままだと、分岐配線を引っ張られるとエレクトロタップに負担がかかりそう。 なので、配線が引っ張られないように固定しました。

音量調整用のボリュームは、以前作成したスイッチボックスのスイッチ群と一緒にケース収納。 面倒でしたが、ケースを新しく作って入れ替えました。 赤囲いのボリューム部品以外は、今回の作業に関係のないスイッチです。

スイッチボックスの作り方はコチラ ボリュームの使い方、配線の接続方法はスライドドアの時と全く同じです。

ボリュームは、スライドアの音量調整では100kΩBカーブを使いました。 当初同じボリュームを使っていましたが、音量調整がシビアな上 音調が変わらないのに回さなければならない部分が多くイマイチでした。

後日10kΩに交換したところ、良い感じです。

今回は以前製作したスイッチボックスではボリュームの部品の幅が大きくて入らなくなり… ケース幅の大きな、タカチのTW5-3-10Bを使いました。

元からあったスイッチを1個減らして、ボリュームを取付。 ボリュームの配線2本は、分かりやすく別にしておきました。

ボリュームとツマミの入手先は、送料が500~600円かかるけど… 秋月電子をおススメします↓ ボリューム10kΩBカーブ スイッチ付き ツマミ スライドドアのブザー音調整用の部品なんかも、 一緒に注文してもホントに安価で済んでしまいます。

ちなみに、今回使用したボリューム部品の最大電流値は0.125Wですが、純正アンサーバックの電流は0.1728Wほどでオーバーしております。。。 この辺も自己責任で使ってください。

ボリュームをクルマに取付します。 BCMから引き出した、2本の配線に、ボリュームの配線を接続。 単純に、抵抗値が変化するだけですので、極性はありません。 2本の配線は入れ替わっても大丈夫。

ただし、ボリューム部品の3つの端子のうち、ドコに接続するかにより ・ボリュームを右に回して音が大きくなる ・ボリュームを右に回して音が小さくなる どちらかを選べます。 普通は、右に回すと音が大きくなる、ですから、間違えないように。 ボリュームの接続方法の詳細や、ケースの加工方法はココにあります。

マジックテープで、助手席アッパーボックス内に貼り付けしたところ。 当初スライドドアの時と同じ100kΩBカーブスイッチ付きボリュームを使った所… 左いっぱいに回せばOFF、右いっぱいに回せば最大音量(純正音量)ですが… 最大音量から左に少し回しただけで すぐに音が聞こえないくらい小さくなってしまいました。 ↓解消済みです↓

※2021.2.15追記※ ボリュームを、10kΩ Bカーブスイッチ付きの物に交換しました。 結果、OFF~最大のボリューム可動範囲ほぼ全域で音量調整が出来るようになりました。 やはり、10kΩが良さそうです。 本当はBカーブじゃなくてAカーブのボリュームの方が音量調整用途には適しているのですが… 定格電流がAカーブの方が低い物が多く…もう、これでいいね(笑)

C26セレナの車外ブザー配線は、ココのようです。 残念ながらクルマが手元にありませんので確認できないですが、同じ手順で同じ事が出来そうです。 どなたかチャレンジして出来るかどうか教えてください。

今回ご紹介したのは、BCM(ボディーコントロールモジュール)をいじる作業です。 参考にされる方はくれぐれも壊さないように…ケガにも注意して、自己責任でお願いします。

 

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