. 【薬屋のひとりごと】壬氏の正体をイラスト家系図で解説!
【薬屋のひとりごと】壬氏の正体をイラスト家系図で解説!
【薬屋のひとりごと】壬氏の正体をイラスト家系図で解説!

【薬屋のひとりごと】壬氏の正体をイラスト家系図で解説!

後宮の管理人をしている麗しの宦官かんがん・壬氏じんし。彼は一体何者なのか?

【結論】壬氏は阿多アードゥオ妃と帝の息子です。しかし壬氏はこのことを知らず、自らを皇弟おうてい(帝の弟)だと思っています。

どういうこと…?そもそもなんで宦官かんがんのフリしてるの??

この記事では壬氏の複雑な事情を、イラスト付き相関図を交えて分かりやすく解説します!

原作小説最新刊までのネタバレががっつり含まれますのでご注意ください。

薬屋のひとりごと 記事一覧 

目次
  1. 【結論】壬氏の正体
  2. 赤子の取換えっ子
    1. 出生を知る者
  3. 後宮管理人をしている理由
    1. 帝の対応
  4. 皇弟として動く壬氏
  5. 出生のややこしさが起こす問題
    1. 壬氏の反乱
    2. 帝と阿多の約束
    3. 阿多の後押しで臣下降格が濃厚に
  6. 壬氏の正体が明かされるのは何話(何巻)?
  7. まとめ
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【結論】壬氏の正体

本名:華瑞月かずいげつ、年齢は登場時19歳。

19歳は数え年だから、現代日本の感覚からすると18歳か17歳。猫猫の1つ上!

帝みかどと阿多妃アードゥオヒの息子です。

ところがこの出生は本人にも隠されており、世間や壬氏本人は壬氏を皇弟おうてい(帝の弟)だと思っています↓

皇帝は兄ではなく父親だった…!

なぜこのようなことが起こったのか?それは皇太后こうたいごうと阿多妃がほぼ同時期に男児を生み、赤子を取り換えたためです。

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赤子の取換えっ子

同時期に子供を産んだ皇太后(安氏あんし)と阿多妃アードゥオヒ。

しかし母親二人の心は冷え切っていました。

  • 阿多妃……出産時に「子供に何かあった時、東宮である先帝の子が優先される」と知って絶望する。
  • 皇太后……自らを放置して幼女の元ばかりへ行く先帝を憎んでおり、その子供も可愛がれなかった。

動いたのは「自らの子を守る手段はないか?」と考えた阿多妃でした。

「取り違えても気づきませんね」半分戯れ、半分本気で。相手がどちらともとれるように。侍女や乳母たちは下げていた。

安氏は阿多妃の行動を受け入れました。

息子の子は可愛いが、帝の子は憎かったのかもしれない。

この後、阿多が引き取った本物の皇弟は死亡。阿多の侍女頭・風明フォンミンが赤子に蜂蜜(NG)を食べさせてしまったことが原因でした。

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阿多の行動から帝も真実に気づき、八つ当たりもあり医官・羅門ルォメンを去勢・追放しました。

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壬氏の本当の出生を知るメンバーは

  • 帝・安氏・阿多・水蓮みかど・アンシ・アードゥオ・すいれん
  • この一件で追放された羅門ルォメン
  • 阿多の命令で動いている雀チュエ
  • 猫猫マオマオ

です。

水蓮すいれんは阿多たちの協力者です。帝は自力で気づき、羅門は多分気づいているだろうな…という感じです。

猫猫は1巻時点で感づきつつも知らないふりをしていましたが、13巻で阿多からはっきり暴露されてしまいます。

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衝撃なのが自らの出生を壬氏本人は知らないということです。

この事実が「壬氏が後宮管理人をする理由」に繋がっています。

後宮管理人をしている理由

壬氏は東宮とうぐうの位を明け渡すため、後宮管理人になることを志願しました。

東宮は「待っていれば国のトップに立てる立場」です。それを捨てたい。こんな考えに至ったのは自らが不義の子では?という疑いからでした。

壬氏の考えをかみ砕いて説明するとこうなります。

  1. 幼女趣味の先帝が、もう幼女ではなかった安氏と本当に子(自分)を成せたのか?
  2. 思えば自分の顔は父・先帝にも、母・安氏にも、兄・帝にも似ていない……
  3. 自分が不義の子(安氏と他の男の子供)なら、東宮の位を明け渡そう!
  4. 後宮を管理することで正統な東宮を成す過程を補助しよう!

重い悩みを誰にも相談できなかった壬氏様つら……

帝の対応

もちろん皇弟が宦官のフリなど、帝(兄・本当は父)は反対します。

しかし壬氏は帝に賭け碁で勝利して、この無茶な要求をのませてしまいます。

でも周りへの説明はどうするの?

壬氏が宦官をするにあたり「皇弟おうていは引きこもり」という噂を流していました。

結果的に壬氏が皇弟として初めて表舞台に立ったのは「子しの一族の討伐」。これに上級妃・楼蘭ロウランもかかわっていたため

「膿を出すためだった」

という理由で周囲には認知・納得されています。

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皇弟として動く壬氏

壬氏は原作4巻から「皇弟おうてい」として動いています。

これには「自分が不義の子では?」という疑問が解決したことが関係しています。

解決をもたらしたのは、先帝の御手付きになり後宮から出られなくなった中年女性・深緑シンリュの言葉でした。

「皆、若い頃のあのかたの姿を知らないようですね。晩年は、見る影もない姿だと聞きました」「あのかたもまた、甘い蜂蜜のような声と、天女のような顔かんばせでした」

自分が若い頃の先帝に似ていると知った壬氏。年老いた姿しか見たことが無かったため、今まで似ていないと思い込んでいました。

壬氏は深緑の言葉で出生への疑いが杞憂であったと確信し、宦官を辞め、皇弟として動き始めます。

微妙な勘違いが発生してるけどね?先帝は父じゃなくて祖父だよ…

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出生のややこしさが起こす問題

先帝の子(皇弟おうてい)か、現帝の子か。物語開始当時は壬氏がどちらの立場をとっても「東宮とうぐう」でした。

しかし4巻で玉葉妃ギョクヨウヒに男児が生まれて状況が一変。現東宮は玉葉后ぎょくようきさきの男児になっています。

もしここで壬氏を「現帝の子だ」と発表すれば、梨花妃リファヒの男児も巻き込み後継者争いに発展する恐れがあります。

しかし壬氏に次期皇帝になる気は微塵もありません。それどころか皇弟という立場ですら不要と思うほどでした。

「私は敵になりたくありません」「玉葉后の敵に」

これは壬氏のプロポーズに対しての猫猫マオマオの返答です。

なんとしても猫猫と結婚したい壬氏は、この後驚くべき行動に出ます。

壬氏の反乱

8巻にて、壬氏は帝・玉葉后・猫猫みかど・ぎょくようきさき・まおまおの前で

自らに『玉葉后の奴隷の焼き印』を押します。

……はい?

まごう事なき自傷行為。これは

玉葉后ぎょくようきさきの敵になりたくないという猫猫の願いを叶えるため。そして皇族をやめたいという壬氏の主張でした。

そんなに……!?

「月の君」と呼ばれている壬氏。(下々が本名を呼ぶと不敬にあたるため)本名「華瑞月かずいげつ」を帝みかどにしか呼ばれないことを寂しく思っています。

だから自分を(部下にして)名前を与えて欲しい。

「私を人にしていただけませぬか」

そうのたまった壬氏に帝は激怒します。

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帝と阿多の約束

帝が激怒した理由、それは壬氏を次期皇帝にしたいと考えていたからでした。

帝と阿多はかつて「阿多を国母にする」という約束をかわしていました。これは即ち阿多が生んだ「壬氏を次の帝にする」という約束です。

帝が一番に愛していた妃は幼馴染である阿多でした。しかし壬氏出産時に子宮を失くしてしまった阿多は、(だいぶ帝が粘りますが)後宮を出るほかなくなります。

玉葉妃との男児ができ、玉葉妃が玉葉后になった今も、帝はまだ国母の約束を守り続けようとしていました。

そこに壬氏のトンデモ行動。

出生を伝えていれば…と後悔したであろう帝。もし伝えていれば、壬氏は焼き印押しをとどまったかもしれません。

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阿多の後押しで臣下降格が濃厚に

焼き印事件のストレスもあり、盲腸炎にかかった帝。

手術が失敗した際に備えての身辺整理で壬氏・阿多を呼び出し、そこに猫猫も加わることになりました。

『時期帝になりたくないか?』という帝の直球な質問に

『なりたくないし、やらねばならぬ場合は猫猫を解放する』と告げた壬氏。

その他者を思いやりすぎる態度に両親二人は『帝には向いていない』と判断します。

ということは……!?

阿多からの後押しも影響し、壬氏は現在臣下降格が叶いそうな状態になっています。

しかしそのことはまだ壬氏には告げられてません。

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そして「皇族を辞めたところでどうするのか?」という問題も残っています。

16巻で壬氏に「平民にでもなりませんか?」と弱音を吐いた猫猫。

猫猫は「人を罰する」ことが苦手であり、しかし悩みを壬氏に話してしまえば壬氏は立場上動かざるを得ない…

この状況に不自由を感じたからでしょう。

「相談したい」と思えるほど、壬氏は猫猫の中で大切なところまで来ている…!

これに対して壬氏がどう動くのか…転職が必要なら問題は山積みですし、現実的に問題は様々残っています。

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壬氏の正体が明かされるのは何話(何巻)?

壬氏の正体が明かされる話は何巻何話なのか?

これは色々と段階を踏んで、最後の真実にたどりつくという面白い構成となっています。

  1. とっても敏い人は気づくレベルの話…小説1巻(阿多が柘榴宮を出て行く話)➡薬屋のひとりごと – 33 阿多妃
  2. 壬氏の身分について匂わせ程度の話…小説3巻(建国神話と色彩異常の話)➡なろう版無し。スクエニ版10巻・11巻、小学館版11巻
  3. 宦官ではないと分かる話…小説3巻(蛙)➡薬屋のひとりごと – 二十、熱後編
  4. 皇弟だと明かされる話…小説4巻(子の一族の制圧)➡薬屋のひとりごと – 三十九、踏まれた雪
  5. 実は皇弟ではなく帝の子供だと明かされる話…小説5巻➡なろう版無し。漫画二種類、まだ未対応。

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まとめ

壬氏の正体は

  • 帝と阿多の息子
  • 表向きは先帝と安氏の息子(皇弟)
  • 真実は壬氏本人も知らない
  • しかし壬氏は皇族を辞めたがっており、その望みは叶いそうな雰囲気
  • 辞めた所でどうなるのか?は詰められていない

物語の中でも核になる、センシティブな情報でした。

皇族と聞くと普通の娘はときめきますが、壬氏が恋をするのは猫猫。故に面倒くさく自由の利かない立場は、恋愛の障害となっています。

この後壬氏の立場の変更が帝から告げられるのかに注目です!

壬氏・猫猫が納得のいく道を歩めればいいですね!

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